CategoryUK 70s Rock F_H 1/5

Hawkwind - Warrior on the Edge of Time (1975):

 シアトリカルでスペーシーでサイケデリックなバンドは英国には割と多く存在していてメジャーシーンでも言われてみればあるだろう。ニッチな英国特集で走っていてその辺の作品は面白い。スピリッツ溢れていて、皆が皆考えてプレイして。60年代末からのバンドは生き残りに必死だからそういうアレンジが出てくるし、新興バンドは自分達の信念で出てきてて主張が見える。もっとも周りなど一切お構いなしのホークウィンド。 1975年リ...

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Family - Entertainment (1969):

 ファミリーはジョン・ウェットンが参加したバンドとして知られているけど、実際にそれはかなり終盤の話で、そもそもごった煮英国ロックの時代の始まりでもある1960年代終盤に出てきたバンドだ。だから別にハードロックでもブルースロックでもなく、何かのジャンルに属せる音でもない。その辺がなかなか聴きにくいバンドのひとつになっている面も否めないが、ボーカルのロジャー・チャップマンの名はかなり知られているのではない...

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Hard Stuff - Bolex Dementia (1973):

  Hard Stuffのセカンドアルバム「ボレックス・ディメンティア」、1973年リリース。ファーストアルバム「Bulletproof」は割と話題性もあったようで、何かと取り上げられたが、セカンドは何となくピンと来ませんでした。ジャケットだけの話。来歴はアチコチで書かれているので適当に書いておくとQuatermassとAtomic Roosterのメンバーが合体して出来たバンドで、それ自体がもうアングラな世界の話で、出てくる音もその名の通り実...

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Hackensack - Up The Hardway (1974)

 ブルースロックに取り憑かれた若者が1970年代の英国には多数存在していたが、時代の経過と共に薄れていき、更に発展したサウンドがロック界を彩る。この頃にバンドを始めて、そのままメジャーともマイナーともつかない形で活動していたが1974年になってメジャーデビューとなったHackensack。主要メンバーのニッキー・ムーアはこの後サムソンにも関わるので、割と主要な英国ハードロックシーン形成時のメンツかもしれない。 ジャ...

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Geordie - Hope You Like It (1973):

 ちょいと小洒落たグラム・ロック方面に進みがちだが気分はそっちじゃないので、またまたダミ声のロックに戻してみる。クワライやスレイド、スイートなどと来た時に直系としてAC/DCも挙がるけど、その元祖として忘れてならないのがジョーディー。AC/DC好きな人は知ってるけど、現在のAC/DCのボーカル、ブライアン・ジョンソンが70年代にやってたバンドで、それなりにヒット曲を持ってるので知名度はあった。それが1980年になってA...

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Hawkwind - Space Ritual (1973)

 モーターヘッドのレミーとして今では有名だが、元々ホークウィンドの肩書きもこれまた割と有名で、モーターヘッドのレミーを期待してホークウィンドを聴いても全く徒労に終わるくらいに別のサウンドをやっているのでどっちのファンも被らないが、それくらいレミーは振り幅の広い二つの大物バンドを動かしていた。メジャーな感じではないからそれなりだろうが、そんなレミーがバンドの気運と共に一大絵巻を作り上げたのが1973年リ...

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Foghat - Stone Blue

Foghat - Stone Blue (1978) 英国のバンドがアメリカを制覇する時のパターンとして、普通にそのままの音を奏でていたらアメリカで何故か受けた、と言うものと、アメリカなら受けるだろうスッキリさ加減、スカンとヌケの良いサウンド作りを目指して売っていく、と分かれる。Led ZeppelinやRolling Stones、Beatles時代ではアメリカ受けを意識しないままバンドの出しているサウンドそのものがアメリカで受け入れられてバンドがデカ...

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Family - Music in a Dolls House (Remastered)

Family - Music in a Dolls House (Remastered) (1968) 60年代末期から70年初頭にかけての英国ロックは絶大な支持を得たビートルズを筆頭に他にもメジャー級でユニークな存在感を放つバンドが多々あり、それぞれ吸引性の高い個性をアピールしてリスナーを惹き付けていたが、一方では皆が皆そうなれると信じてありとあらゆるサウンドから自分たち流に融合させてシーンにリリースして何でもあり的ないわゆるごった煮的なサウンドを...

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Foghat - Night Shift

Foghat - Night Shift (1976) 世界中のバンドがアメリカマーケットでの成功を願って進出を果たしていったが英国でデビューしたバンドは大抵アメリカでの配給先とも提携して契約を結んでアルバムをリリースしていたように感じる。逆はそこまで聞かないが、そりゃ英国でデビューしたらそういう風に進んでいくのが世界戦略の足がかりだろう。ビートルズもストーンズもそれで成功したしキンクスやフーでも同じだ。70年代のバンドもそ...

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Hawkwind - In Search of Space

Hawkwind - In Search of Space (1971) さほど有名でないバンドにも後に有名になるメンバーが参加していたりすると、そのバンド自体も陽の目を浴びることになり、そこで知られていく事からようやく評価が高まる場合もある。どっちにしてもシーンに名が残ればありがたいし、売れればそりゃありがたいだろうから、どういうきっかけであっても知られる事は悪くはない。リスナーも何らかのきっかけが無きゃ数あるバンドの中からそのバ...

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