



アイルランドの音楽って凄く面白くて、コアーズを聴くきっかけになったのもそもそもアイルランドという国の音楽に興味を持ったからなんだけどね。そもそもイギリスの音楽のルーツを漁っていくとトラディショナルに出会い、その周辺を聴いていくと必ずアイランド伝承音楽に行き着く。そこで広がるのは激しくも美しいケルトサウンドから発展したアイルランド独特のメロディーを持つ楽曲の数々、旋律でコアーズなんかもこの旋律をポップスに混ぜ込み、独自のポップスを築いたからこそ世界中で愛されたのだろう。
そしてザ・
ポーグスだ。最近まさかと思われたオリジナルメンバーのボーカルであるシェインを復活させて再始動して来日公演も果たした彼らだが、そのルーツは聴いての通りアイルランドの伝承音楽の旋律をパンキッシュに演奏するというまさしくロック的発想でシーンに登場したユニークなバンドだ。中でも
「墜ちた天使」
と呼ばれるサードアルバムは全てが開花した傑作アルバムとして君臨している。プロデュースにはU2で有名なスティーブ・リリーホワイトが名乗りを上げており、そのサウンドを確かなモノにしている。全ての楽曲にはふんだんにアイルランド音楽の旋律がフィドルやアコーディオンで奏でられていて、他の誰も成し得ないサウンドを激しくかき鳴らしている驚くべきサウンド。だからアイルランドのバンドは面白いのだ。そんな激しさの中にも「Fairytale Of New York」という世界最高の
クリスマスソングを収録していて、これこそ万人が聴いて感動すること間違いナシの名曲。あまり日本では聴かれることも流されることもないが、実にもったいない。
彼らの歴史は
「アルティメット・ベスト」
という最近リリースされたベスト盤に凝縮されているので手軽に聴くならばこちらだろうか。補足的には1990年の作品
「ヘルズ・ディッチ」
では我らが
ジョー・ストラマーがプロデュースしており、正にジョーのアルバムかのようなサウンドも面白いところだ。新たなる音楽の分野を切り開きたい輩には是非ともオススメな
ポーグスだが、偏見なしに聴いてみると大変意外性に富んだバンドなのだ。
P.S.
オススメのブログ!Fairlytale of New York(ニューヨークの夢)の訳詞付き!
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