Categoryドイツ 70s Rock A_J 1/5
Electric Sandwich - Electric Sandwich
Electric Sandwich - Electric Sandwich (1972) 辺境の地に於けるハードロック、しかも70年代ならではの何でもアリ的なグチャグチャの世界観を若さとエネルギーで放出しまくっているスタイルは面白い。アメリカや英国はどこか根っこがしっかりしてるからルーツも発展性も筋道が見えるが、辺境の地のロックはそういうスジがない。だからその時々の英米にあったロックがそのまま影響を与えていて、若者たちはそこからスタートして元...
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Gravestone - War
Gravestone - War (1980) ちょいと時代が後になってしまうので、どうなのかな、って思って聴いてみたら実に楽しめたのでちょいと取り上げてみようと。ここの所聴いているドイツのバンドではあるものの、 Gravestoneと云うバンドの「War」というアルバムは1980年にリリースされている。謳い文句ではドイツのハード/ヘヴィメタルバンドとされていたので、そうなのか、とジャケットのチープさも気になって聴いてみた。自分的に1980年...
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Arktis - Arktis
Arktis - Arktis (1974) 70年代のドイツのロックバンドの世界は恐らく一部のメジャー級のバンドを除けば当然ながらまだまだ英国ロックの模倣をどれだけできるかと云うレベル感でのバンドくらいしか出てきておらず、シーン自体が未熟だった事は否めないだろう。だからと言ってダメとか価値が無いという話じゃなくて、その時代性と同時代のロックというものの捉えられ方の違いがユニークだなと感じるって話。聴いてる音は英国ロック...
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Abacus - Abacus
Abacus - Abacus (1971) 数少ない情報量しかないからどこのレビューにしても同じような事しか書かれていないし、それ以上を、と言ってもなかなか掘り下げられないのもあって、後は残されている音源から嗅ぎ取るってな所。一般の音源紹介や販売サイト的な所ってのは感想文じゃなくてきちんと情報を伝える必要があるだろうからもうちょっと独自に調査してその辺の情報量を増やしてほしいと思うが、難しいんだろうなぁ。どんどんと広...
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Epsilon - Epsilon
Epsilon - Epsilon (1971) ジャーマン・ロック探求の旅を続けていくとどんどんとマイナーどころか自主制作に近いバンドあたりに行き着いていく。そこで怯えずに手軽に聴ける時代というのもあって、チャレンジしてみると、やっぱり70年代のドイツですらメジャーリリースに持ち込めなかったバンドのアルバムや作品ってのは、どうしてもマイナーであるべき作品レベルが多くて、そこまではさすがになぁ…となってしまうのも多い。アマ...
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Eloy - Eloy
Eloy - Eloy (1971) 英国のロックシーンが与えた影響の成果がほぼ同じような時代のドイツですぐに聴けた…、アメリカで売れた音楽がすぐに日本に輸入されて歌謡曲が作られていく、みたいなのと同じ構造だったのか。そう考えるとロックの影響ってよく分かるが、ドイツのバンドにしてみればカッコ良い英国ロックバンドに自分もなれるぜ、って勢いだもんな。そのままバンド組んで自分たちで見よう見真似で楽曲を創り上げてメンバー集...
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Ache - De Homine Urbano
Ache - De Homine Urbano (1970) 70年代のドイツのロックって、英国やアメリカのようなカテゴリ分けでは成り立たないって事にようやく気づいてきた。その固定概念から離れてジャーマン・ロック、というカテゴリの中にどういう作風があるか、を自分なりに消化して線引きしていかないと纏めきれない。プログレやらジャーマンハードやらクラウトロックなどと言ってはみるものの、この頃のドイツのバンドの奏でるサウンドはそういった...
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Gomorrha - Trauma
Gomorrha - Trauma (1970) ジャーマン・ロックの面白い所はルーツがブルースではなくて、ほぼ英国ロック、という所にあると感じている。それが事実かどうかって自信は別に無いんだけど、一番近い文化として音楽が入ってくる先は英国だっただろうし、そこで聴けたロックってのは強烈だったんじゃないかと。アメリカのも聴けただろうけど、お隣に近いくらいの英国の方が身近だったろうし、ビートルズだってハンブルグで修行してたく...
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Frumpy - By the Way
Frumpy - By the Way (1972) 英国ロックが好きだからだろうと思うが、英国的サウンドと他の国の音が入り交じるのは聞きやすい部分が増えてくる。面白いのはその人がどこの出身なのか、って方が大きくて、例えば英国的サウンドを狙ってます、ってんだとどこか異なるって話。その違いって面白くて、よく書いたことあるけど、どんだけ英国的な音を研究してどこかの国の人がそういうアルバムを作ったとしても、ホントに英国で育ったガ...
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Epitaph - Outside the Law
Epitaph - Outside the Law (1974) 当たり前といえば当たり前だけどロックではお国柄によるサウンド、楽曲の違いってのは割と顕著に出てくる。聴いている側が慣れてくるとその辺の違いに気づいてくるし、その雰囲気の違いもまた面白い。近年のロックだとそこまで違いが明瞭でもなくて、パッと聴いてどこら辺の国かな、なんてのが分からなくなってきてるけど、昔のはかなり顕著。だからジャーマン・ロックなんていう定義があったり...
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