CategoryUK 60s Rock A_J 1/12

Chimera - Chimera (1967-70)

 女性二人によるアコースティックなバンドはいくつも思い付くけど、それは単にメロウキャンドルと言うひとつの偶像があるからだろう。やはり、メロウキャンドルみたいなバンドを期待しちゃうのはしょうがない。実際にはなかなかそんな事あり得ない。ところがひょんなことから聴いてみたChimeraと言うバンド、と言うかプロジェクトには驚かされた。60年代末期には録音されていたらしいけど、当時リリースされなかったアルバムで、...

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Elmer Gantry's Velvet Opera - Elmer Gantry's Velvet Opera (1967):

コージー・パウエルのアルバム「サンダーストーム」で歌っていたエルマー・ガントリーという名が懐かしくてついつい漁ってしまったが、随分昔にひたすらレコードを漁り続けていた頃に出合った名前のバンドで、その頃は60年代後半のサイケデリック系を模索していた時だった。多種多様のバンドを漁ってたが、どれもこれも好きになるでもなく、ただひたすら聴いているだけで印象に残るものも多くなかったけど、それでもTomorrowとかAp...

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The Artwoods - Art Gallery (1966):

 昔聴きたいと思っててもなかなか見つけられなくて、そのままになってるアルバムやバンドがたくさんある。今は自宅のMacの前でアレコレと何かのインスピレーションからアルバムやバンドを探したり発掘したり、しかも試聴と言いつつ聴き漁ったり、必要であればDLしてiPhoneに入れたりと、何とも便利な音楽生活が当たり前になってしまったが、その分過去ものをどんどん捨ててる感じ。CDやレコードのライブラリを何かないとわざわざ...

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High Tide - High Tide (1970):

 サイモン・ハウスの名前を最初に知ったのはDavid Bowieのライブ盤「Stage」だった。もっともその前にサイモン・ハウスの名前を何かで見かけたから「ん?」って思ったのかもしれないので何が最初だったかは分からないが、それでも、Bowieのバンドに入るくらいだから腕は確かだろうし、あまり超メジャーなバンドやアーティストとB級系のバンドの面々がクロスオーバーすることも多くないだろうから、その中では珍しい経歴を辿った人...

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The Move - Looking On (1970)

 ロイ・ウッドは読み取りにくいミュージシャンの一人でジェフ・リンはまだ後の活動からそれなりに趣味とか方向性、英国人らしさが分かるけど、ロイ・ウッドは奇人的印象が拭えない。ソロ作品「Wizzard Brew」のジャケットやその後のベスト盤で見られるロイ・ウッドの奇抜なメイクに他ならないが、Renaissanceのアニー・ハスラムとの関係性から久々に気になって取り出してきたロイ・ウッド関連のThe MoveからELO、Wizzardと妙なベ...

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Electric Light Orchestra - No Answer (1972)

 60年代のカラフルなサイケデリックポップ感覚に育てられたとしか思えないジェフ・リンとロイ・ウッドによるウルトラカラフルなポップバンド、ELO。正式名称エレクトリック・ライト・オーケストラ。オーケストラだ。こんなにカラフルなオーケストラもそうそうないが、実はあまり通っていない英国メジャーバンドのひとつ。そろそろ本格的に手を出しても良いかと思ってはいるけどポップすぎてあまりマジメに聴けないのかも。 さす...

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Tempest - Tempest (1973):

 ホールズワースを線で繋いでいくと実に色々なバンドに在籍していたと分かって、あっちこっちのバンドに繋ぎやすい。ソフト・マシーンの後だからゴングでもニュークリアスでも行けたけど、とりあえずその前に大英帝国の誇りが脈打つ偉大なるバンド、テンペストはご存じジョン・ハインズマンがコロシアム解体後に組んだバンドで、このバンドの後にはコロシアムIIを組むからその隙間の仕事。しかし単なる隙間として聴いてはいけない...

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Lou Reed - Transformer (1972):

 いつの時代も時代を創り上げたパイオニア達はさっさと違う事を予見し、ブームになる頃は全く異なった音楽や活動をしているがフォロワー達はその世界を追随出来るかよってホンモノと偽物が分かれるか、オンリーワンの世界を築き上げるか。ニューヨークパンクの発端はヴェルヴェット・アンダーグラウンドで、その核とも云えるルー・リードが元祖とも言えるが、ニューヨークパンクスが生まれ始めの頃、御大ルー・リードはアーティス...

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Nico - Drama of Exile (1981):

 英国ではパンクの波が起きて一段落すると新たにニューウェイヴと呼ばれる進化したサウンドを核としたバンドがゾクゾクと出てくるし、P.I.Lを筆頭にJoy Divisionのようなパンク的思想をより一層ダークに押し下げて内に秘めるエネルギーを内側に発散するスタイルもあったが、そのスタイルの発端もパンクのきっかけにも拘わっていたニコ。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの知名度は高かったけど結局一作のみで、以降は独り歩き...

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Depeche Mode - Some Great Reward (1984):

 自分が思うロック的な音からはかなりかけ離れた世界の音楽はあまり聴かなくて、RCサクセションは好きだけどYMOは聴かないのが代表的な感覚だろう。ニューウェイブ勢が出てきた時も一方では肉体派なハードロック・ヘヴィメタルがシーンに躍り出てきた時期でもあり、音楽の多様化が進んできた頃だったので、その時はクールで気取ったニューウェイブ系よりも分かりやすくてヘヴィなハードロック的な方を好んだ。ギター弾きたかった...

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