Category-Faces 1/3

Ron Wood - Now Look (1975):

 70年代の10年単位と今の10年単位では大きく異なるが、特にロックの世界においてはもう70年代の10年の違いは天と地ほどの差があったし、ともすれば数年の違いだって時代を左右するものだったからその意味では音楽の革新スピードは昔の方が速かった。そりゃ皆が皆アイディアをどんどんと出して試して、何が当たるか分からなかった時代だったし、とにかくロックの世界が若者しかいなかったからエネルギーが充満していたのが一番大き...

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Ronnie Lane - Anymore for Anymore (1974):

 ロニー・レインがフェイセスを離脱した背景にはロッドとロンによる酔いどれR&Rバンドの傾向が強くなりすぎて自分の求める音楽像からかけ離れてしまった点があり、ロッドの作品を聴いているとロニー・レインはフェイセスの中ではちょっとインテリジェンスな雰囲気を出していたから参加しててもおかしくないと思うけど、派手なショウマンシップな世界を好まなかったのかもしれない。そんな事で人気絶頂だった1973年頃にフェイセス...

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Faces - Long Player (1971):

 酔いどれロックンロールバンドとして名高いフェイセスも後期には山内テツを迎えて活動を継続するもやっぱりバンドメンバーの自由勝手さが祟って解散と、しょうがないな、って感じでそこもいい加減なところが彼等の強み。しかし山内テツさんは凄い人で、フリーが上手くいかなくなったらフェイセスに加入と、しかもほんの数年の間の出来事なのに。そんな山内テツさんがフェイセスでレコーディング的に残してあるのは「ロッド・スチ...

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First Barbarians - Live From Kilburn 1974:

 ロン・ウッドと言えば人柄の良さがにじみ出ている人で、その分どんなグレ者やテクニシャンミュージシャンとも何となく馬が合わせられるような人だ。代表的なのはボ・ディドリーとのセッションで、一方のキースはチャック・ベリーとのセッションで相当やきもきしながら仕事していた事を思うと、愛されキャラらしさが出る。そういうロニーだからこそキースとミックの間に入っても上手くやっていけるしロッドとも上手くやれるってと...

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Ron Wood & Ronnie Lane - Mahoney's Last Stand: O.S.T. (1976):

 ロン・ウッドは人柄の良さが顔に出ているし、こういうロックンローラーもそうそういない人。ギターが好きで酒が好きで女が好きで、でも良いヤツ、と言うので、日本的な不良からのロックンローラーじゃなく、もっと本当に心底天然のハチャメチャ小僧ロックンローラー。そんなロニーはジェフ・ベック・グループからFaces、Stonesと流れる人だけどその間に絡んだ人脈全てと仲が良いのもこれまた人柄の良さで、そんな関係での共演盤...

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Faces - Coast To Coast/Live (1973):

 ショップに入ると、何やら聞き覚えのあるメロディと声がBGMで流れてて、こういう所で予期せぬ音楽に出会うとご機嫌になるが、Facesの「Stay With Me」だった。このタメの効いたノリが堪らなくかっこ良くて、しばらく聴いてなかったから余計に響いたがシンプルなR&Rはやっぱり良い。 オリジナルアルバム的には名作三枚目の「ウマの耳に念仏」に収録されているけど、BGMで流れてきたバージョンがライブだったので、ロニー・レイン...

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Faces - A Nod Is As Good As a Wink... to a Blind Horse (Remastered)

Faces - A Nod Is As Good As a Wink... to a Blind Horse (Remastered) (1972) 随分と色々なR&Rを聴いてきたつもりだが、どうやってギターを弾いているのか全然分からないバンドもあって、自分の知ってる概念の中には存在していないプレイぶりだからなのか、使ってるコードがいわゆるR&Rのそれとは異なるからなのか、コードを取って見てもそのようなプレイにはならないし、一体どういう風に弾いているのだろうか。そこまで探求す...

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Faces - 1970-1975 You Can Make Me Dance, Sing Or Anything

Faces - 1970-1975 You Can Make Me Dance, Sing Or Anything (2015) 若かりしロッドの勢いとパワー溢れる歌声を聴いていたら、もっと若い頃のロッドがロックしてた時期を聴きたくなったので、当然の事ながらのFaces音源を漁っていた。今の時代になるとベスト盤や編集盤も多数リリースされていて、そりゃもう手を変え品を変えとレコード会社側も売れるならば何でも放出していけとばかりにファンからするとお宝的な音源が収められ...

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Ron Wood - Now Look

Ron Wood - Now Look (1975) 70年代の10年という単位と今どきの10年という単位では大きく異なる。特にロックの世界に於いてはもう70年代の10年の違いなんてのは天と地ほどの差があったワケだしね。ともすれば数年の違いだって時代を左右するものだったんだし。だからその意味では音楽の革新スピードは昔の方が早かった。そりゃ皆が皆アイディアをどんどんと出せて試せて、何が当たるか分からなかった時代だったし、とにかくロック...

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Ronnie Lane’s Slim Chance - Ronnie Lane's Slim Chance

Ronnie Lane’s Slim Chance - Ronnie Lane's Slim Chance (1974) フォークってもさ、トラッド系に根差したモノとやっぱりアメリカンフォークを目指したモノってあって、融合させることで成功したフェアポート・コンヴェンションなんてのもあるけど、系譜としてはどっちかだよな。そもそもが英国人だからやっぱりどうやったってアメリカンフォークのああいうのは出て来なくて、カントリーだスワンプだと言ってみてもやっぱり根っこ...

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