Category-Free 1/6

Uncle Dog - Old Hat (1972):

 英国のジャニス・ジョプリンと異名を取った女性の歌姫はもう一人いた。キャロル・グライムズで、聴けば一発でなるほどだけど、ちょっと過大解釈しすぎているか。それは彼女の経歴を漁っていると、とてもジャニス・ジョプリンの世界とは近くないのが分かるから。それでも聴くと確かにホンモノのソウルフルでブルースな歌声が事実だから良いでしょう。 1972年にリリースされたUncle Dogとしては恐らく唯一の作品、「Old Hat」。ア...

  •  0
  •  0

Paul Kossoff - Live at Fairfield Halls 1975:

 やっぱね、ロックはギターです。ギターが目立ってかっこ良くないとイカンです。今時のバンドはどうか知らないけど古いバンドでは必ずそうあるべきで、そういうバンドがカッコ良かった。そういえば年末にそんな話を酒を飲みながらグダグダと熱く語っていた事を思い出して、そうそう、マイナーもいいけどやっぱりきちんとメジャーなのを抑えてこそだよ、なんて話で聴きまくりましたよ色々と。もちろん既出のアルバムも何度も聴いて...

  •  0
  •  0

Free - Free At Last (1972):

 英国ブルース・ロックバンドもたくさんあるけどグイグイとグルーブをウネラせてくれるバンドはそう多くない。そういう意味ではどれもこれもブルースらしい形態でロックしてくれているバンドが多いが、中でも突然変異的なバンドはいくつかあるし、純粋なるブルース・ロックからはかけ離れていくバンドも実験精神旺盛な70年代には多かった。ところが純粋にブルース・ロックだけをやり続けていたバンドもあった。しかもそれが思い切...

  •  0
  •  0

Andy Fraser - Andy Fraser Band (1975):

 フリーを語る時、話題は必ずベーシストのAndy Fraserになる。フリー独特のあのノリを出しているのは紛れもなくAndy Fraserでしかなく、今に至るまでこのようなベースプレイを前面に出した人はいないし、こんなベース弾く人もいない。時代の産物なのか、どうにも他では受け入れられないタイプのベースなのか、とにかく稀有な存在。それでいてフリーは今でも聴かれているから奇跡に近い存在だったとも思う。 そんな天才ベーシスト...

  •  2
  •  0

Paul Kossoff - Blue Soul (1986):

 1976年3月19日ロサンゼルスに向かう飛行機の中で小汚い若い英国人が死亡しているのを発見、となったのだろう。もちろんスタッフ等がいただろうからそのような事にはならなかったと思いたいが、現実的にはそんな話で別に美しくもない。しかもドラッグでボロボロになったカラダであれば尚更だ。それがポール・コゾフ最期。享年25歳。早くから成功を収めたフリーのギタリストで、唯一無二のギタースタイルを持ち、とてもピュアな人...

  •  0
  •  0

Martha Velez - Fiends & Angels (1969):

 随分昔にその存在を知りながらもレコード探しをしていた頃には見かけることなく、一回見かけた時にはアメリカ盤ジャケットだったがために、別のアルバムと勘違いして買わなかった。それでも4000円くらいしたのかな。あとでアメリカ盤とイギリス盤で全然ジャケットが違うことが判明して割と悔しい思いをしながら、結局イギリス盤を見かけなかった。すっかり忘れ去っていたが、昨年CDがリリースされると云うのでちょっと話題になっ...

  •  0
  •  0

Paul Rodgers - Cut Loose (1983):

 偉大なるボーカリスト、それも今でも現役で全盛期と変わらない声を聴かせてくれる人はそうはいない。ロック系ではハイトーンボイスは当然陰りが出てくるので難しく、ミック・ジャガーもある意味全く変わってない人に分類されるかもしれない。 ポール・ロジャースの1983年リリースの初のソロアルバム「Cut Loose」がリマスタリングされてリリースされていた。もっとも買い直してはいないけど、そこまでの作品だったかなと改めて...

  •  0
  •  0

Andy Fraser - Andy Fraser Band (1975):

 フリーを語る時、話題は必ずベーシストのAndy Fraserになる。フリー独特のあのノリを出しているのは紛れもなくAndy Fraserでしかなく、今に至るまでこのようなベースプレイを前面に出した人はいないし、こんなベース弾く人もいない。時代の産物なのか、どうにも他では受け入れられないタイプのベースなのか、とにかく稀有な存在。それでいてフリーは今でも聴かれているから奇跡に近い存在だったとも思う。 そんな天才ベーシスト...

  •  2
  •  0

Paul Rodgers - Now (1997):

 1993年の「Muddy Water Blues: A Tribute to Muddy Waters」で派手にシーンに返り咲いて以来、それまでのフーテン状態から一気にビジネスマンと化してセッションやアルバム制作にライブ活動とここぞとばかりに働いたPaul Rodgers。丁度時代はロック壊滅期とも言える90年代だったが、独自の活動を繰り広げていた。「Muddy Water Blues: A Tribute to Muddy Waters」が好評だったし、往年の歌声復活もあってファン側も認識して聞い...

  •  0
  •  0

The Law - The Law (1991):

 1991年リリースの唯一の作品「The Law」。思いのほか売れることがなく、また積極的な宣伝活動もなかったが故の商業的失敗が大きく足を引っ張ったのか、アルバム一枚で解体。ちなみにこのバンド、CDでは詳細クレジットが全然書かれていなくて、バンドメンバーご当時気になってしょうがなかった。なんとなく漏れ伝えわってきたのは、ブライアン・アダムスが参加してる、クリス・レアもギター弾いてるくらい。ブライアン・アダムス...

  •  0
  •  0