CategoryUK 70s Rock F_H 1/5

Hawkwind - Space Ritual (1973)

 モーターヘッドのレミーとして今では有名だが、元々ホークウィンドの肩書きもこれまた割と有名で、モーターヘッドのレミーを期待してホークウィンドを聴いても全く徒労に終わるくらいに別のサウンドをやっているのでどっちのファンも被らないが、それくらいレミーは振り幅の広い二つの大物バンドを動かしていた。メジャーな感じではないからそれなりだろうが、そんなレミーがバンドの気運と共に一大絵巻を作り上げたのが1973年リ...

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Foghat - Stone Blue

Foghat - Stone Blue (1978) 英国のバンドがアメリカを制覇する時のパターンとして、普通にそのままの音を奏でていたらアメリカで何故か受けた、と言うものと、アメリカなら受けるだろうスッキリさ加減、スカンとヌケの良いサウンド作りを目指して売っていく、と分かれる。Led ZeppelinやRolling Stones、Beatles時代ではアメリカ受けを意識しないままバンドの出しているサウンドそのものがアメリカで受け入れられてバンドがデカ...

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Family - Music in a Dolls House (Remastered)

Family - Music in a Dolls House (Remastered) (1968) 60年代末期から70年初頭にかけての英国ロックは絶大な支持を得たビートルズを筆頭に他にもメジャー級でユニークな存在感を放つバンドが多々あり、それぞれ吸引性の高い個性をアピールしてリスナーを惹き付けていたが、一方では皆が皆そうなれると信じてありとあらゆるサウンドから自分たち流に融合させてシーンにリリースして何でもあり的ないわゆるごった煮的なサウンドを...

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Foghat - Night Shift

Foghat - Night Shift (1976) 世界中のバンドがアメリカマーケットでの成功を願って進出を果たしていったが英国でデビューしたバンドは大抵アメリカでの配給先とも提携して契約を結んでアルバムをリリースしていたように感じる。逆はそこまで聞かないが、そりゃ英国でデビューしたらそういう風に進んでいくのが世界戦略の足がかりだろう。ビートルズもストーンズもそれで成功したしキンクスやフーでも同じだ。70年代のバンドもそ...

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Hawkwind - In Search of Space

Hawkwind - In Search of Space (1971) さほど有名でないバンドにも後に有名になるメンバーが参加していたりすると、そのバンド自体も陽の目を浴びることになり、そこで知られていく事からようやく評価が高まる場合もある。どっちにしてもシーンに名が残ればありがたいし、売れればそりゃありがたいだろうから、どういうきっかけであっても知られる事は悪くはない。リスナーも何らかのきっかけが無きゃ数あるバンドの中からそのバ...

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Foghat - Foghat

Foghat - Foghat (1972) 今じゃB級バンド郡と呼ばれるが、その後に売れたバンドでも同じ時期にはやはりB級ロックバンドと大差ないサウンドを出していた。売る側も何が売れるか分からないから青田買いして売っていたのもあるだろうし、その結果売れるバンドは売れた。残されたバンドは愛すべきB級バンドとして現代に残されているが、結局は才能もあるが時の運も大きいし、時流もあるだろう。 Foghatの1972年デビューアルバム「Fog...

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Family - Anyway

Family - Anyway (1970) 渡り鳥ベーシストジョン・ウェットンの名はその筋では知られすぎているが、雑談ながらもジョン・ウェットンが在籍したバンド名をどれくらい言えるものだろうか。自分でも5バンドくらいかな、と思うが頑張ればもうちょいと思い出せるかも。そんな遊びが出来てしまう程に人脈多き、そして名バンドでの実績が多かったベーシスト、のみならずギターも鍵盤もバイオリンまでも演奏出来てしまうマルチミュージシ...

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Philamore Lincoln - The North Wind Blew South

Philamore Lincoln - The North Wind Blew South (1970) 昔は判明しなかった事実が時を経てネット時代になり、情報過多の時代になると様々な事柄が判明、もしくは交錯する事で思いもかけずに知る情報もある。今回は正にその通りで、全然知らなかったし調べた事もなかったが、フィラモア・リンカーンなるジャズ畑のドラマーがポップシーンにこの名義でシンガソングライターとしてアルバムをリリースしてきたという不思議。そこに参...

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Heavy Metal Kids - Hit the Right Button

Heavy Metal Kids - Hit the Right Button (2003) U.F.O.の鍵盤奏者として知られているダニー・ペイロネルという人、なかなか器用なミュージシャンで、その非凡な才能をシーンでちょこちょこと見せていた。実はU.F.Oに入る前はHeavy Metal Kidsという70年代のグラマラスロック、R&Rバンドの鍵盤を弾いていた人。そこから引き抜かれてのU.F.O参加となるが、ホンには多分Heavy Metal Kidsというバンドを気に入っていたんじゃないか...

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Foghat - Rock and Roll Outlaws

Foghat - Rock and Roll Outlaws (1974) ジメジメとした音ばかりを聞くには季節的に合わなすぎるので、どうしても快活なのも耳にしたくなる。ここの所ずっと聞いているのは実はブルースばかりで、ロック的にハマってるのはさほど多くない。毎回ブルースを聴くと異なる角度で聴くことが多くて、その意味では深い。ロックのルーツとして聴いてから今ではそれぞれの人達がどういうフレーズと音使いでギターを弾いているのか、ここは...

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