Archive2006年10月 1/2

Ellen Foley - Spirit of St.Louis

 エレン・フォーリーという女性アーティストをご存じだろうか? 経歴をざっと書いておくと今ココで登場する理由を納得してもらえるんじゃないかな、っていうことなんだが(笑)。最初はミート・ローフの例の「地獄のロックライダー」で向こうを張り合う女性歌手として登場して、その線では当然ジム・スタインマンとも絡んでいて、っつうかそっちが先なのかもしれないけど、彼のソロ作品「Bad for Good」やバンド作品「Original S...

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Top Gun - Original Soundtrack

 80年代サウンドトラック盤の傑作と言えばもう一枚、決定的に今後のサントラ盤の方向性を形づけたとも云えるものが「トップガン」。 これもまたタイトル曲はケニー・ロギンスの爽快な「Danger Zone」っつうハードロックで気持ちの良い音だったんだけど、この中から今でも名作として語り継がれているのがベルリンの「 Take My Breath Away」だな。何だっけ?女の子の歌姫が歌うこの曲、邦題が「愛は吐息のように」っつうのでテー...

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Footloose - Original Soundtrack

 70年代後期から80年代にかけてロック映画…っつうか音楽映画みたいなのが結構作られたような気がするんだが、まぁ、どれもアメリカ映画なので今見ると概ねくだらないなぁっつうのばっかりなんだが(笑)、それでも売れまくってひとつの時代を成していたのは事実…、多分、その世代には(笑)。 「フットルース」 だめ?そうだな、もちろん単なるサントラっていう言い方もできるんだけど、凄いのはこのサントラからのシングルカッ...

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Streets of Fire - Original Soundtrack

 う~ん、いつの間にか役者が出揃ってきた…。何がって、ダン・ハートマン、ジム・スタインマン…、そう来たらやっぱり80年代ロック映画の名作っつうかあり得ないだろ~ってくらいのクサさで世界中のファンを虜にしてしまった映画のサントラだね。 「ストリート・オブ・ファイア」= 原題「Streets of Fire」なんで「s」が抜けるんだろう?一本道にしたいんだろうか?まぁ、いいや、それが邦題っつうもんだよな(笑)。んで、昔この...

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Edgar Winter & Rick Derringer - Roadwork

 ギタリストと云えば、ホントにギター一本で未だに生き延びているっつうのは失礼なんだけど、バンドっていうよりも独自のギタリストイズムでアメリカを制覇はしてないけどみんな知ってるよな、っていう珍しい人がいる。リック・デリンジャーですな。単体だと記事にならないのでジョニー・ウィンターの名盤「Live Johnny Winter And」で冒頭からジョニー・ウィンターとギターを弾きまくっているところから始めよう♪ その流れから...

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Ted Nugent - Double Live Gonzo!

 アメリカンワイルドロッカーとして思い描く人って実はそうそういない。ワイルドなフリしてるけど、ってのはいくつも思い付くけど(笑)。特に70年代っていう混沌とした時代に地でそれをやってて成功した人ってホントに数少ないんじゃないかなぁ、と。いや、メジャーになるとね。元々はステッペンウルフなんかが代表格になるんだろうけど、そこから先って思い付かないね。で、その中でも飛びきりワイルドだったからこそある種アメ...

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Grand Funk - Caught In The Act

 「We're an American Band」、そう自称して実際にアメリカンハードロックの火を灯し続けたバンド、グランド・ファンク。とにかく誇張された宣伝文句が多く、それはアメリカでも日本でも彼等のために打ち出された戦略のひとつで、それが故に今でも神話が残っているのだろう。そもそもアメリカンハードロックと書いている時点でその神話が残っている証拠だ。 グランドファンクというバンド、鍵盤奏者が入る前はグランド・ファンク...

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Mountain - Flowers Of Evil

 アメリカを代表する巨漢ギタリストと云えば、そう、マウンテンのレズリー・ウェストだな。大体がロックミュージシャンってのはやせ細った不健康な格好で人前に出てくるってのが常だった時代にそんな健康そうなでぶっちょなガタイで出てくるってのが既にインパクト絶大で、ルックスだけだったら絶対にダメだった。ところがフェリックス・パパラルディの才覚なのか、レスリー・ウェストのギターの才能のおかげか、多分どちらもあっ...

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Cheap Trick - At Budokan

 アメリカンハードロックの灯火は70年代初頭より着実に育ちつつあり、キッス、エアロという次世代を担う代表的なバンドも着実に実力を付けつつ、往年のグランド・ファンクも頑張りつつと云った状況で75年を超える頃になると多種多数のアメリカンハードロックバンドがシーンに存在するようになってきた。当然ながら英国ではその波に陰りが見え始め、プログレッシヴロックの衰退=ハードロックの衰退とも連動し、「ロックは死んだ」...

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Meat Loaf - Bat Out Of Hell

 1977年全米ナンバーワンを獲得したアルバムのひとつに「地獄のロックライダー」というものがある。そう、巨漢ミート・ローフの最高傑作として今でも名高い作品だ。まぁ、悪魔とか地獄とかっていうのを何となく茶化して使っているからそんなにマジになることはないんだけど、それでもそういうイメージの作品がナンバーワンを獲得っつうのは面白いなぁと思う。もちろん作品の素晴らしさがそういったことの全てを不要のものにしてし...

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The Runaways - The Runaways

 セクシー悩殺軍団として一世を風靡した少女バンド、ランナウェイズ。時代的にはスージー・クアトロとダブル感覚があるのだが、実際は少々ランナウェイズの方が遅く出てきたはず。何でって云えばジョーン・ジェットがスージー・クアトロを見てバンドを結成しているのだから。しかし、それから1年経たないウチにデビューしちゃっているんだから凄い。 1976年アルバムデビュー、邦題「悩殺爆弾~禁断のロックン・ロール・クイーン」...

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Suzi Quatro - Quatro

 アメリカはデトロイト出身の女性ロッカー、スージー・クアトロ。1970年代半ばに人気を博して今でも現役活動中だが、その実英国に渡ってデビューを果たしたという経緯があり、本国アメリカからすると彼女は逆輸入ということになる。が、まぁ、使えるものは使えってことでそれが我々リスナーにとってはなんの影響も及ぼさない事実というだけだ。 かっこいいんだよな。ベースを持って革のジャンプスーツに身をまとってごつくてムサ...

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Marilyn Manson - Holy Wood

 現代に於けるゴシック系バンドの最高峰というかもっとも有名なバンドにマリリン・マンソンっつうのがある。誰が見ても気持ち悪い~っていうのを売りにしていて、実際にその格好を見ると決してかっこよくないし気持ち悪い感じだけど、病んだ国アメリカではそれがウケに受けている。その余波なのか、日本はおろか世界中で売れているっていうから不思議。どこの国も刺激を求めているっつうか病んでるっつうか、まぁ、今まで隠されて...

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Alice Cooper - Welcome To My Nightmare

 悪魔的なものから派生して独自の解釈でステージ演出やサウンド、イメージを構築したもう一人のアメリカのアーティストと云うことでアリス・クーパーという人がいる。日本ではそんなに人気ない部類に入ると思うけど、どうなんだろ?自分自身初期から4~5枚くらいしか聴いてないからあまりハマり込むアーティストじゃなかったんだろうけど、それでも中期くらいのは結構聴いた。 んなことで、ショックロックというサウンドジャンル...

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Kiss - Kiss

 とある先輩が中学生の頃、キッスのファーストアルバムを学校に持っていってクラスの女の子に見せたら「怖い~」って云われたのを聞いて驚いたらしい。「どこが怖いんだ?かっこいいじゃねぇか…」と。まぁ、捉える人によって違うだろうけど、アルバムジャケットで怖いって云うのならば、ライブステージでは一体どうなってしまうんだ…。 なんて可愛い話から始まることもあるのだ♪ ま、それはともかくキッスの場合はサウンドは滅...

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Black Sabbath - Vol.4

 ゴシック系、悪魔的呪術的サウンド、オカルトの教祖みたいな印象を世の中に売りとして知らしめた第一人者と云えばブラック・サバスという答えに誰もが納得するだろう。今聴いてみてもやっぱり不気味な進行の曲ってのが多くを占めていてソレが故に重いと評されるところで、またとっても聴きにくいという側面も出てしまうのだが、それでもこういうのが好きなのはヨーロッパ人。今やお茶の間を騒がせるほどの人気者になったオジーが...

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Rammstein - Sehnsucht

 悪魔的なものやゴシック的なものってのは結構ロックと結びつくことも多く、古くはブラック・サバスあたりからブラック・ウィドウなんてのが悪魔主義として世間から敬遠される筆頭格になり、以降ユーライア・ヒープやもしかしたらパープルなんてのもその片棒を担いでいたりジミー・ペイジの神秘主義っつうのも黒魔術的な面で囁かれたりそういうのが英国ロックでは多くて、マンディ・モートン率いるスプリガンスとかもあるし…、あ...

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Evanescence - The Open Door

 2003年にデビューしてアルバム一枚で世界中を制覇してしまったエヴァネッセンスだが、メンバーの脱退やら失踪やら色々とトラブルに見舞われていたようで二枚目のアルバムが出るまでに3年もかかるという新人バンドとは思えない期間の長さにはこの時代にして驚くモノだが、まぁ、メンバーの問題ならばしょうがないか。ファーストアルバム「フォールン」が凄く良かったので結構期待していた二枚目のアルバム「ザ・オープン・ドア」...

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Indian Summer - Indian Summer

 1971年英国RCA傘下のネオンレーベルからのリリースで、ジャケットがキーフの作品ということで共通項のあるバンドがIndian Summerっつうマイナーなバンド♪ ジャケットのモチーフが違うけどなんとなく構図が似ているというのも面白いね。肝心の中の音に関して云えば、そうだな、決定的に違うとまでは云わないけど、かなり違う志向のバンドではある。 いわゆる4人編成のバンドでキーボード兼リード・ボーカルってことなのでライブ...

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Tonton Macoute - Tonton Macoute

 英国的なクールなと云うべきか物静かなと云う独特のしっとりさがモロに出ており、それがバンドとしてのサウンドの特徴にもなっているという例はよくあるのだが、そういった傾向はB級バンドには更に顕著に表れてくる傾向があり、多分滅茶苦茶マイナーな存在だと思われる一例をピックアップしてみたい。まぁ、なんだ、サウンド的にはファンタジー的傾向のあるジャズっぽいロック、みたいなところで漁っていたらこいつがあったなぁ...

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Camel - The Snow Goose

 英国らしさを奏でるバンドは数多くあるんだけど、キャメルもその中ではかなり英国的なバンドと云える。アンディ・ラティマーの美しくメロディアスなギターは同じギターでもこのような旋律をこれほど綺麗に奏でることができるのかと思うくらいに素晴らしいラインを聴かせてくれるのだ。そして今は亡き鍵盤奏者ピーター・バーデンスの鍵盤もその美しさを補って余りあるドラマティックな音を奏でている。これだけでキャメルの骨格が...

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Caravan - Cunning Stunts

 ソフト・マシーンと同じ根幹を持つキャラバン、両者とも元々はワイルド・フラワーズというバンドから派生して進化したバンドなのだが70年代に入ってからは全く異なる音楽を奏でるバンドに進化していったというのも面白いところ。カンタベリーサウンドと云う広義の捉え方では両者ともしっかりカンタベリーサウンドを聴かせてくれるんだけど、表現が全く違っていてソフト・マシーンの進化具合は恐ろしいまでの変化でもあり、一方の...

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Soft Machine - Six

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England - Garden Shed

 時は1977年、英国では既にパンクムーヴメント真っ只中という時期になぜか超メジャーなアリスタレーベルからズバリその名もイングランドという実力派プログレッシヴバンドがデビューアルバムをリリースし、当時はよく知らないけど今でも名前が残るくらいの名盤が残されている。しかも今年30年近くぶりに再結成して来日公演を行ったらしい。そしてこの唯一のアルバム全編を演奏していったようだが…。 England - 「Garden Shed」 ...

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Druid - Toward The Sun

 70年代の英国にはB級ロックというものが多数存在している。何が売れるかわからなかった70年代のロック産業というのもあって、多数のレコード会社が何でもかんでもとにかくレコードを出させて様子を見るという試みが中心だったがもちろん中には意欲的にマイナーなバンドを世に出していったレーベルもある。そんなわけで70年代初期には実に興味深いバンドのレコードが多々残されていてマニアを楽しませてくれるワケだが、中には単...

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Yes - Relayer

 70年代に一世を風靡したプログレバンドの代名詞でもあるイエス。一般的に名作と云われるアルバムには「こわれもの」や「危機」ってのがあって、もちろん確かにイエスの代名詞的アルバムに間違いないんだけど、自分的に一番かっこいいなぁと思えるアルバムってもしかしたら「リレイヤー」かもしれない。 このアルバムってブラッフォードもいないし、何といってもリック・ウェイクマンがいないのだからそれはどうかと言うのもある...

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Atoll - Musiciens Magiciens

 フランスの誇るプログレッシブバンドのひとつが破壊的且つ変態的なマグマであるならば、双璧を成すもう一つのバンドがアトールと云える。一般的にはフランスのイエスと形容されることが多くて、だから故にあまり聴こうと云う気がしなかったバンドなのでそういうキャッチコピーの善し悪しってのは凄く重要だよな、と思う。だから実際自分で聴いてみるまではあまり形容詞ってのは信用しない方が良いんだよな。それで聴くの遅れたん...

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Magma - Mekanik Destruktiw Kommandoh

 超絶テクニカルプログレバンドと言えば、と言うかもっと更なる変態的な集団という印象の方が強いのだが…、何せ自分たちで言語まで作ってしまうワケだし。そういう変人はまずいないだろうし、彼等しかそんなのは聞いたことないし、そもそも言語を作ってそれを歌うなんてアリか?超オタク的な発想…いや、独創的な発想なのだが、これがまた凄い。 うん、マグマだ。 コバイア語なる言語を開発し、コバイア星人になって地球を制圧す...

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Gentle Giant - In A Glass House

 英国プログレッシブロックの中で最も高度な技術を持つバンドの類に入ること間違いなしのバンド、ジェントル・ジャイアント。確かクリムゾンとかイエスとか、その辺のプログレバンドにハマり始めた頃にバンド名を耳にして買いに行ったのが多分「Octopus」だったと思う。その後たまたまレコード屋で「Playing the Fool」っつう二枚組ライブアルバムを見つけて聴いたのがこのバンドとの出会い。 「・・・。」若かりしハードロック...

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Anekdoten - Vemod

 1990年代半ば、丁度キング・クリムゾンが復活したぞ~ってな頃に、タイミング良く、というのか偶然ではあるんだろうけどプログレマニアを喜ばせていたバンドがスウェーデンから出現してきたのだ。元々がクリムゾンのコピーバンドから始まったバンドなので当然の如くクリムゾンフォロワーとして語られるのだが、もちろん否定しない♪ そのまんまクリムゾンの音に相当近いもので、この頃本家もメタリックなサウンドでシーンに復帰...

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