CategoryUK 70s Blues Rock 1/8
Christine Perfect - Christine Perfect (1970):

突如の訃報にどんなんだっけ、と改めて聴き直していたが、本作に収録されている「I'd Rather Go To Blind」は、名曲さ加減から多数のミュージシャンやシンガーがカバーしてそれなりにヒットを収めているし、有名なところではロッド・スチュワートだが、チッキン・シャックでもカバーしてた。その流れからかクリスティン・パーフェクト女史の名義でもリリースされていて、これが大ヒットと、その成功を受けて急遽アルバム作りが進...
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Chicken Shack - 40 Blue Fingers, Freshly Packed and Ready to Serve (1968):

突然の訃報に驚いたが、後のフリートウッド・マックで活躍するクリスティン・パーフェクトはマックのジョン・マクヴィーと結婚してクリスティン・マクヴィーとして有名となっている。最初は同じ英国ブルースロックバンドのチキン・シャックに参加しており、その才能を開花させていたが、それにしてもこのバンド=チキン・シャックは実に認知度が低い。普通に英国ロックが好きでもあまりこのバンドをきちんと聴いている人も多くは...
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Killing Floor - Out Of Uranus (1970):

1960年末期から70年代初頭の英国ロックは面白い。つい聴き漁りたくなるバンドがいっぱいあって、聴くと吹き出してしまうけど、その分聴いてしまう。動物的本能に従って楽器を演奏してバンドで音を鳴らしている感じで、理性的なバンドは僅かだから、聴いてもすんなりと本能的に聴ける。野性的ではないけど、本質を体現する感じ。自分の好みがそういうロックだからもあるけど、だからこそ好みになった。 キリング・フロアーはメジ...
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Stone The Crows - Stone The Crows (1970):

英国のブルースは実に多様な方向に進み、ストーンズもツェッペリンもブルースで、フリーもクリームもと言われるとそれぞれ違う感じで、マイナーな世界はマイナーな世界でそれなりに個性を出していた。中でも女性の歌声の超個性、ジャニス・ジョプリンが既に世界を制していたのでどうしたって比較されるけど、それでもかなり楽しめる素晴らしい歌声でブルースを奏でてくれたバンド。 Stone the Crowsで、ボーカルはマギー・ベル...
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Maggie Bell - Suicide Sal (1975):

泥臭いジャニスばりのボーカルをジャニスフォロワーと語る必要もないけど、それくらいしゃがれ声の歌に印象深い女性の歌手はいつの時代にも存在していた。フォロワーで呼ばれてしまうのは勿体無いのであまりそういう言い方をしないように。ジョス・ストーンは本人がそこを目指すみたいな事言ってるけど、誰もが憧れる存在です。 マギー・ベルは1975年のアルバム「Suicide Sal」の話題性で言うならばフリーの「Wishing Well」とK...
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Groundhogs - Scratching the Surface
Groundhogs - Scratching the Surface (1968) 一言でブルース・ロックと言ってもかなりの振れ幅がある世界でもあり、英国ロックのひとつの歴史でもあるそのサウンドを紐解いて書いていても単語は同じながらかなり異なるアプローチだなと感じる事も多い。例えばストーンズとクラプトン、ヤードバーズあたりとフリーやブラック・キャット・ボーンズやフォガット、更にはマイナーなブルースベースのヘヴィロックバンドになればもっと...
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Black Cat Bones - Barbed Wire Sandwich (2010 Remastered)
Black Cat Bones - Barbed Wire Sandwich (2010 Remastered) (1970) マニアックな楽しみはどこまでもその人を楽しませてくれる面も大きく、今回はまたしてもそのマニアックな領域での楽しみ方を広げ、一方では自分の知識の浅はかさと探求力の甘さを感じたばかり。元々そこまで細かく探求も出来ていなかったので、マニアックと言う単語を使うべきでもないが、知ってると知らないとではそれは知った方が面白い、と言うか興味が沸く...
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John Mayall & The Bluesbrekers - Bare Wires (2007 Remastered Edition)
John Mayall & The Bluesbrekers - Bare Wires (2007 Remastered Edition) (1968) アルバムを入手する際、または買おうと思う時の動機は大きく2種類あり、ひとつはそのアーティストなりバンドが好きだから問答無用に入手する。もうひとつは例えばその興味ある人が参加しているから聴いてみたい、と言うもので、前者はミーハー的な話ながら後者は少々野心的な試みかもしれない。ロックの来歴を漁っていくとどうしてもこういうチャ...
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Maggie Bell - Queen of the Night
Maggie Bell - Queen of the Night (1974) ソウルフルに歌う女性を例えて言う時は大抵ジャニスのような、と形容されるが、多くはジャニスのような歌声でもなく、普通に歌唱力が高くてソウルフルに歌うスタイルと言うばかりのシンガーだ。売るための形容詞は分かりやすく誰もがイメージしやすい文句が必要になるのでそう言われるし、聴く側もそのつもりで聴くからそのギャップがもどかしくなる時もある。確かにそう聴き始めた方が...
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Peter Green - In the Skies
Peter Green - In the Skies (1979) どこかのバンドのギタリストとして名が知られるようになり、しばらくした後それぞれの理由はあるだろうが、ソロアルバムをリリースする人も数多い。自分の印象だけでは大抵そういったソロアルバム系はバンドのハードな、アグレッシブなギタープレイの姿とは異なりリラックスした大人のロック、ギターを聴かせるような作品が多く、買う側としてはどこそこのバンドのあんなギターを弾くヤツのソ...
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