Archive2006年04月 1/1

The Monterey International Pop Festival

 1967年6月16~18日、カリフォルニアのモンタレーで行われた多分世界で最初の大がかりなロックフェスティバルとなった「モンタレーポップフェスティバル」にはここのところ書き連ねてきたバンドがほぼ総出演しており、サイケデリックサウンド、ヒッピー文化、フラワームーヴメント、ドラッグ文化などが集約されたイベントとなり、その歴史に於ける一ページの意義は大変重要な、そして象徴的な祭典として永遠に語り継がれる財産と...

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Big Brother & The Holding Company - Cheap Thrills

 60年代花のサンフランシスコを代表する歌い手と言ったらやっぱりジャニス・ジョプリンに行き着く。フラワー・ムーヴメント、ヒッピー文化、セックス・ドラッグ&ロックンロールの旗手となったあまりにも有名なブルースの女王。その存在を知らしめたのは1968年発表のアルバム「Cheap Thrills」からだが、ここではまだBig Brother & The Holding Companyという名義でのリリースで、彼女の存在をクローズアップしたものではなかった...

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Quicksilver Messenger Service - Happy Trails

 フラワームーヴメントの代表バンドの一員としてはあまり挙げられることもなく、どちらかといえばマニアックな存在ですら有るクイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスというバンド。1968年にデビューアルバム「Quicksilver Messenger Service」をリリースするものの彼等の本来の姿であるライブでの熱気が上手く収録されずセールス的には不発だったようだ。まぁ、ファーストアルバムからそうそう簡単にはいかないんだろう...

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The Byrds - Mr.Tambourine Man

 1960年代半ばにフォークロックという新たに定義づけられるサウンドの代表格となったバンドにザ・バーズが挙げられる…と言うよりも彼等こそがフォークロック=ビートルズ+ディランを実践したバンドと位置付けられる。もちろん似たような指向性を持ったバッファロー・スプリングフィールドも同時期にシーンに登場し、この二つのバンドは見事に融合を果たして俗に言うCSN&Yとして一時代を築き挙げることになるのだが…。 改めて聴...

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Buffalo Springfield - Buffalo Springfield

 サマー・オブ・ラブと呼ばれた花のサンフランシスコからウェストコーストサウンド周辺へと文化は広がりを見せていくが、中でも後に有名となるミュージシャン群が集まったバッファロー・スプリングフィールドは時代と共に消え去った伝説のバンドとして今でも語り継がれる存在となっている。云わずと知れたスティーヴン・スティルス、ニール・ヤング、リッチー・フューレイ、ジム・メッシーナと云った著名なメンツで結成されたこの...

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Grateful Dead - Live / Dead

 1960年代末、サンフランシスコではフラワームーヴメントが沸き起こり、ヒッピー文化が最先端となったいわゆる幸せの幻想時代となるが、先のジェファーソン・エアプレーンと共に時代の寵児となり、その精神思想が歴史を築き上げて超ユートピアファン層を獲得し、更にそれが世代を超えてひとつのアイコンとなった英雄的なバンドがグレイトフル・デッドだ。グレイトフル・デッド…美しいバンド名だ。そして街で見かける数々のシンボ...

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Jefferson Airplane - Surrealistic Pillow

 アメリカで起きたヒッピームーブメント=フラワームーブメントは恐らくこのジェファーソン・エアプレーンのアルバム「Surrealistic Pillow」によって一般に広がったのではないかと思うくらい売れに売れたらしいいわゆるフラワームーブメントの代表作として語られることが多い。もちろんバンドとしても最も熟成しつつある時期だったので、ムーブメントがそうさせたのか才能と運の成せるワザなのか…結局は以降80年代に至るまでず~...

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Frank Zappa - Absolutely Free

 奇才フランク・ザッパによる「Absolutely Free」という作品をご存じだろうか?マザーズとのバンド形態による彼のセカンドアルバムとして1968年にリリースされているのだが、歌詞の検閲等で遅れていたため、作品そのものは1967年暮れには出来上がっていたようだ。聴いてみるとわかるようにこのアルバムでは様々なコラージュやらエフェクト音がそこかしこで使用されていて、その音使いはまるで「Sgt.Pepper's,,,」のそれと酷似して...

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The Rolling Stones - Thier Satanic Majesties Request

 ビートルズの「Sgt.Pepper's...」アルバムは各方面に影響をもたらし、その影響を受けたバンドの数々がこぞってサイケデリック色とコンセプト性を持たせたアルバムを制作することとなった。中でも当時双頭バンドとして祭り上げられていたストーンズの「Thier Satanic Majesties Request」は思わず「ストーンズよ、お前もか」と言いたくなる面もあるんだけど、さすがにストーンズの作品だけあって今でも異色の輝きを放っている。 ...

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The Beatles - Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band

 サイケデリックロックを世に知らしめた一枚として圧倒的に名高い名盤として君臨しているビートルズの「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」。まぁ、今更って気もするんだけど、やっぱ凄いわ。ビートルズのサイケ趣味は「Revolver」から顕著になっていたので…、と言うかそっちの方がモロって感じなんだけど、世間に与えた影響は相当大きかったんだろうと思う。普通は時勢の流れからバンドがいくつか出てきてシーンを形成する...

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Apple - Raibow Ffolly - Skip Bifferty

 サイケデリックの宝庫となる60年代末期には各レーベルがこぞってサイケバンドを世にリリースし始めた時期で、その数の多さにはコレクター見地からしてみるととてもじゃないけど追いつけないくらいのものがあり、なかなか大変な世界…だから楽しいのかもしれないけどね♪ で、中でもバンド名からして「え?」って感じの「Apple」というバンド。世の中ではMacのAppleとビートルズのAppleレーベル競争はあるものの、この「Apple」と...

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Tomorrow - Tomorrow

 トゥモロウと言うバンドは実に英国的で、当時のサイケデリックロックシーンの中でも突出した、というかハイレベルなサイケ感を出していたバンドで、実に素晴らしいアルバム「Tomorrow」を発表している。もっとも今ではCD一枚に全ての楽曲を収めた超ボーナストラック収録のディスコグラフィー盤とも呼べるアイテムが簡単に入手できるから良い。オリジナルアルバムでは12曲だったのに今やCD一枚で25曲も入ってるんだからお得だよな...

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Traffic - Mr.Fantasy

 サイケデリックの象徴には多数のバンドが語られるがどれも短命に終わることが多く、一時のムーブメントとして捉えられることが多い。もちろんその中にはホンモノのサイケな連中もいるんだけど、商業路線とは異なることは昔も今も変わりはなく、マニア…と言うよりも好き者好きの連中が多いのでその後の人生がどうなっているのが分からない連中が多い(笑)。しかし、そんな中でもしっかりとポリシーを持ってサイケデリックシーン...

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The Crazy World of Arthur Brown - The Crazy World of Arthur Brown

 サイケデリックの波はアメリカで起きたヒッピームーブメントによって引き起こされ、そのまま英国に輸入されることとなるが一方の英国では独自のサイケデリック文化が形成されつつあった。UFOクラブという有名なライブハウスでの模様はアングラの帝王でもあったピンク・フロイドが日夜実験的な演奏を繰り広げており、その模様はシド・バレット在籍時の唯一の映像となるビデオにもしっかりと収められており、ソフト・マシーンと共...

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The Pretty Things - S.F.Sorrow

 コンセプトアルバムという作品はいくつもリリースされており、もちろんそのパイオニアとなったバンドがどれなのかはなかなか議論にケリが付かないのだが、プリティ・シングスの「S.F.ソロウ」という作品もその狭間に位置している作品だろう。アルバムリリース自体はザ・フーの「Tommy」よりも早かったもののそれを世に知らしめる役割を担うレコード会社の方が難色を示していたため売り出されなかったという不運もあり、一般的知...

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Moody Blues - Concept Albums

 60年代、あらゆるバンドがシーンに台頭してきて独自のカラーを持ち出すことが生き残りの命運となっていたが、ムーディ・ブルースほど自身のバンドの方向性を変えたバンドもそうそう多くはない。デッカレーベルからデビューを果たしたビートバンドというグループから始まり、もちろんその頃の作品を好きな人もいるのだが、方向性模索の最中にデッカレーベルよりクラシックとロックの融合体バンドを持ちかけられて話に乗ったのがき...

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Jethro Tull - Thick As A Brick

 18世紀の農学者の名前から命名された英国切っての不思議バンドの代表格ジェスロ・タル。そのサウンドは変化に変化を重ね、そして発展していく常に先進的な挑戦を進めていくバンドというのが事実なんだけど、反面なかなかファンを獲得しにくい面もあって、それぞれのアルバム毎にファンが付くというような形が彼等の面白さを物語っている。同じようにカメレオン的に変化していく人にデビッド・ボウイがいるが、メジャー路線のポッ...

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Blodwyn Pig - Ahead Rings Out

 宙ぶらりんバンド…結構いるよな。ジェスロ・タルというバンドは割と有名で、好きな人も多いだろうよ思うけど、ギタリスト、ミック・エイブラハムという人が初代タルのギタリストなんだよね。で、彼は凄くブルースが好きで、タルの音楽性に対して不満をいっぱい募らせていたみたいで、結局脱退してします。そして彼がやりたいことを実現したバンドがブラッドウィン・ピッグというバンドです。 もちろんそれなりの話題性はあった...

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Spiders From Mars - Spiders From Mars

 宙ぶらりんなロックバンドってもちろん世に出てくることが少ないんだけど、最高に宙ぶらりんなバンドがある。これも知らない人の方が多いんだろうけどね。Spiders From Marsっていうのがある。名前だけ見るとメジャーで、そう、David Bowieのアルバム「Ziggy Stardust」の対等にも出てくるあのバックバンド。ミック・ロンソンはソロでボウイと決別してやっていけるって思ってスタートした。残りのメンバーは同じ気持ちからかSpid...

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British Lions - British Lions

 英国の獅子、ブリティッシュ・ライオンズというバンドをご存じだろうか?バイオレンスロックンロールバンド、モット・ザ・フープルの残党メンバーと英国B級バンドメディシン・ヘッドの融合体として遅れ馳せながら1977年にシーンに登場したロックンロールバンドだ。メンバーの名前を言っても多分誰も興味ないだろうからなぁ…、ま、モーガン・フィッシャーが在籍したってことくらいがせいぜいメジャーな話なのかもしれない。ただ、...

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Babe Ruth - First Base

Babe Ruth - First Base (1972) ベーブ・ルースと言うとやはり思い出すのはホームランを714本打ったアメリカ大リーグのヒーローを思い出す人が多いだろう、そしてそれは彼が白人のヤンキーだったからという人種差別の偏見の元に英雄化されている面が大きいのだが、それはともかくとして英国ロック界にもその名をどういう経緯で使用したのか、多分ひねくれ者的見地に基づいて命名したと信じたいんだけど、プログレともハードロック...

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Status Quo - Hello!

 英国で国民的人気を誇るステイタス・クォーだが、日本ではほぼ全くと言って良い程に人気がない。そして自分自身もそうだし、大してマジメに聴いたことがないのも事実なのだが…、そうも言ってられない状況になってきたので(いやぁ、リクエストがあったのでこれはやっとかないとなぁと言うだけですが)、ここぞとばかりに聴いてみました。なるほどなぁ、昔聴いた感じと今聴く感じとは大きく印象が異なるモノだと実感、時の流れを...

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Juicy Lucy - Juicy Lucy

 英国ブルースロックB級バンドでエグいサウンドと言えばもうひとつ…ジューシー・ルーシーってのがある。英米混合バンドなのでなかなか純英国的泥臭さとは異なるんだけど、ま、スワンプな感じで良いでしょ。ちなみに初期はばあのヴァーティゴレーベルからアルバムがリリースされていて、彼等のファーストアルバムはヴァーティゴレーベルの第二弾リリースに位置している。しかしながらこのバンド、メンバーがかなり流動的で、アルバ...

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Black Cat Bones - Bared Wired Sandwich

 フォガットのメンバーとして名が知られているロッド・プライスの在籍していたバンドが英国ブルースロックB級バンド、Black Cat Bonesで、1970年にアルバム一枚をリリースしているが、このバンドはフリーのポール・コゾフとサイモン・カークが在籍していたと言うことで知られているらしいんだけど、その音源はもちろん出ていないみたいなので何とも言えないね。それでもその話が信じられるくらいのヘヴィーブルースロックサウンド...

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Foghat - Live

 Savoy Brownの初期メンバー三人が脱退後に結成した英国の誇るハードブギバンドFoghatにはあのロッド・プライスが主要メンバーとして参加しており、知る人ぞ知るタイトでかっこいいバンドとして君臨した…こともある。ロッド・プライスっていうギタリストはついこないだ亡くなってしまったんだけど彼のギタープレイはかなり光り輝くモノがあったのでもっともっと活動の場が広がっていたら、と思う。もともとはあのBlack Cat Bones...

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Savoy Brown - Getting The Point

 英国三大ブルースバンドと呼ばれるフリートウッド・マック、チッキン・シャック、続けてサヴォイ・ブラウンが挙げられる。そういう意味ではピーター・グリーン、ジェレミー・スペンサー、スタン・ウェッブに並び表されるのはキム・シモンズだね。本来の意味でのファーストアルバムは別にあるんだが、結局メンバー全員総入れ替えってなってるし、その脱退したメンバーは後のフォガットというブギバンドを結成することになる。今回...

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Chicken Shack - 40 Blue Fingers, Freshly Packed and Ready to Serve

 後のフリートウッド・マックで活躍するクリスティン・パーフェクトはマックのジョン・マクヴィーと結婚してクリスティン・マクヴィーとして有名なのだが最初は同じ英国ブルースロックバンドのチッキン・シャックに参加しており、その才能を開花させていたようだ。それにしてもこのバンド=チッキン・シャックってのは実に認知度が低い。普通に英国ロックが好きでもあまりこのバンドをきちんと聴いている人も多くはないだろうと思...

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Fleetwood Mac - Live At The BBC

 60年代後期にイギリスではブルースが空前の大ブーム(?)となり、ブルースを基調としたありとあらゆるバンドがゾクゾクとシーンに登場してきた。もちろんジョン・メイオールのところやアレクシス・コーナーのところの卒業生とも言うべきメンバーが中心となり、その周辺の仲間を集めて結成されたバンドは実に数多い。ストーンズなんかも結局その辺からスタートしているし、フリーなんぞは典型的な例でもある。あ、クリームもか。...

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Jimi Hendrix - BBC Sessions

 「BBC Sessions」と題されるアルバムはメジャーなアーティストにとってはほぼリリースされている美味しい音源集の一つで、こいつがリリースされるってのはある意味メジャーなんだっていう言い方もあるかな。まぁ、それだけでもなくってなかなか表に出てこないバンドのライブ盤ってことでリリースされることもあるので、何とも言えないところではあるか。パトゥーとかソフトマシーンのBBCライブアルバムとか出てるもんな。決して...

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Led Zeppelin - BBC Sessions

 1971年4月1日、英国のBBCでは実に歴史的な価値のあるライブを放送し、それは現代に於いてもしっかりと語り継がれる音源として35年間重宝されてきた。もちろん日本のFMでも放送されたことでその音源はかなりのハイクォリティで市場に出回り、またカセットテープに録音して楽しんでいた人も多いだろう。この35年間多少編集されることはあったが何度かFMで再放送されていて、自分自身もその再放送版を録音して何度となく聴いていた...

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