Archive2007年07月 1/1

The Cranberries - No Need To Argue

 ようやくメタル色からは抜け出したものの女性歌モンからは相変わらず抜けられなくて、こないだMoonlightというバンドを聴いていてどこかクランベリーズ…と思って聴き直してしまったのでついでに書いておこうかな~って(笑)。どのアルバムがいいかな~なんて思いながら選んでいる楽しみってのはなかなか楽しいものがある。もうそんなこと何年もやってるのに今でもそういう作業が楽しいってのは凄いな、ほんと。まぁ、その分最近...

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Female Gothic Metal

 う~ん、ここのトコロ二週間以上に渡って女性ボーカルもののゴシックメタルバンド系を取り上げてきたんだけど、70年代英国ロックが基本だった自分的には新たなる世界とジャンルで、ロックはまだまだ進化しているんだなぁと驚きと感動を隠せないものでしたね。まぁ、中には普通にハードロックバンドだよってのもあって自分の認識違いもあったけどそれでも流暢なスピードを持ったハードロックバンドのフロントが綺麗なお姉ちゃんっ...

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Tarja Turunen - Henkays Ikuisuudesta

 フィメールゴシックメタルバンドの代表格でもあるNightwish、その看板でもあったボーカルのターヤ姫が昨年脱退し、バンドは既に新たなるボーカルを据えて活動再開しているトコロで、これもまたなかなかよろしい様子なのだが、一方であれほどのオペラティックな歌声を聴かせてくれていたターヤ姫の行動の方が気になって、ちょこっと追いかけてみると…。 Tarja Turunen 「Henkays Ikuisuudesta」  こんなソロアルバムが出ている...

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Moonlight - Floe

 Moonlight「Floe」 ユーロ圏と言うのは実に多国籍なバンドがひしめいていて、当然ながら民族的な個性をロックのサウンドに採り入れながら独自の解釈を見せることで幅を広げる、または独自色を打ち出すのは常套手段。ゴシックメタルの中でもそういった独自性を打ち出すことに成功している例がある。多くのバンドはどちらかと言うとゴシック様式という音楽性を出す事が独自色だと思われている節があるが、その中で更に独自の民族...

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Tristania - World of Glass

 やはり寒い国の音楽は構築美に溢れているのか、ひたすらシンフォニックなサウンドを綺麗に奏でるバンドが目立つ。もちろんそういうのばっかりを漁っているからってのはあるが、それでも国を選んでアルバムを選んでいるワケではなく、それ系のバンドを探して漁っていたら北欧系が多かった、というだけなのだ。なんつうか、新たなるジャンルだったのでどうやって探してよいのかさっぱりわからなかったので、ネットであれこれと調べ...

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Epica - Consign To Oblivion

 オランダのゴシックメタルバンドの系譜図ってのが結構色々と広がっているみたいで、他国だとそこまでメジャーシーンに出ているバンドが多くないためか、系譜図に至る前にバンド名知らないっていう状態だけど、オランダは何故かその辺割とメジャーだったりする。まぁ、そういうのを細かく追って行くと現地国でのバンド状況に詳しくなったりするし、今のインターネット時代ならそれも簡単に出来るだろうけど、なかなかねぇ、やっぱ...

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The Sins of Thy Beloved - Perpetual Desolation

 まだまだ続きますフィメールゴシック系メタル作品。こんなのばっかで実にユーロ何カ国を跨ぐように聴いているのが結構驚きだけど、様式美=ゴシックってのはやっぱヨーロッパならではのものだろうし、だから故に気に入ってるんだろうから、国が異なるのはある種必然的かも。でも凄いのはそういうのがそれぞれしっかりと情報として入ってくる事だ。多分それぞれの国ではトップの部類に属するバンドばかりだろうからヘンな駄作を聴...

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Edenbridge - The Grand Design

 さすがに自分の好みが分かってくると一気にかき集めたアルバム群が何となく魅力無くなって見えてくるから怖い。ネットで調べてみると、そういう音だったのかなぁ…と勝手に思ってしまうし。何とかっつうバンドと似てるので…と書いてあると、あぁ、それ気に入らなかったバンドだったなぁ…って事はこれもダメか?とか。で、どんどん聴く順番が後ろに回っていく。だが、それでもいつか順番は回ってくるものなのでしっかりと聴くが、...

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Lunatica - The Edge Of Infinity

 恐ろしいもので多少興味を持って調べているとやっぱり人間学習能力が付くようで、ようやく色々分かってきた。どうやら最近のメタルの傾向にはかなり細分化されたジャンルがある事が解明されてきて。いや、その筋の方にはてんでちんぷんかんぷんな記事が続いたのではないだろうかと思うが、まぁ、聴いた素直な感想なのでよろしいじゃないですか。つまり、メロディックメタルやスピードメタルやゴシックなど色々と分かれてるらしい...

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Xandria - Ravenheart

 相変わらずゴシックメタル女性ボーカルバンドばかりを聴き漁っているが、あれこれ調べてみるとなかなか面白い事が分かってくる。やっぱり英国のアニー・ハスラム嬢のクリスタルボイスを配したRenaissanceが大元の元祖になっている系譜ってのが見えてくる。それが大体25年経ってから出てくるってのが凄いんだけど、まぁ、その間にはAll About Eveというバンドを挟んで耽美的な繋ぎってことになる。そこから90年代中期になってから...

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Elis - Dark Clouds in a Perfect Sky

 Within Temptationの美しき歌声と旋律、そしてNightwishのオペラティックな美声と同じくシンフォニックな曲構成というものがやはりかなり高いレベルでの象徴だということは世間の人気が証明していることであり、そのレベルでのアーティストを求めようとするとなかなか見つからないものだったのだが、小国リヒテンシュタインという国から出てきたElisというバンドにはそれを兼ね添えて持っている面が見え隠れしている。 Elis 「Da...

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After Forever - After Forever

 う~む、いくつもこんなの聴いてると当たりが出た時の嬉しさってのはなかなかいいね。実際聴いてみるまで自分が好むのかどうかが分からないので、あっちこっちと手を出さざるを得ない状況で、ようやく好みの音が分かってきた。多分構成的には平坦じゃなくて多少ドタバタしてる方が良くて、壮大なオーケストレーションやコーラスが正にゴシック調に入っていて、展開も派手で凝ってるのが良いらしい。だからNightwishとかWithin Te...

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Lullacry - Be My God

 フィンランドから出てきたLullacryなるバンド、こちらも美しき女性の歌声をフューチャーしたバンドなんだけど、あんまりゴシックメタル的な音ではなくってもうちょっと女性ボーカル版ハードロックという感じで、壮大なるシンフォニックさや重さっつうのとは割と無縁なバンド。フィンランドっつう国は結構ゴシック系やメタル系がたくさん出てきていて、割とそういうのが盛んだということらしいんだけど、女性ボーカルでハードロッ...

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Forever Slave - Alice's Inferno

 いわゆるゴシック系メタルの定義だが、最近何となく分かってきた事はデス声っつうものが有るか無いか、って事くらいじゃないかと。いや、個人的には女性ボーカルものしか聴かないのでデス声には興味はないが、いくつかの作品にはそういうのが入っているものもあって、実に邪魔クサイとしか思ってない。コレもしょうがないが、美女と野獣と呼ばれるコントラストが売りになっているのだろう。そもそもが英国の美しきプログレッシブ...

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Leaves' Eyes - Lovelorn

 耽美系ゴシックメタルバンド、と言われつつも聴いているとどんどん英国プログレッシブ女性ボーカルとの近似を感じてくるところがこのジャンルの面白さなのかもしれない。多分英国的なニュアンス、例えばメロウキャンドルで感じるような浮遊感と耽美感というものがバックの音は相当ハードになっているものの同じ感覚で感じられるのがこのジャンルの特徴だ。そして何枚か聴いている中でかなりヒットな作品を本日は書いてみよう。 L...

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Theatre of Tragedy - Velvet Darkness They Fear

 Theatre of Tragedy 「Velvet Darkness They Fear」 相変わらずゴシックメタル+女性ボーカルの世界を堪能しているのだが、いや、これほどまでにバンドが多くてしかもそれが世界各国に跨っているとは思わなかった。それぞれのお国柄が出てきている部分はあるんだろうけど、まだそこまで研究できてない新たなジャンルです。色々あるんだなぁと感心しながら日夜聴き倒している状況です。 何とも官能的なジャケットなことでしょう...

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Lacuna Coil - Comalies

 今度はイタリアの歌姫が主役の、そしてアメリカをも制覇してしまったゴシックメタルバンドとして名高いLacuna Coilへ進もう~。漁ると続々と出てくるこの手のバンド、それぞれ個性豊かで面白いしお国別の特色なんてのも一応出てきていてなかなか楽しめる。イタリアっつうことでやっぱり古き良きイタリアンロックの流れからああいう壮大で仰々しいドラマティックな泣きものだったら上手いんだろうなぁと憶測を巡らせていたものの...

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Nightwish - End of An Era

 女性ボーカルによるヘヴィメタル…っつうか今の言葉だと何て言うんだろうな、ゴシックっつうのだけではないと思うが、まぁ、いいや、ヨーロッパにはそんな様式美を売りにしたバンドがわんさかあるみたいで、一時期それらのバンドを幾つか漁って是非ヨーロッパの構築美と激しいハードロックの素晴らしさを楽しんでみよう、と思ったのだが、70年代プログレ慣れした耳にハマり込むサウンドっつうのはなかなか多くはなかった…と言うか...

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The Gathering - Mandylion

 ゴシックメタル+女性ボーカルものにちょこっとづつハマりつつあるけど、なかなかこういう新たな世界っつうのはどういう手の出し方をして良いのか難しいものがある。それでもまぁ気に入った世界なのであれこれと調べて試行錯誤しながら入手して聴いてみるが…、まだまだ良いかどうかの指標が自分でもよく分からない部分もある。それでも伊達に何十年もロック聴いてないのでそれなりに良く出来たアルバムかどうかってのは感覚的に理...

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Within Temptation - The Silent Force

 女性ボーカルで高音域がかなりしっかりしていてバックの演奏がヨーロッパ的で、歌メロがある程度キャッチーだったりすると概ねアニー・ハスラムを彷彿させる、と言われることが多い。もっともその領域でそのまま居座り続けられた人ってのは少ないけどね。一方アメリカではこのようなサウンドにヘヴィメタルの要素を加えたものをゴシックメタルと呼び、ひとつのジャンルとして確立されている。これはもちろんヨーロッパに顕著なジ...

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Renaissance - Scheherazade & Other Stories

 同じピアノを中心とした楽曲でもこうまで異なったサウンドが出てくるかと思うのがいわゆるプログレのピアノ中心バンド。もっとも当然のことながらジャズとは正反対のクラシック音楽という正統派の流れから構成されているモノが多いので当然毛色は違うワケだが、それ故にひとつの楽器でもここまで異なる音楽を紡ぎ出すっつうのはなかなか楽しめる。もっともプログレバンドの中でもジャズよりのバンドのサウンドであればそんなに変...

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Thelonious Monk - Bill Evans - Mal Waldron

 R&Bのピアノの偉人がいて、ポップスでのピアノの偉人を紹介したので、ちょっとテンション落ちるだろうなぁと思いつつもやっぱりピアノと言えばジャズの世界だよな、と。暑い夏を迎えつつあるこの季節、あまりしっとりとしたジャズを聴く気分ではないのだが、逆に「真夏の夜のジャズ」みたいな名作映画があったり、そこでも何故かインパクトを残していたセロニアス・モンクとかね…、クールにバップするピアノってのがこれまたポッ...

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Billy Joel - Billy The Best

 ピアノをメインの楽器とした素晴らしきソングライティングのできるアーティストってのは多分いくらでもいるんだと思うけど、黒人代表がスティービー・ワンダーならば、アメリカの白人代表はやっぱりビリー・ジョエル、かな(笑)。実はこちらもあまり聴いたことがない…、「イノセント・マン」だけはアルバムで聴いたことあるけど他はよく知らないのだな…。ってなことで恒例のベスト盤「ビリー・ザ・ベスト」ゲットにて片っ端から...

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Stevie Wonder - Definitive Collection

 盲目のピアニスト…というか天才少年と呼ばれた人がもう一人、スティービー・ワンダーがいるね。モータウンからデビューしたのが12歳だか13歳だか、そのくらいでやっぱりカバー曲をいくつもこなしていて、それも当時としては珍しかったらしい白人の曲をカバーってことで、そのセンスの良さを物語っている、ようだ。 いやぁ、あまり趣味的範疇になかったのでこれもあんまり聴いたことがなくっていくつかCMなり昔のチャートに入っ...

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Ray Charles - Greatest Hits

 盲目のピアニスト、と呼ばれることも多いけど実際には盲目のソウルマンって感じかなぁ。レイ・チャールズさんね。日本では割とメジャーな人だし、CMにも出てたことあるしもちろん映画「ブルース・ブラザーズ」での出演もあって憎めないキャラクターの音楽家として知られてるよね。ブルース映画祭の中の「ピアノ・ブルース」っつうクリント・イーストウッド監督のヤツでも思い切り出てきていて、ブルースを語りピアノを奏でるっつ...

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The Blues Brothers - The Blues Brothers

 随分と昔に見たキリとなっている映画のひとつにブルース・ブラザースがある。今思い起こしてみると果たしてどんな映画だったっけなぁ、とストーリーすら思い出せない。というかそもそもストーリーがあったのかと思うのだが、どうやらきちんとしたストーリーがあったらしい(笑)。ネットで見ているとそういうもんだったかな、とかなり疑問符が頭を駆け巡るものの何となく思い出してきた。もちろんビデオは持っているのだが、なか...

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Aretha Franklin - Lady Soul

 アメリカを代表するソウル歌手として今でも現役のアレサ・フランクリン。こないだWWEのレッスルマニアを見ていたら冒頭にアレサ・フランクリンのピアノと歌と合唱によるライブを持ってきてて、そこでも見てしまったんだけど、いやぁ、すごい。もうでっぷりと太りまくったアレサ・フランクリンがカラダを重そうにしながらも相変わらずの声量で歌い上げていたなぁ。やっぱ伊達じゃないね、貫禄ありまくり。 Lady Soul Live At Fi...

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Carole King - Tapestry

 世の中の名盤ながらもあまりマジメに聴いたことのないアルバムっつうのがいくつもあって、何をロック好きのマニアぶっているのかと思われる方も多いのかもしれんが、まぁ、それはそれで。哀しいかな音楽っつうのは聴かなくても害はないもので、聴くと害があることの方が多い。が、これだけ世界中で音楽というものが受け入れられているっつうのはやっぱり聴くと感性が騒ぎ出すっていうトコロが良いんだろうな。だから好みがあるべ...

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Simon & Garfunkel - Sounds of Silence

 う~む、どういうワケか古き良きアメリカンポップスに雪崩れ込む気配がしているのだが、それというのもカーペンターズを書いた後に何に繋げたモンかと思っていたところ、Iron Roseryのエヴァ姉さんのコメントにS&Gという文字が躍っていたのを読んで、早速そういう方向もあったか…と(笑)。いや、女性ドラマーで考えてたんだけどこれがなかなかいなくてね、ちと困ったなと思ってたトコロだったのでS&Gでいいか、と。  サイモン...

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The Carpenters - The Best of

 姉弟バンドとして多分一番有名なのはホワイト・ストライプスではなくカーペンターズなんじゃないかな?先に書いておくのだが、個人的にカーペンターズを一生懸命聴いたことはもちろんなくって(笑)、ただまぁ、あれこれ音楽というモノを意識している生活をしているとやはりあれやこれやとカーペンターズの情報なり音楽なりっつうのは知ることになるワケで、それはもうそういう文化を創り上げたモノが強いと言うのか…、興味のあ...

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