Category-Small Faces 1/2

Small Faces - Small Faces (1966):

 英国の若者達はR&Bに根ざしたサウンドを目指して自ら楽器を持つようになるが、声質はやはり黒人のそれに敵う人間が限られているし、しょうがないが、それでもそういう人間が何人か出てくるのが英国ロックの面白いところで、代表的なのはスティーヴ・ウィンウッドとスティーヴ・マリオット。ポール・ロジャースはちょっと違った上手さだし、ロッドも然りだがここ最近黒いの聴いていたのでちょっとそんな系統を、と思ったのでスモ...

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Peter Frampton - Frampton (1975):

 本能的にロック的なものとそうでないものを嗅ぎ分けるのか、聴いてないアルバムは有名なミュージシャンでもかなり多いし、ロック畑のミュージシャンでも聴いてなかったりするが、それは何かの評論やアルバム紹介という要素から自分なりの解釈なので間違ってるのもあるし、聴いてみなきゃ分からんのもホントだ。ただ、一般的に売れたかはほとんどアテにしてなくて、ロック的とはちょいと違うだろう、みたいに思ってて、だからと言...

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Steve Marriott - Marriott (1976):

 英国は不思議だ。時代時代でなんとなく常に黒人並みの歌声を持つボーカリストが出てくる、しかもそれは紛れもなく本物だったりして黒い声を持つ白人として、またはソウルフルな歌声をもつ歌手として評されるが、大抵はあまり売れることなく渋いマニア向けの世界で留まるケースが多い。ジョス・ストーンくらいになるとちょっとメジャー感もあるが、それだって一般人にはあまり知られていないから、やっぱりソウルフルな歌声だけじ...

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Small Faces - From the Beginning (1967):

 イアン・マクレガンとロン・ウッドの仲間意識は割と強かったようで、そもそもはフェイセスからだろうけど、その前からかもしれない。それで容易にストーンズとスモール・フェイセスが繋がってしまうのもこれまた面白い。世代的には若干ストーンズの方が早い程度だけど、インパクトのあるサウンドは圧倒的にスモール・フェイセスの方だったと思う。いや、分からないけど。 スモール・フェイセスのセカンドアルバム「From the Beg...

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Small Faces - Ogdens’ Nut Gone Flake (Re-mastered 2CD digibook edition)

Small Faces - Ogdens’ Nut Gone Flake (Re-mastered 2CD digibook edition) (1968) ロックのアルバムにもいつの時代でも名盤と言われる作品は不変の如く存在しているが、果たしてそれは本当に名盤だろうか、と疑問を持つ事もしばしば。自分がその名盤を聴いて良いと思わなかったり、どうにも理解し難いアルバムだったりする事はあるし、だからと言って聴かない、とも言い切れないので何度か挑戦して次第に理解してくるアルバムも...

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Small Faces - The Decca Years

Small Faces - The Decca Years (2015) 「ブルーアイドソウル」と書くと日本語カタカナの印象から「青臭いアイドルの歌」みたいに見えるので、そのカタカナ書きは好きじゃない。英語書きだろ「Blue-Eyed Soul」となるので、「青い瞳のソウルシンガー」と読めるだろう。その小洒落た言い方も面白いと思うが、要するに「青い瞳を持つ白人のくせに出てくる歌声が黒人のソウルシンガーのようだ」との意味。60年代以前にもそれくらい歌...

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Small Faces - There Are But Four Small Faces

Small Faces - There Are But Four Small Faces (1967) 60年代はまだアメリカと英国、そして日本との情報がそれほど正確に早く伝わっていなかった。それが故にレコードでもアメリカ盤、英国盤と当然配給も異なるので収録曲が異なる場合、独自に編集してシングルを加えて売る戦略を取るアメリカ盤と云う印象も強い。そのおかげで情報がある程度整理されている現代に於いて、アメリカ編集盤と英国盤の違いによる多種多様の音源のリ...

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Small Faces - 78 in the Shade

Small Faces - 78 in the Shade (1978) ロックってのはエネルギー発散の初期衝動があって初めて成り立つ。そこに音楽的才能、センスってのが掛け合わさってくるのだが、もうひとつ他から何かを持ち込んでオリジナリティ溢れるロックに仕上げていくなんてのもアリで、そのヘンをセンスで出来るのか狙って作るのか、いずれもあるのだろうけど、なかなか上手くはいかない。後々まで残っていくのは当然音楽だから音楽センスのあるヤツ...

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Small Faces - The Autumn Stone

Small Faces - The Autumn Stone (1968) アナログ時代のベスト盤って何かと目玉が入っていたり、一筋縄でいかない未発表ライブや未発表曲、ミックス違いやバージョン違いなんてのも入っていたりして侮れないコンテンツになっている事も多く、それはそれで楽しみがあった。知らなきゃ買えないし、曲目だけ見てても普通に持ってる曲ばかりだからベスト盤要らないな〜って思ったりしてると、実はさ、みたいなお話がよくある。今の時...

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Small Faces - Playmates

Small Faces - Playmates (1977) 70年代の日々はアーティストやバンドにとってとても早く過ぎ去り、命を削る日々とも思えたんじゃないだろうか。あまりにも早く過ぎ去っていった事で革新的なスピードでロックは発展し、繁栄し、栄化を誇り、そして衰退していった。ビジネス面でも器材面でも産業としてもロックは猛スピードで駆け巡っていったのが70年代。60年代からそれは続いていた事で、多くのアーティストがどこかの時点でレイ...

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