Doll$Boxx - high $pec

Doll$Boxx - high $pec (2017)
high $pec【初回限定盤】(CD+DVD)

 日本のバンドはさほど聴くことがないんだけど、もちろん幾つかの王道バンドだったり何故か好きなバンドってのももちろんある。かと言って追いかけるほどに見たり聴いたりするか、ってぇとそうでもない。Babymetalくらいか(笑)。昔のバンドなんかもそこまで熱入れてってのはあんまりなかったな。洋楽志向っていうのでそのままいたからね、日本のバンドも凄いのたくさんあるし、見ればそりゃカッコ良いんだけど身近すぎるのかな、夢を見させてくれない、ってのか…。ま、単に聞く機会が少なかったってことにしとこう。

 DOLL$BOXXの二枚目のアルバム「high $pec【初回限定盤】(CD+DVD)」。縁あって辿り着いているバンドのひとつなんだけどね、5年ぶり2枚目のミニアルバムリリースってんでちょいと驚いた。二枚目出す気配なんて全然なかったし、どうにも全盛期過ぎた感があってトーンダウンしてるのもあったからどうなんだろ?って思ってたけど、勢いあるのと歌のパワーを期待して聴いてみた。演奏陣営はもちろん鉄壁のガチャリック・スピンなワケだから圧倒的、どころか圧巻。日本のロック界で男女入れてここまでの演奏出来るのってそうそういないんじゃね?ってくらいのハジけ具合とハチャメチャさは健在で、これで全員女子。そこにあの歌が入るワケだからそりゃ強力でしょ。それぞれではイマイチな所がこうして合体すると生き生きとしてくるんだからバンドのケミストリーは面白い。ソングライターはやっぱりガチャピンのはなちゃんなんだろうな。センス良いです。ハチャメチャ感とポップ感、そこにデス声の使い方、ごちゃまぜなロック感は時代の最先端とも言えるか、実に様々なアプローチが試されているんだが、それでもトータル的にDollsBoxx的な音に仕上げている。ガチャピンでもFUkiでもない音。そこは凄いよなぁ…。

 んで楽曲郡なんだが、ちょいと聴きは割と取っ付けないっつうかフックが足りないっつうか、何だろ?感がある。何回か聴くとそれは薄らいでくるんだが、これはもう年齢かな、若さ溢れるパワーで押し切る的な部分が前作に比べると明らかに劣化していて、そのスタイルのままでやるとなるとちょいち厳しいか、って思う。音楽的なスタイルは面白いから難しい所だから、リスナーが聞く耳や期待感を変えていくしかないかも。バンド側はそのままでしかないし…、曲の骨格はユニークなスタイルなんで、変わってほしくもないし、難しい。ま、そんな事考えずにこのスタイルでハチャメチャに楽しめるトコが面白いんでね、たまには思い出して活動してほしいもんだ。




仮バンド - 仮音源-DEMO-

仮バンド - 仮音源-DEMO- (12017)
仮音源-DEMO-

 ハイレベルなテクニックを持つプレイヤー達が奏でる音楽ってのは割と決まってきてしまうのかもしれない。そういえばちょいと前に見た映画で「ジャズが出来なきゃロックにしろ」ってセリフがあってさ、なるほどそりゃそうかも、と。結局楽器のぶつかり合いというバンドの楽しみ方はあれど、そもそも音楽的なトコロでの難しさをそれぞれの楽器で取り組むというスリリングさと解釈をぶつけ合うみたいな事もあるのだろう。ロック側ではベックなんかが有名なトコロか。

 Babymetalのバックで演奏しているからこその知名度の上がり具合からその三人がちょいとやってみますかね、という感じで音を合わせたアルバムが仮バンドという名義で「仮音源-DEMO-」なタイトルでリリースされている。あのベビメタのバックのあの面々なんだからそりゃテクニック的には申し分ないし、面白そうな音が出て来るのは判ってたけど、こういう路線になるんだなぁ、ってのは言われてみりゃそうだけど、そうか…ってなトコロもあった。ゲスト陣営が結構な華を添えているので単調にはならないで味わい深く聴けるのと、アルバム自体が短いので聴きやすくて快適なのは別の意味でよろしい感じ。

 それにしてもインタビューとか読んでても結構こだわり抜いている部分も多くて何拍子の曲で〜とかそれぞれがバラバラに、とかモードのお話やコード展開なども曲ありきというよりも理論とか展開、コードの進み方みたいな知的な取り組みがありきで、音を出してのバンドでのぶつかり合いという制作過程だったみたいで、それがまた面白い。んで、出てきた音ってのはある種良い曲とか聴きやすいとか歌いやすいなんてのは無くって、テーマに沿っての音の表現での取り組みを味わうというもので、端的に言ってしまえばフュージョンのメタル寄りみたいなトコロか。それぞれの主張する楽器の音はもちろんしっかりと出ているけどバランス良いから見事にアルバムの中でそれぞれが個性を発揮してる。

 こんなメンツがベビメタっていう枠のバックをやってるのか…、そりゃ完成度高いはずだわな。この面々に加えてメタル寄りなセンスのギタリストをもう一人配置してのメタル成分なワケだが、その実こんなことやっちゃうメンツ…、ロックとかメタルとかでは括り切れない世界にいる人達なんですね。素晴らしい。んで、この作品そのものはそんな難しいこと知らないで聴いて、あぁ、スゲェな〜、みたいに楽しめる。後で聴けば難しい拍だったりするんだろうけど、聴いててそこまで違和感なく聴けちゃうんだよね。そういう作り方も凄いと思う。

 こうやって出てきて知名度上げてもらってリスナー的には面白いミュージシャン達を知ることもできてありがたいし、また楽しみに音を楽しめるってなモンだ。時間あればもっともっとやってほしいね。



和楽器バンド - 八奏絵巻

和楽器バンド - 八奏絵巻 (2015)
八奏絵巻(CD+DVD)(初回生産限定盤type-B LIVE収録)

 そういえばコイツも書いてなかったなぁ…、随分前から聴いてたんだけどなかなか登場する機会が無かったからここで出しておきますか、って想い出したからだけど、何でだっけかな、ココの所ごちゃまぜ風味のロックを色々と聴いててその中でここまでごちゃまぜってのも無いだろってので思い出したものだ。洋楽系でのごちゃ混ぜ感かまだ分かる範囲って言うか、ロックの世界だとどんだけ混ぜたって分かる範囲だから、それを大きく超えるってのはホント、日本からしか出て来ないんじゃないか?ってくらい日本のミクスチュアー度合いは凄い。しかもそこにポップスのエッセンスが必ず入ってくるから聴きやすくなっているという最低条件があるし、見事なものだ。

 2015年リリースの和楽器バンドのセカンドフルレンスアルバム「八奏絵巻」。圧倒的なボーカルの歌唱力は世界広しと言えどもこの人くらいしかこういう歌は歌えないだろうってくらいに独自性の高い歌唱法と発声法での歌唱力。そこが単に上手いってだけで出すワケでなく、しっかりとバンド名に恥じることのない和楽器の音と旋律、リズム、音色、どこから斬っても和な食感が必ず出てくる個性、これもまた見事なもので、歌の独自性に加えての三味線や太鼓、琴や笛の音色が心地良く鳴り響く。一方ではベースにハードなギターとドラムスも鳴っているのだから面白い。音楽ってのはやりようによってここまで詰め込んで広げられるものかと感心するばかり。

 こんだけ和風で出来る要素がすべて詰め込まれているんだから面白くないはずもない。ビジュアル面だって和風でもあるし華麗でもあるし男気もあるし綺羅びやかで実に楽しめる。それでいて実力があるんだから何の問題もなかろうよ、見事なバンド。こういうのが世界に出てって楽しませていければ面白いだろうなぁと。ただ、なかなか日本人にしか分からないマインドがありすぎるのかも、とも思うけど、それはそれってことで…。うん、自分的にはこんだけの音の軽さってのはBGM的にしかならないんだけど、面白いからね。映像含めて楽しむバンドです。






坂本 龍一 - 千のナイフ

坂本 龍一 - 千のナイフ (1978)
千のナイフ (SACD ハイブリッド)

 「8ビートギャグ」のインパクトはデカかった。女の子に「面白いよ〜」って見せてもらったんだけど強烈だったもんな。中でもモンちゃんと教授とデビちゃんのインパクトは強烈に残ってて、よくぞあの人気全盛期にアレを書いてそのまま何も無く、どころかアーティスト本人達からも好まれているという風に進んでて何とも不思議なものだと思った。だからさ、デビシルが出てくるとどうしても教授って思っちゃうワケでね、それはそれで良いのかどうか…。

 …ってことで教授…、坂本龍一氏の1978年のソロ名義デビューアルバム「千のナイフ」。同年11月にYMOがデビューしているということで、とんでもなく忙しい人だったんじゃないだろうか?若かりし頃はそういうの平気でこなしちゃうってのあるんだろうけど、それでも作品のクォリティがまるで落ちない…ってかYMOの方は自信がメインパーソナルじゃなくて進んでたからかもしれないが。それにしてもだ、この「千のナイフ」というアルバム、今聴いてもぶっ飛ぶくらいに衝撃的な作品なので、当時からしたらホント、世界中からぶっ飛ぶ作品に思われたんじゃないかなぁ。現代音楽的な手法の中に渡辺香津美さんのギターが強烈に迸ってて、それでいてミニマルが流れているという…打楽器の音は和太鼓的な音色も組み込まれているのに単純にその音じゃないからどこか「和」を感じるけど何だろ?みたいに思っちゃう節がある。更にその上を電子音が飛び交うワケで、一般的なポップスとか音楽とかってのを軽く超越した現代音楽、でもとっても聴きやすいし、そりゃもちろんYMOでやっててもおかしくないだろなってのもあるし、いや、やっぱり凄い人だ。

 坂本龍一さん、と言うかYMOが好きとかわからなかったもんなぁ、昔は。ましてや教授のソロアルバムって「戦メリ」ですらあの曲くらいしか聴いてなかったからだけど、もっと肉体的なロックを好んでいたからこういう音楽的に高尚なのはよくわかんなかったって話。さすがに何十年も色々と聴いてるとこの作品の凄さがわかってくる次第で、70年代のアバンギャルドに近いプログレ、ドイツのプログレ辺りと比較してもそりゃレベル高いし、なるほど、そういうことで教授の知名度は圧倒的なんだ…と。それでも「和」を常に感じるのは音色と音階なんかだろうなぁ…、日本人的に誇らしい音ですな。







RCサクセション - BEAT POPS

RCサクセション - BEAT POPS (1982)
BEAT POPS

 本年最後のアルバムになるので、一応悩んだんだよね。毎年あんまり悩まないで流れに任せて書いてるのがここ数年の傾向だったんだけど、そもそも年末年始って割とブログアクセス減るからあまり気合を入れて書かなくても良いというのもあってそのまま書いてた。今年はまぁ、ちょいと心境の変化もあって何か考えてみた。別に何の脈絡もないんだけどふとキヨシローもだなぁ…と思い出したので、今年最後はRCサクセションにしようと。

 1982年、RCサクセション絶頂期…と言うか一番売れた時代の作品だろうしヒット曲、驚くことにチャートインしたのも入ってるし、この後は「い・け・な・いルージュマジック」でのサカモト教授とのジョイントでベストテン入りもしてたし、キヨシローの露出度マックスだったんじゃないだろうか。実際は知らないけど、自分なんかもこの辺でRCサクセションって一般的に有名なロックバンドだったんだって思ったくらいだし…。「つ・き・あ・い・た・い」や「サマーツアー」あたりは割と流れてたような気がするしなぁ…、もっとも自分的には当時さっさとアルバムを聴いてたからひやたらと記憶に残っているのも強いけど。

 あ、アルバムはもちろん「BEAT POPS」。ジャケットの強烈な変態チックな写真に比べて地味な曲も多くて、それこそRCサクセションらしいなと今なら思うけど当時はアルバム的にロックばっかりじゃなくて面白くないなっていう印象もあったから聞く曲選んでた。RC史上で見ても決して名盤というわけじゃないけど、重要な位置を占めているだろう作品。メンバー間の関係性も充実してた時だし、ライブも派手にやってた頃で自分も一番よくRCに馴染んでた頃だ。懐かしいな。そんな事を思い出しながらの年末最後のアルバムを堪能中♪






カルメン・マキ&OZ - III

カルメン・マキ&OZ - III (1976)
III

 ちょっと前から何やらごく一部では話題になってた事柄から最近聴いてないな~って思って引っ張り出してきた。何せ好きなもんで大抵のアルバムはあるんで…。昔はブログなんか見てて、あの伝説の人がこんな風に思ってるのか、とかそんな風に影響されて生きてるのかとかいちいちへぇ~ほぉ~、ふ~ん感があった。言葉に力があったからかな…、今思えばそれは手書きだったからというのは大きかったかも。誰が書いても無機質な活字紛いのフォントで書かれる文章は文章そのものの個性によるレベルの平均化ではあるけど、文字に込められた想いや勢い、気負い、悲しみなどの感情を表現することはできない。顔文字や絵文字ってんでもないし。そこは自筆ってのがやっぱり大きな意味合いを持つし、書道の世界になっちゃうのかもしれないけど、利便性と引き換えに失われていく、誰しもが見せていた個性の表現手段だったハズ。

 カルメン・マキ&OZの3枚目のスタジオ・アルバム「III」。マキOZ聴いてて…リアルタイムじゃないけどファースト「カルメン・マキ&OZ」から順番に聴いてって、この「III」を飛ばしてライヴを聴いて、そこからこの「III」を聴いたんだけど、思い切り70年代ハードロックの風味を出していたそれらのアルバムからしてこの「III」は驚愕するまでにポップで軽く短めの曲しか収められていなくてビックリ。更に音を聴き始めて更にこの軽さに驚いたものだ。だからやっぱりあんまり聴き込んでないアルバムではあるんだけど、だから故、割と何回も聴いた。うん、この作品が異質なのは確かだけどそれでもマキOZなんだし、ライブではこれが化けてるし、やっぱスタジオ盤もいいんだろうよ、ってことで理解したくて聴いた。するとね、やっぱりレコーディングされている音がポップなだけで歌にしてもバンドにしてもやっぱりあのままなんだな。歪んだギターでグワ~ん!ってのは少ないけど、もういつまでもそういんじゃない、ってのもあったのかな。妙なバランスで成り立っているような作品。

 でもさ、歌の重さとか聴かせ具合とか…初期とはやっぱり違う。神がかったような、取り憑かれたような歌の表現ではなくなってるから…、何か吹っ切れたのかな…、何か抜けた時期なのかもしれない。まぁ、それでも歌そのものを聴いてれば全然変わってないかと言う気もするが(笑)。しかし聴きやすいな、こういうのは。自分の聴いてるロックと同じ雰囲気での音世界だからか普通に馴染んで聞けるからありがたい。って言いつつも、アルバム聴いてると普通にいつものマキOZじゃねえかってなるのでご安心を。最初にいくつかだけポップ的だけどアルバムとしちゃ全然今までどおりの路線だからね。





Sheena - いつだってビューティフル

Sheena - いつだってビューティフル (1982)
いつだってビューティフル (紙ジャケット仕様)

 いつだって訃報は突然だ。今回はどことなく親しみのあった方だったからびっくりしたってのとショックだなってのと両方あった…それは後日徐々にそのショックが自分に来たことでそう思ったんだが…。そう、シーナ&ザ・ロケッツのシーナさん。自分的には鮎川誠さんのギターが好きで、ってのが大きいからそんなにシンガーとしてのシーナさんに想い入れがあったワケじゃないけど、やっぱり色々とロックを漁ってるとこのご夫婦のロックに対する想い入れやシーナさんの歌とロックへの想い入れ、そこから更に女性として母としてロッカーとしてそして鮎川さんの妻としてみたいなのもあってもちろん必要な存在感ってのがわかってきてさ。んでも昔から割と聴いてたんだよね。

 シーナ&ザ・ロケッツっていう不動の母体があるからソロアルバムって聞いた時はちょっとびっくりした1982年のソロアルバム「いつだってビューティフル」。当時同じレーベルメイトだったYMOとの接近によって生み出されたアルバムなのかな。シナロケの方も「真空パック」出して密着してたし、YMOのテクノ力って凄かっただろうし、面白みがあったんだろう。そしてシーナの歌もロックにとどまらない可愛らしさみたいなのは「You May Dream」で立証済みなワケだからYMOメンバーからしてもそりゃユニークな存在だったんじゃないだろうか。勝手な推測だから実際は知らないけど(笑)。そんな事でリリースされているソロアルバム「いつだってビューティフル」だがクレジット見て一発で分かる通り、バックはもちろんロケッツ…だけどドラムは高橋幸宏さんでプロデュースが細野さん。それだけでこんだけキャッチーでポップでテクノ的な音とポップスの中間が出来上がってる。シナロケもそういうポップさを出してる面あるから案外良いコラボだったんだなってのはわかるね。

 どの曲もどこか浮遊した現実離れした感じの曲と歌声で何とも可愛らしい歌声…明らかにシナロケの時とは違う一面を見せてて、こういうのもありかと。お遊びチャレンジ気分もあったのかもしれないし、シーナさん追悼のトコでこのアルバムってのは似合わないのかな、もっとロックしたシーナさんの方がホントは良いんだろう。でもそれだけ多彩な側面を持った方だったんで愛され続けたんだろうし、根性はどロックだったワケで(笑)。楽しい歌、楽しいステージ、そしてろくバンドにおける女性ボーカルの存在という意味では結構第一人者に近い人でもあるし、何と言っても夫婦でロックってのが最高。こんなに頼もしい相棒はいないだろうな〜と。そんなシーナさん、安らかに眠り、天国でもロックしててください♪

R.I.P





Bow Wow - Bow Wow

Bow Wow - Bow Wow (1976)
Bow Wow

 ヤマハのSGギター使用プレイヤーを並べてみたけど80年前後頃に出て来たギターだったのかな、その頃にドドドッと出て来たけどその後は続かなかったような…ってか音楽シーンも変わっていったからニーズに合わなかったのかもしれない。まぁ、そういう意味ではニッチになってしまってるけどトーカイのメタルギターとかあったな…。結局は老舗の王道が生き残っていくという職人技術の生きる世界なんだろう。

 さてヤマハSGギター使用者と言えば山本恭司さんも入ってくるでしょう。もっともこの人の場合はSGよりもSFな感じも多いんだけどトランザムだっけ?火の鳥が描かれたSGが有名です、多分。んで、恥ずかしい事に自分自身はBow WowとかVow Wowってほとんど通ってないんだよな。何でだろ?ルーツ漁りしてれば通るんだろうけど、微妙な時代だったからかなぁ…Bの時代も全然通らなかったし、まだVの時代の方が通ってもおかしくないけどどこか海外モノ志向ってのもあって通ってない。後追いでVは聴いたけど。Bの方は斉藤光浩さんがいたってことで普通にロックバンドだろうって思ってたのもあって、山本恭司さんと斉藤光浩さんって??みたいなのあったもん。ハードロックギタリストとR&Rギタリストってイメージ。

 ってなことで初心に戻ってBow Wowの1976年のファーストアルバム「Bow Wow」。ハードロックと呼べないけどR&Rと言うにはハードギターすぎる…微妙な位置付けのバンドなんだな…と。ただ、当時はかなり刺激的な一枚だったんだろうことは容易に想像付く。後から聴くと歌の弱さもあるし曲の中途半端さなんかも感じるけど、今だからってのが大きいかな。しかし山本恭司さんが歌ってるってのはちょっとびっくり。それこそVの時代でメチャクチャハードロックだったから余計にね。Bow WowってのはハードR&Rバンドって感じかな。ブギやシャッフルでR&Rしてる方が多い印象、特にこのアルバムはそうなんじゃないだろうか。だからこそ斉藤光浩さんのカラーが生きたんだろうし。う〜ん、今からきちんと全部聞くか?ってぇとちょいと微妙だな…。想い入れある人は多いだろうけど、これから聞くには少々若者向けすぎるか。







子供ばんど - Heart Break Kids

子供ばんど - Heart Break Kids (1983)
HEART BREAK KIDS

 こないだギター欲しいな〜って思って20年ぶりくらいに漁っててさ、折角だから最近の…ってもこの20年くらいの中で進化してるのもあるだろうし、新しいブランドのもあったり革新的なのもあるだろうからチャレンジできそうなのないかな…と思いながらアレコレ見てたんだが、結局昔と何ら変わらないのな。ギブソンとフェンダーに追いつこうとしているだけみたいな。PRSとかどっちの良い所も、みたいなのあるけど何向きか?みたいになるとオールマイティ過ぎてロックには合わない。ミュージシャンにはギブソン、フェンダーよりも合うんだろうと思うけど。まぁ、そんな違いは無いんだろうけどね。スタインバーガーも変わってしまってるし、国産ギターは衰退の道進んでるしトーカイとかも無いし、儲かるもんでもないからだろうか。やっぱPRSでちょっと考えたくらいで他はもう…。結局ギブソンにしちゃって全然変わらないじゃないかと。

 そんな中30年位前はヤマハがSGで独自性を出しながら世界に…なんて頑張ってたのは上向き志向の日本だったんだろうか、なんて後になると思ってしまうが、結局SGが世界で認められたことはなかったんじゃないかなぁ…。自分の中ではヤマハ=フュージョンの図式ですが(笑)。ただ目立ってたのは子供ばんどのうじきつよし氏の赤白トーンのSG3000。トレードマークだったもんねぇ、もう。バンド名がもうちょっと良ければもっと売れた気がするが、それはもうしょうがない。数年前に再結成したらしいがそっちはまだ手を出せてないんで昔のヤツで…ってもオリジナルメンバーでのアルバム枚数は少ないんで今回はベースが変わった直後の作品「Heart Break Kids」なんてのを。

 リック・デリンジャープロデュースのニューヨーク録音での「Heart Break Kids」、1983年作品。メインギターはもちろんSGだと思うけどクリーントーンの曲も多いからギターは多種使ってたんだろうと思うが、この人あんまりシングルコイルのギターを使ってるイメージはないなぁ。ハードロックだからそれもそうだけど。ヤマハのコンテストから出て来て多分SGもヤマハにもらてるからその分ヤマハのSGを使い続けてるっていうパターンで義理人情に熱くて、再結成ギグのこけら落としもヤマハの会場だったし、とにかくそんなところにこだわる不器用さがこのバンドの売りでもあったのか。古い話だが子供ばんどが休止中にとあるバンド仲間と元メンバーと話せるタイミングがあったんだけど、その時はうじきの話はするな、と言う感じだったんで再結成は無いなって思ってたけど人間変わるもんですな。





Casiopea - Casiopea

Casiopea - Casiopea (1979)
CASIOPEA

 昔々ホントに昔、まだガキの頃には楽器買うお金も勿論持ってなくって5万円のギターだって高嶺の花だった頃にB.B.Kingの「Take It Home」ってアルバムのジャケットみたいにしょっちゅう楽器屋に行ってはショウウインドウも勿論の事、そこらへんい展示してある国産ギターなんかも眺めてメーカーパンフレットは片っ端からもらってきてギター欲しいな〜って眺めていた頃があってね、その時に楽器屋に貼ってあるポスターに写ってるギタリストってのはもうスーパースターなワケ。それが誰であろうともとんでもなくスーパースターなんだよ。もちろん自分が好きなギタリストとかあるけどそんなのたかが知れてるワケで…、ほんの少しのロックしか知らない自分なんかよりももっともっと広い世界に出ているであろうギタリスト達が壁中に貼ってあるんだもん。何も買わないくせに30分くらいは楽器屋にいたんじゃないかな。まぁ、本人も子供じゃないって自覚してたからそんなにずっとはいられないという羞恥心みたいなのはあったけどさ。

 ヤマハのSGってその頃全盛期だったのかなぁ…割と色々見かけたような気がする。まぁ、その頃自分が気になってたのはフライングVなんだけどさ(笑)。ってことで高中氏から繋がるSGギタリストと言えばやっぱカシオペアの野呂一生さんになるんだろうなと。これまた聴いたことない…ってか多分アチコチで聴いてるけど耳に残らない音だからそのまま流しちゃってるんだろうと思うバンドのひとつ。カシオペアとかスクエアとか高中さんとかマリーンとか80年代前半のジャズフェスの常連で、皆深夜見てたクチです。SG率高くて、SGってのはフュージョンギター向けなんだろうと思ってたんだが、山本恭司氏やうじきつよし氏が目一杯ハードロックで使ってるワケで、よくわかんなかったが、今思えばそんなの全然関係ないんだよな(笑)。

 カシオペアって自分がしてる通りの音なんだろうか?ってのもあって聴いてみた。野呂さんの来歴見てると英国ハードロックルーツだからもしかして初期は…なんて思ってファーストアルバム「Casiopea」なんてのを聴いてみる。やっぱり後に聴けた洗練されたフュージョンライクな音ほどではなくもっとBBA的な側面の強い音でジャズよりもロックフュージョンに近い感じなサウンド。ただやってる面々のサウンドはロック的と言うには少々ジャズメンすぎる(笑)。このヘンのロック感とフュージョン感の境目って微妙だけど。いずれにしても楽しめるのは間違いないサウンド、でも好みとは別、ってのはいつもの話になるか(笑)。でも多分ライブを生で見てたら一発でファンになってたと思うな。


Take It Home
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Author:フレ
物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。


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