Category-Frank Zappa 1/3
Frank Zappa - One Size Fits All (1975):

こういう音楽人も出て来ないと思うザッパ。はギタリストとしても興味深いし、コンポーザーとしてもアイディアが独創的で、プログレルーツから語られる時もあるけど、ドゥーワップ色が強いし叙情感は皆無なので、人による認識の違いは色々あるがプログレと呼ばれるカテゴリにザッパは似合わない。 1975年リリースの「One Size Fits All」は一般的には名盤扱いの作品、最初の「インカローズ」からこの頃出始めていたフュージョン...
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The Mothers of Invention - We're Only in It for the Money (1968)

いつまで経ってもカルト的人気しかないフランク・ザッパ。同じサイケデリック路線でカルトバンドだったピンク・フロイドは英国では相当の地位を確立している現在、同様の位置にありながらもニッチな世界のカルトに仕立て上げられているのはお国柄の違いか。本来なら英国人が風刺や皮肉を利かせてこういうアルバムを作りそうだが、辛辣な風刺を発してきたのは時代に敏感なザッパで、パロディに置き換えればアメリカ人にはよくある...
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Frank Zappa - Just Another Band From L.A. (1972):

演劇でも英国やヨーロッパと米国では大きく異なり、歴史文化の違いがあるので明るく人を楽しませる点に特化した米国の演劇は大衆を相手にしたエンターティンメントとして洗練された。現在のアメリカンエンターティンメントの大作は誰が見ても面白いしスペクタルで極端な感動だが、喜劇ロックの世界はフランク・ザッパくらいしか米国人にはその精神を突き詰めた人はいない。 そのフランク・ザッパが最高に楽しんで、キャラクター...
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Frank Zappa - Tinsel Town Rebellion
Frank Zappa - Tinsel Town Rebellion (1981) プログレを探求するといつしか一人で深くハマる鬱な世界に陥るので、少々逸した方向が好ましいと思って久しぶりのザッパ。1981年リリースの「Tinsel Town Rebellion」。この頃からいくつものライブ音源を纏めて一つに仕上げていく手法を楽しんでいたようで、本作もアナログ時代は2枚組の大作ライブアルバムでリリースしていた。冒頭の「Fine Girl」だけがスタジオアルバムで、素晴ら...
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Frank Zappa - The Hot Rats Sessions
Frank Zappa - The Hot Rats Sessions 1990年代のCD全盛期時代頃から70年代のバンドのレア音源や未発表曲、スタジオセッション、サウンドボードソースによるライブ音源や各国のラジオソース、当然ながらのBBCセッションなど実は色々とある所にはあると言うような音源がアングラ界隈で流通してきて、国内でもブートレッグ音源としてマニアックな世界では売られており、その音源を巡って多々論争が勃発もしていた。多くはそれらが事...
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Frank Zappa - The Grand Wazoo
Frank Zappa - The Grand Wazoo (1972) Zappaも随分とハマって聴いていた事があって、オリジナルアルバムリリース順にあれは、それはと記憶して聴き漁っていき、挙げ句が強烈なライブセットを突き付けられてCD時代にリマスタリングされ、全く別物に仕上がった作品も結局はひとつの作品だからとの理由で楽しませられ、苦労して映像を手に入れて見れば今度はその凄さにぶったまげて、と色々と楽しませてもらった。本人没後はそこま...
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Frank Zappa - Over Nite Sensation
Frank Zappa - Over Nite Sensation (1973) Zappaの作品が今でも世にリリースされ続けている。あれほどスタジオ録音盤とライブを切り貼りしてつなぎ合わせての構築美を目指した変態な編集家、いや音楽家の作品が本人亡き後でどこまで引き継がれるのだろうか?当然ながらそんなの普通に引き継いでいける人物はいて、今でも同じような作業を施しながら、そしてリマスタリングや元ネタ明かしという手法も交えてしっかりと商売してい...
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Frank Zappa - Chunga's Revenge
Frank Zappa - Chunga's Revenge (1970) 師走になると街はいつもの如くクリスマスの雰囲気が漂う。同時に年の瀬を感じ始めるのは常ではあるが、いつもいつも同じような雰囲気と周期的なイベントってのを改めて思うと、それこそが幸せと平和の象徴、とも思えるし、そこまでのマンネリ感ってのはいい加減打破していきたいと思わないか、と両極端な事を感じる。実際自分だけでそんな事が成り立っているワケじゃないから、文句言おう...
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Frank Zappa - Uncle Meat
Frank Zappa - Uncle Meat (1969) 昔はパソコンなんて特殊な連中が触るもので一般人が触れることは無いという代物だった。携帯電話だって特殊な仕事の人が持つもので一般人には無縁だったもの、どころか概念だった。ポケベルとかあたりで精々…なんて感じ。まぁ、なんでもそうだし、今普通にあるものは後の時代になるとそんなことしてたのか?くらい時代遅れのものになってしまうものだ。ガラケーなんて正にそうだし、多分今のiPho...
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Frank Zappa - Baby Snakes
Frank Zappa - Baby Snakes (1979) 下積み時代があるミュージシャンが大成した後、その下積み時代を辿ってみると案外真面目にやってたとかこんなことまでしてたのか、とか案外変わらないなとか色々ある。もちろん下積みがあったからこその今の地位だったり仕事だったりするんだから職業としては必要な経験だったことは間違いない。それでもやっぱりそういうのを聴いていたり見たりすると、へぇ〜、なんて思ってしまうのも多いのは...
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