CategoryUS 70s Blues Rock 1/2

Boz Scaggs - Boz Scaggs (1969):

 AOR畑の方々は好きでやってると思ってたけど、売るためにやった結果と自分の方向性の妥協点だったミュージシャンが多かったかもしれない。実力ある人達が売れなくてAOR路線行ったら売れたの多いし。元々AOR路線を作ってた人は別として、キャリアがあってから向かった人は商売上しょうがないか。 Boz Scaggsの1969年のソロアルバム「Boz Scaggs」。昔からデュアン・オールマンのプレイが凄いと言われてた。アルバムの終盤に入っ...

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The Allman Brothers Band - Brothers and Sisters (1973):

 カラッとした音にもたまには目を向けてみる気分になったのは気分的なゆとりの成せる業で、普段一、二枚のアルバムを聴く時間的制限から纏まった時間で何枚ものタイトルを聴いていられるのはやはり良い。そうするとかなりニッチなアルバムまで漁っていけるし、ディープな聴き方も出来る。 1973年にリリースされたデュアン・オールマン亡き後最初のオリジナルアルバム「Brothers and Sisters」。The Allman Brothersには特に想い...

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Ry Cooder - Paradise & Lunch

Ry Cooder - Paradise & Lunch (1974) 若い頃は情報が限られていたが、その中でもギタリストを聴くなら誰それと雑誌の特集や本で語られている記事を読みながら、レコードハントに出向いては探していたが、いつしかそれ自体が楽しくなり時間さえあればレコード屋を巡るような生活にもなるが、その初期の頃に様々なロックギタリストとその周辺を知った。多種多様で好みもあれば理解不能のギタリストあり、色々聴けたが当然好みのギ...

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The Blues Project - Live at Cafe Au Go Go

The Blues Project - Live at Cafe Au Go Go (1966) The Blues Projectによる1966年デビューアルバム「Live at Cafe Au Go Go」。ファーストアルバムの最初からライブ盤はヤードバーズ譲りだろうか、アメリカでもこれくらいのブルースバンドはいるとばかりに本格的なブルースカバー曲ばかりを収めたカッコ良い作品。決して英国ロック連中だけがブルースをモノにしてシーンに出てきただけではないが、結果的にはあまり受け入れられ...

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The Elvin Bishop Group - Feel It!

The Elvin Bishop Group - Feel It! (1970) 時代を斬ってロックシーンを眺めると随分と移り変わりも激しいし、アメリカと英国のアプローチの違いも大きく感じる。1970年を捉えた時、英国ロックは全盛期なので当然ブルース・ロックからあらゆるタイプのロックへと発展している時期で、最も面白く見ている時代だが、アメリカに目を移してみればそこまでの進化は目立たず、オーソドックスな方向へ自然に流れているように感じる。一部...

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The Allman Brothers Band - The Allman Brothers Band

The Allman Brothers Band - The Allman Brothers Band (1969) やりたいこと、やらなきゃいけないことなんかが多すぎてなかなか時間が取れない…、そんなに多趣味というワケでもないけど、好奇心は旺盛なのでロック聴く以外にもしたいことはたくさんあるし、それを真面目に追いかけてるとキリがないんだが、ロックから離れた音楽ってのもやっぱり興味があって、ちょいと耳にすればなんとなく気になったりするし、会話の節々での情...

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Boz Scaggs - Boz Scaggs

Boz Scaggs - Boz Scaggs (1969) AOR畑の方々ってああいうのが好きでやってるもんだと思ってるけど、結構そうでもないのかな。売れなかったから売るためにやってった結果と自分の好きな方向性との妥協点があの辺になるってミュージシャンが多かったのかもしれないな。結構実力ある人達が、なかなか売れなくてAOR路線行ったら売れたっての多いんだもん。元々AOR路線を作っていった人は別としても、過去キャリアがあってからそこに...

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Al Kooper / Shuggie Otis - Kooper Session

Al Kooper / Shuggie Otis - Kooper Session (1969) ちょいと漁っているシュギー・オーティスの世界、どうやら若かりし頃にはブルースにどっぷりと浸かってたけど、父親のバンドで演奏するようになってからはかなり幅広いサウンドを吸収していったこともあってか、ブルースという枠組みだけではない音楽性の広がりを見せていった。更に言えば、その幅が広すぎたが故にブルースというところに立ち返ることもそれほどなく、どんど...

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Shuggie Otis - Plays The Blues

Shuggie Otis - Plays The Blues フラリといつもの友人が一言声がけしていく「Shuggie Otisって知ってる?」って。誰だそれ?ってくらいには知らなくって、フムフムと次なる知人の所に行って「シャギー・オーティスって、知ってる?」と訊くと、「あぁ、Johnny Otis Showのトコでギター弾いてる息子だよ」との事。さすがに蛇の道は蛇、モノの5分で様々な背景が判ってきたので、後はじっくり聴くだけだったんだが、その時間がなか...

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The Allman Brothers Band - A & R Studios: New York, 26th August, 1971

The Allman Brothers Band - A & R Studios: New York, 26th August, 1971 70年代のロックはアメリカでも英国でもまた世界各国でも盛んにそれぞれの文化が形成されていった。その結果、お国柄の色が付いたロックがそれぞれ出来上がり、後から聴いた世代からしてもその文化の違いを嗅ぎ取ることでそのお国柄の特徴を認識して何とかロック、と呼ぶようになったのだった。その中のひとつにサザン・ロックなるものがあるのだが、元々...

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