Archive2006年12月 1/2

Led Zeppelin - IV

 2006年最後のレビューはやっぱりロックの名盤で締めよう。過去から未来に於いて史上最大最高のロックバンドと云えばひとつしかない。レッド・ツェッペリン。その中でも今回は最高傑作として誉れ高いアルバム「Led Zeppelin IV」を書き連ねてみようか。いや、Zepに関してはファーストから順番に機会がある毎に書いているのでたまたま四枚目の順番になっているのだが、年明けも多分ロック名盤をいくつか乱列していこうかな、と。 ...

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Loudness - Disillusion

 80年代のHMシーンが盛り上がってきた中、アメリカではLAメタル全盛期、それまでの英国から発祥したNWOBHMの流れが完全にアメリカで市場になっていた頃、日本代表としてキッズの声援を背に負いながら世界進出を果たしたラウドネス。日本風のアレンジや戦略は一切なしで正に向こうの土俵で勝負を賭けた心意気は見事なもの。しかもまだ駆け出しだったモトリー・クルーとジョイントしてて、さすがに世界戦略を担うバンドは違うものだ...

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Flatbacker - 戦争

 様式美こそがヘヴィメタルの美しさとも思われていた時代、ジャパメタブームもかなり盛り上がり、一連のバンドが出揃った中で北海道からとんでもないサウンドを引っ提げたバンドが出てきた。北海道出身のメタルバンド代表と云えばサーベル・タイガーが筆頭になるが、それよりも遅くシーンに登場してきた割にはその骨太な音で世界進出までしてしまったフラットバッカー。当時はもの凄い衝撃を与えたモノだ。 元々パンクやハードコ...

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Earthshaker - Fugitive

 日本のロックも洗練されてきた1980年代、関西ヘヴィメタルシーンが密やかに盛り上がりつつある中、一足先に躍り出てきたのがアースシェイカーだ。この時期の通称ジャパメタ一連のサウンドは70年代後期を一世風靡したレインボウに代表されるシンプルなリフとドラムによるサウンドがモチーフになっていることは明らかで、当然あのサウンドにやられた連中がこぞってバンドを組んだ結果のひとつとして捉えられる。中でもアースシェイ...

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子供ばんど - We Love 子供ばんど

 英国でパンクロックが勃発した1976年、日本でも若干遅れながらも同じシーンがアンダーグラウンドで生まれていた。もちろん英国のそれに触発されたものも多かったが、70年代後半は正にアンダーグラウンドシーンが盛り上がっていた時期だ。しかし、その中でも英国の流れを一切無視するようにバリバリのアメリカンロックでライブハウスを盛り上げていたのが今や落ちぶれた…とは云わないが、うじきつよし率いる子供ばんどだ。 メジ...

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カルメン・マキ&OZ - ファースト

 カルメン・マキさんのウェブサイトをちょくちょく覗く。ライブ情報を確認して見れる日時で見たいなぁという思いが強いのだが、未だにその機会に巡り会えていない。今彼女は色々なプロジェクトで歌っているようで、アコースティックモノだったりゲストものだったりと多様な活動をしている。まだまだ全国行脚も行っているようだし、なかなかタイミングが合わないのだ。しかし近いうちに見に行きたいなぁと思っている。一番観たいし...

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頭脳警察 - 1

 これまたクリスマスに聴く音楽でもないし、書く音楽でもないのだが、自分的に行きがかり上しょうがないなぁ~ってのもあって今のところ書き進めないと気が済まないだけなんだが(笑)。まぁ、いいじゃないか、クリスマスで世間が浮かれているのもありだが、そういう時代は自然に来たのではなく然るべき過程を経てこそできたものなのだという事実に気付いてみるのも面白いでしょ。そんな時代の旗手ともなり、そして「ロック」とい...

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村八分 - Live

 世の中クリスマスイブってことで相変わらずのクリスマス商戦と、カップルのデートが盛んな良い時期に、何故にかしらんが、クリスマスなんぞとは全く無縁としか思えない退廃的な70年代初頭の日本のロックを書いている自分…、う~む、ま、いいや(笑)。しかもよりによってその中でも最もツマハジキな日本の伝説のロックバンド、村八分だ。ある意味で奇跡のバンドとしか思えないのだが、ま、世の中には無頓着っつうことでクリスマ...

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外道 - Live

 1970年代半ば日本のロックが栄え始めていた黎明期には多くのアウトローな連中がひしめいていた。そしてどれもこれも筋金入りのロッカーばかりで一般人には近寄れない譜に気とカリスマ性を持った人間だけがその和の中に入ることを許されていたが、中でも非常に危険な存在であると思われるバンドがいくつか存在しており、その中のひとつに「外道」が君臨していた。そもそもはメインとなる加納秀人が警察官に「この、外道!」と怒鳴...

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Flower Travellin' Band - Satori

 60年代末期、日本発ながらも真っ向から英国ロックと渡り合い、そしてカナダやアメリカに乗り込んでいった果敢なバンドがいた。元々は内田裕也が参加していたフラワーズと云うバンドが走りとなったものの裕也氏は裏方業に回り、フロントはジョー山中氏をメインとする正に英国然とした重いハードロックを演奏するバンドとして、そして世界進出を目標として作られたバンドがフラワー・トラベリン・バンドである。デビューは1969年、...

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山内テツ - 伝説のベーシスト

 70年代初頭の英国ロックこそが最も刺激的でロックらしい雰囲気を出していたという点に於いては多くの人が賛同することだと思う。そしてその中に一人の日本人ベーシストが二つの大きなバンドを渡り歩いたという事実も広く知れ渡っているはずだ。 そう、フリーのアンディ・フレイザーの後任者、そしてフリー解散後にフェイセスに加入、こちらはロニー・レイン後任者としてバンドに君臨する。どちらも前任者が強烈な個性とカリスマ...

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Marchosias Vamp - 薔薇が好き

   ギブソンEBシリーズを使ってるってことで思い出した人が一人。我が日本に王道ロックから影響を受け、それをそのまま体現していた凄いベーシストがいたんだな。マルコシアス・ヴァンプってバンドのベース、佐藤研二氏。イカ天の頃に出てきたバンドだから何のかんので既に20年近く前になっちゃうのか? テレビで見たときは狂喜乱舞したもんなぁ。バンドの音も凄く好きだったし姿勢も好きだったし、でもってこのベースの音♪ EB...

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Andy Fraser - Free

 ロック界にベーシスト数多くいるものの、アンディ・フレイザーの独特のリズムとベースラインは完全にオリジナルで今でも唯一無二のベースサウンドだ。もちろんこないだのBBCのライブや総集編DVDがリリースされた伝説のフリーのベーシスト♪ そういえばあのDVDも全部の映像を押し込んだっつうけど、他にもまだ残ってる映像ってあるんだろうなぁ…どうせならホントに全部詰め込んでもらいたいものだ。そしてBBCライブの方も2枚組で...

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Greg Lake - From the Beginning

 キング・クリムゾンのオリジナルメンバーだったグレッグ・レイクと同じくプログレの代表格となっているEL&Pのグレッグ・レイクというのが同一人物だというのは最初は驚きだった。もちろん後追いなのでその辺の歴史的な部分が結構ごっちゃになっていて、クリムゾンやEL&Pってのは同時代のバンドだと思ってたからかな。それに気付いた時、グレッグ・レイクって凄い人だなぁ、ふたつの偉大なバンドのオリジナルメンバーだったんだ…...

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John Wetton - Session Man

 放浪のベーシスト、ジョン・ウェットンというイメージだが深みにはまって追いかけてみると実はこの人歌が歌いたいベーシストだったり、ポップなのが好きな人だったりという結構よくわからない人。まぁ、本気で追いかけてない自分がいけないんだろうけど、それでもやっぱ凄い人だなぁ~ってのはそのキャリアが物語っている。で、もちろんベースもブイブイ鳴らしてて、そのかっこよさが印象的なんだよね。 で、まぁ、メジャー所で...

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Jaco Pastorius - Jaco Pastorius

 ベースという楽器が注目を浴びるのは何もロックに限ったことではないのだが、それでもロックのフィールドにいる人間に訴え出てくるくらいの人ってのはあんまりいないよなぁ。ジャズの世界だって、そりゃいっぱい凄いベース弾きいるんだけど、普通にロック話している中ではやっぱ名前も知らないっていう感じだもんな。が、しかし、ロックの世界だろうと何だろうと多くの人が知っている人がいる。 ジャコ・パストリアスだ。 ベー...

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Noel Redding - Fat Mattless

 本人はベーシストという自覚をあまり持ちたくないと思われるんだけど、ロック史に於いては完全にスーパーベーシストの地位にいるという面白い人、ノエル・レディング。ジミヘンのエクスペリエンスでのベーシストだね。この辺は結構有名な話だと思うけど、ジミヘンっつうのはアメリカ人なんだけど、英国のバンドのアニマルズのチャス・チャンドラーが発掘して、アメリカじゃなくて英国に来れば刺激もあるし必ずデビューできるから...

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Jack Bruce - Things We Like

 ロック界ベーシストで名が挙がる人ってそんなに多くないのでは?と思うのだが、それでもやっぱ凄い人は何人かいるもので、その中でも多分、かなり有名な人…、いや、一番はポールっつうのは知ってるので(笑)、でも、話いきなり逸れるけど、ポールのベースラインってのはやっぱ凄く斬新でセンスのある見事なものなんだよね。かっこいいもん。だからやっぱり最高のロックベーシストの一人です、はい。別に音が嫌いなワケではない...

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Blackmore's Night - Winter Carols

 素晴らしい。とにかくリッチーがキャンディス嬢とやるようになってからのアルバム全てが素晴らしいのだが、このクリスマスシーズンを狙った「ウィンター・キャロルズ」は実に見事にクリスマスを表現しているし、もちろん古き良き音楽を原題の音にして甦らせているスタンダードなナンバーばかりらしく、もちろん日本人にはそれほど馴染みがないものばかりなのだが…、それでも、まぁ、やっぱ雰囲気はわかる。でもって、この人こん...

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John Entwistle - Master Class

 何気に日本に来ている回数が多いジョン・エントゥイッスル、結局肝心のザ・フーでの来日は果たせなかったという哀しいオチがあるのだが、イメージの中では数々のセッションワークでの来日公演と2004年のザ・フー初来日公演でのピートとロジャーのパワーを脳内イメージすることでザ・フーのバンドのパワーを想像すると、やっぱりとんでもないバンドだ…っていう結論になるのだ。ストーンズの良さとかキンクスの良さとは異なるザ・...

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The Best - Live In Japan 1990

 時代はバブル全盛期、日本国は金にモノ云わせて世界のバンド浪人生に対して実に歴史的な提案を施したもので、驚くべきセッションが日本の数公演でのみ実現した、それがザ・ベストと呼ばれたバンドだった。知ってる人どれくらいいるのかなぁ、どの人のキャリアをネットで見てもほとんど載ってないので多分、世界中のロックファンでもそんなセッションがあったことを知らない人多いんじゃないかなぁ、と思う。 1990年6月末ザ・ベ...

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Ringo Starr And His All Starr Band - Live In Japan 1995

 1995年6月リンゴスター&ヒス・オールスターバンド名義で来日公演決定。まぁ、いつもの如く全く興味がなかったワケなのだが(笑)、唯一気になるのはジョン・エントウィッスルがベースで来日するってことくらいか。んなことで、そのために行く気にもなれなかったのだが、どうにもチケットの売れ行きが悪かったようであちこちに招待券が配れらていたらしく、たまたま知人がそれを入手したようで、結局タダでチケットをもらって行...

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George Harrison - Live In Japan 1991

 1991年12月ジョージ・ハリソン来日の報を聞いた。しかもバックバンドはエリック・クラプトンのバンドってことで、もちろんクラプトンも参加するとの話でえらく驚いたものだが、この頃割とこういう豪華なメンツによる来日公演というのもあったので、それでは行かなければ、と言うか、ジョージだけだったら行かなかったと思うし、クラプトンだけでも行かなかったと思うんだけど、やっぱ二人揃ったから見てみたいな、と。 そんなこ...

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The Beatles Tribute Band : Abbey Road - Live In Japan 2001

 ビートルズ・トリビュート・バンドなんてのは世界中に掃いて捨てても捨てきれないくらい存在しているだろうし、プロの世界の中でもビートルズ好きが多くて、自身の作品に見事にそれらを反映しているものも実に数多い。ジャケットのパロディや音のパロディなど表現方法は実に色々あるようだ。自分的にも別に興味はそれほど深くないので研究したことはないんだけど、面白いなぁって思ったのはトッド・ラングレンの「ミート・ザ・ユ...

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Johnny Winter - 幻のLive In Japan 1990

 1990年3月、遂に伝説のギタリスト、ジョニー・ウィンター来日!って言う宣伝文句で売り出されたチケットを当時はもちろんネットもないから新聞で初めてニュースを知って、どうやってチケットを取るのかと読んでたら滅茶苦茶マイナーな呼び屋のM&Iカンパニーの青山にある事務所でしか販売しないってことでさ、そこまで出向いてチケット買いに行ったんだよ。多分年末か年始かそのくらいの凄く寒い日が発売開始日でさ。到着してみる...

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Paul Rodgers - Live In Japan 1993

 「ザ・ボイス」と異名を取る英国ロック界最高のボーカリスト、ポール・ロジャース。1975年のバドカンでの来日公演以来かなり縁遠になっていたのだが、ある時、それは1993年だったんだけど、唐突にシーンに殴り込みをかけてきたアルバム「マディ・ウォーター・ブルーズ」。歌はもちろんポール・ロジャースなんだけど、その脇を固めるギタリストに蒼々たるメンツを揃えて気合いの一発、そして尊敬の念を込めてリリースしたワケだが...

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Guns'n Roses - Live In Japan 1988

 短命ながらも一世を風靡したバンド、そして日本公演まで行ったバンドというのはなか見当たらないが、ガンズ&ローゼスはその中でも珍しい部類に入るのだろう。もちろんオリジナルメンバーでの来日という意味でだが。1988年だったと思うが、日本公演が行われたのだ。全く行く気もなかったが知人から行けなくなったから行ってこれば、と言われて半額くらいでチケットをもらってNHKホールまで行ったんだよな。丁度シングル「Sweet C...

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Kiss - Live In Japan 1997

 70年代ロックを聴き始めて十何年経った頃、驚くべきニュースを知り行くべきか行かざるべきか悩んだ後に結局当日券に頼ることにしてふらりと東京ドームに行ったが運の尽き、いや、ラッキーだったことにまんまと見れてしまったライブ、それが自分のキッス初体験。そう、1997年1月のお話しです。 ロックを聴き始めた頃からキッスというバンドの伝説はそこかしこで耳にしたものだが、当時はまだ80年代で、既にキッスはメイクを落と...

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Aerosmith - Live In Japan 1988

 1984年、エアロスミスがオリジナルメンバーで復活。1986年Run D.M.Cによる「Walk This Way」でスティーヴン・タイラーとジョー・ペリーをフロントとするエアロスミスとの共演によりお茶の間への大ヒットを記録。従ってエアロスミスの復活をも世間へと知らせるきっかけとなったことは言うまでもない。1987年アルバム「パーマネント・ヴァケーション」リリース、ファーストシングルの「Dude」がかなりウケて、セカンドシングルとな...

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U2 - Live In Japan

 U2来日公演については今年初頭に来日チケットを獲得したのだが、結局ツアーキャンセルとなってしまいまた見る機会を失ったかなと思ったんだけど、延期公演が確定したってことで、まぁ、チケット余ってるなら買ってみるかってことでふらりとチケットショップの近くを通った時に覗いたらあったので、買った。ホントは座ってゆっくり見たかったので安くて後ろの方の席で十分だったんだけど、安いのがなぜかアリーナ席立ち見ってトコ...

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