CategoryUK 70s Pop Rock 1/6
Deaf School - 2nd Honeymoon (1976)

英国でキッチュなモダンポップスの波は脈々と受け継がれていて、どの時代でも何となくそんなバンドが存在している。The MoveからELO、Stackridgeや10ccが直系の系譜で語られるが、その中の一つに入るDeaf Schoolも忘れてはいけない。そんなに大層なバンドでもないが、英国ならではのシニカル度合いやポップス具合、キッチュでヒネた感性をそのまま音楽として表した才能はやはり大英帝国の財産だ。 Deaf Schoolも多分英国ロック...
- 0
- 0
Kestrel - Kestrel (1975)

マイナー系と呼ばれる中ではダントツの知名度と人気と実力を誇るケストレルは1975年リリースの本作「ケストレル」で解体しているが、ネットやアマゾンでちょっと探して分かるようにもの凄い人気で好かれているアルバムだし、聴いている人も多いし、聴いた人は皆が皆手放しに褒める名盤。昔は全く表に出てこなかったアルバムだけどマニアには重宝した作品だったが、ロックの歴史が長くなるに連れて徐々に浸透した。結果、現役当時...
- 2
- 0
Metro - Metro (1976)

妙なポップセンスが全開しているキッチュなポップロックバンドとも呼ばれるメトロ。ダンカン・ブラウンとピーター・ゴドウィンのセンスが炸裂するデカダンなバンド。1976年のパンク直前の英国においてこんな妙なものが売れた事実も不思議だが、その成功に釣られてアルバムを手にした人達は果たして「メトロ」をどう思ったのだろう?両極端に分かれたと想像に難くない。 Roxy Musicや10cc的と言われていたが、その系譜として見る...
- 0
- 0
Godley and Creme - Ismism (1981)
Godley and Cremeの1981年のアルバム『Ismism』は、彼らのキャリアの中でも最も斬新で実験的な作品の1つと言われ、前衛的なテクノロジーを使って、独創的で革新的な音楽を生み出すことに注力した結果として生まれたものとしてオープニングトラックの「Snack Attack」から強烈な印象を与えてくれる。このトラックは、グループのシンガーであるケヴィン・ゴドリーの強烈なボーカルと、ロル・クレームの革新的な楽曲制作によって、...
- 4
- 0
Roy Wood and Wizzard - Wizzard Brew (1973):

ロイ・ウッドがThe MoveからELOへと渡り歩き、盟友ジェフ・リンと袂を分かつ時に選んだ道はWizzardはアルバム「Wizzard Brew」でひとつのピークを迎えているが、後に発掘された「ボールダーズ」を除いた場合です。多才な人は本当にいくらでも良作が出来上がってくるし、作る行為を意識しなくても勝手に出来上がってくるのではないかと思うくらいで、駄作とかつまらない作品がないとは言わないけど、作品レベルが完全に普通を超え...
- 0
- 0
Sparks - Kimono My House (1974);

スパークスはこのジャケットのアルバムしか知らない人も多いだろうが、この辺のニッチでキッチュなサウンド系は、ロックの歴史を紐解いていてもなかなか巡り会わないし、ロック的見地から書いている論評だと決して推薦盤ではないので後回しになるから聴くまでに時間がかかるので、こういう時後追いはツライが、一度聴けば分かるがジャケット通りに意表を突く凄いインパクト。 そもそもロサンゼルス出身のメンバーが結成したバン...
- 0
- 0
10cc - How Dare You! (1976):

十分に有名なハズなのになかなか聴けてないロックバンドの一つで、どこかポップスのイメージを自分で持っているからだけど、ビートルズの再来にふさわしい、とかヒネたポップス、みたいなフレーズが多く見られたのでロック好きな自分には合わないと思って手を出さなかったから遅かったし思い入れも少ないのを認識した上で改めて聴いてみる。そもそも話題としては10CCのバンド名由来からふざけた英国センスは素晴らしく、ある意味...
- 2
- 0
Stackridge - Mr.Mick (1976):

デイヴ・ローソンのプロフェッショナルな世渡りとその隠れた才能は実にあちこちで開花しており、その片鱗を見える範囲で追うのも乙なモノだろうか、The WebからSamuraiへ、そしてGreensladeでの活躍が多分一番メジャーなところで、グリーンスレイド解散後に見つけた仕事にスタックリッジがあり、元々器用な鍵盤奏者なので何でもこなせるが、よりによってスタックリッジとは不思議な組み合わせ。 1976年リリースのスタックリッジ...
- 0
- 0
Robert Palmer - Double Fun (1978):

ロバート・パーマーのヒット作「Every Kinda People」は1978年のヒット作で、ここからロバート・パーマーはスター街道へと進むが、この曲の作曲はアンディ・フレイザーという話は聞いた事なかった。アナログ時代はそこまで広げなくて、いつしか知って聴いたけど全然つまらないから知識程度の話で、今回思い出したのは奇跡かも。 収録されているアルバムは「Double Fun」で、売れたからオープニングナンバーになってて、「Mr.Big...
- 0
- 0
Elton John - Goodbye Yellow Brick Road
Elton John - Goodbye Yellow Brick Road (1973) エルトン・ジョンも才能あふれる後世の世代のミュージシャンとのセッションを頼もしく思ってどんどんと参加していく人のようだが、先日はレディ・ガガのアルバムもゲスト参加しているし、その前は何かのイベントでセッションもしていたようだから面白い。レディ・ガガの才能は歌でもポップでもピアノでも披露されているので知られているだろうが、そんなセンスは昔からの天才セン...
- 2
- 0