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物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。

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The Corrs "All The Way Home" 


 11月23日に待望のコアーズ新作DVD「オール・ザ・ウェイ・ホーム~ヒストリー・オブ・ザ・コアーズ」がリリースされ、早速購入して見たのでこれまでのブログの流れなど無視してやはりリアルな感動を書き連ねよう。まず、本作は最初期から追いかけているファンにとっては大変嬉しくもあり、貴重な映像作品集でもあり、そして大変もの悲しいDVDでもある。2枚組みの内、ディスク1は「All The Way Home」と題されたコアー家の生い立ちからバンド結成、地元での活動経緯からデビューに至るまで、そして更にデビューから先日リリースされた「ホーム」の制作までを抑えているので本当にドキュメンタリーとして貴重な記録であるし、彼らの努力や生き方など感動する部分が大きい。ディスク2は2004年のヨーロッパツアー最終日前となったスイスのジュネーヴでの公演の様子が克明に記録されており、新たなライブ作品として純粋に楽しめる内容となっている。

 まずドキュメンタリーの方だが、これだけで約2時間弱収録されているのでたっぷりと最初期のコアー家の模様から赤裸々に描かれているので楽しめる、というよりも感心しまくる。そりゃ、アイルランドの田舎に住んでいた姉妹がいきなりアメリカでデビューして世界を制覇してしまうワケだから並大抵の努力ではないのが当たり前なのだが、彼らの演奏やステージを見ているとそんなことは微塵も感じさせないくらい伸び伸びと華やかに楽しんでいるように見えるのでそのギャップが凄くて、やっぱり凄い努力家で、且つ姉妹だから結束も固く、やりやすい面も多いのかなと素直に思える部分もある。しかしこのドキュメンタリーはあまりにも赤裸々に描かれすぎており、ファンとしてはあまり考えたくなかったコアーズの解散、もしくは活動休止についてアンドレアやジムの口からダイレクトに匂わされているところが非常に悲しい。え、終わりなの?って感じ。実際キャロラインもシャロンも子持ちの母親業に入ればバンド活動などしている余裕はないのだろうから、何となくいつアルバム出すのかな、くらいには思っていたが、こうして本人たちから語られるというのはなかなか衝撃的だったかな。彼らにしてみたらファンには自らメッセージを送りたかったのだとは思うが。そんな発言の後に「ホーム」の録音風景が収められており、正に決別的な意味合いで原点回帰として制作されたこのアルバムが彼らのメッセージを余計に信憑性を持たされているとは考えすぎだろうか、いや、恐らくそういう意味合いだと感じる。

 しかしコアーズは恐らく10年以内には一旦復帰してくれるだろう。あれだけ音楽を愛している人たちなので、もちろんアイルランドの彼らの田舎にでも行けばパブなどでちょこちょこと趣味で演奏していたり歌っていたりするのかもしれない。大掛かりにはなかなかできないかもしれないが、そんなパブでの録音でもリリースしてくれればと思う。そしてまた母親となって愛の深みを覚えた彼女たちが一緒になって演奏してくれたら凄く嬉しいなと素直に思う。2001年の日本公演でナマの彼女たちを見れなかったことを大変後悔しているが、恐らく今後彼らをナマで見れることはないのかもしれない。そしたらアイルランドに旅行でも行って握手してくるかな(笑)。
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