CategoryUK 70s Rock A_B 1/5

Andromeda - Andromeda (1969):

 英国B級ハードロックの世界はこれまた非常に人脈が入り乱れている状況がいくつもあって、それぞれがもちろん音楽性に影響を与えているので一大シーンが形成されていく。例えば先のFuzzy DuckはTucky BuzzardとAndromedaの融合体だったが、Andromedaで行けばジョン・デュ・カンが在籍していたバンドで多少知られている。そのジョン・デュ・カンはAtomic Rooster在籍で、その辺からQuatermassやHard Stuffに流れていく人脈の構図。...

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Atomic Rooster - Death Walks Behind You (1970):

 EL&Pのドラマーとして有名になったカール・パーマーの来歴も割と有名だけど、そもそもアーサー・ブラウンのトコロから離脱してかの有名なアトミック・ルースターをヴィンセント・クラインと結成してファーストアルバムを制作。このファースト・アルバムはその後も名盤として語られる作品で、それ故にEL&Pの看板が付くと皆納得する。ファーストアルバム「アトミック・ルースター」は割と聴かれているが、実は相当奥が深いバンドで...

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Boxer - Absolutely

Boxer - Absolutely (1977) 古いロックはその時代だけで切り取ればハードロックだと言われたが、今聴けば普通にポップスの範疇内のレベルと思われるバンドやアルバムも多数あったりして面白い。KISSを例にとってみれば分かるが、イメージはああいう悪魔的恐怖感を募らせるから音も超絶ヘヴィな印象があるがその実、音だけを聴いているとビートルズ並みにポップなのは周知の事実。今じゃキャラクターアイコンにもなってしまって、...

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Byzantium - Byzantium

Byzantium - Byzantium (1972) 60年代のカラフルさはサイケデリックの波を生み、一方ではプログレッシブ・ロックへと進んだがカラフルでキャッチーなスタイルからはポップ路線のロックをも生み出している。ピンク・フロイドとELOの違いと書けば分かりやすいだろうか、似て非なる方向性へのシフトとその後のバンドの出すサウンドと印象の違いは歴然としている。いわゆるポップ・ロックの全盛期は70年代も過ぎてしばらくしてからと...

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Beggar's Opera - Waters Of Change

Beggar's Opera - Waters Of Change (1971) メジャーに成り切れなかった70年代プログレバンドは数多し。そもそもこの頃の英国ロックはすべてがプログレッシブな取り組みを図ったバンド郡でもあり、どこからどこまでがプログレとも言えないし、ハードロックとも言えるし、今や普通にブリティッシュロックと呼ばれている方が多い。自分も色々と整理整頓していると、どうにも整理が付かない事が多いので同じように70年代英国ロック、...

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Band of Joy - Band of Joy

Band of Joy - Band of Joy (1978) ロバート・プラントが在籍していたBand of Joy。1978年に唐突にメジャーリリースでのファーストアルバム「Band of Joy」がリリースされたが、その音楽性は果たしてロバート・プラント在籍時と同じとは到底思えない風味に仕上がっている。時代はNWOBHM前夜、パンクの波も一息つき始めた頃に高音域ボーカル中心のハードロックテイストのバンドとして出て来た。なるほど時代に合わせてそのサウンド...

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Argent - Nexus

Argent - Nexus (1974) 60年代にゾンビーズというビート・サイケバンドがあって、そこからの派生として出てきたのがロッド・アージェント主導のArgentというバンド。ロッド・アージェントの他にはラス・バラード、更にボブ・ヘンリットとジム・ロッドフォードの先々はキンクスに加入するリズム隊というメンツ。なかなか英国ロック的には知られた面々が揃ってのバンドだった事で、後から思えばなるほど、そりゃ見事だ、となるが、...

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The Ace - Five-A-Side

The Ace - Five-A-Side (1974) Mighty Babyの主役だったアラン・キングがギタリストのフィル・ハリスと自身の好みの方向性だったアメリカのフォーク志向、英国的に言えばスワンプ的なサウンド、その後にはパブロックやAORサウンドとして知られていく角度に推し進めていったバンドがThe Ace。後にその手のシーンで活躍することになるポール・キャロックという鍵盤奏者と手を組みポップシーンに駆け上がっていった。ポール・キャロ...

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Audience - Lunch

Audience - Lunch (1972) カリスマレーベルって正式名称は「the Famous Charisma Label」って言うんだな…、ってかそうやってレーベルにも書いてあるじゃないか(笑)。カリスマはカリスマ、ってレーベルだと思ってたけど、The Famousも名称だとは思わなかった。なるほど、などと改めて頷いたりもするワケで、カリスマレーベルって何がある?なんてね。まぁ、ふしぎの国のアリスのオジちゃんが目立つんだけど、70年初頭くらいはカ...

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Ann Odell - A Little Taste

Ann Odell - A Little Taste (1973) 今の時代ってアルバム聴いたりする時に(ってかアルバムという聴き方するのか?)クレジット情報見たりすることってあるのかな?クレジットてのはさ、誰がどんな楽器を演奏しているのかとかプロデュースやエンジニアとかジャケット描いたのは、とかそういうアルバム作りに当たって関わった人たちの名前を記載してあるかどうか、なんだけど、それって来歴漁りやその人達の仕事の関連性や人間ネ...

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