Categoryドイツ 70s Rock K_Z 1/4
Lucifer's Friend - Lucifer's Friend (1970):

後にユーライア・ヒープのデヴィッド・バイロンの後任ボーカルで名を馳せるジョン・ロートンが在籍していたLucifer's Friendのファーストアルバム「Lucifer's Friend」です。Uriah Heepのボーカル云々以前に70年代ブリティッシュロックと捉えられるLucifer's Friendはドイツ人4人と英国人一人のバンド。そのジャケットも強烈なインパクで、CD移行期に早い段階で「Lucifer's Friend」とセカンドの「Where the Groupies Killed the...
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McChurch Soundroom - Delusion (1972):

日本で手に入る世界地図は日本が真ん中で右側にアメリカ、左側にヨーロッパだから分かりにくいけど、英国やヨーロッパを中心に、日本を極東の位置にしてアメリカを左側に置くと如何にヨーロッパとアメリカの文化が近かったか、またヨーロッパの発展や英国やスペイン、ドイツの文化の発達も分かりやすいし、果ては昔々は繋がった大地が見える。聞くと見るでは大違いで、地図見ると面白くなります。 ドイツのハードロック聴くと、...
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Message - From Books & Dreams (1973):

自主制作1,000枚だけリリースの70年代の幻の作品、ようやく再発のキャッチは貴重なアイテムとは理解しやすいが本当に音楽がDLやネットだけで存在するようになったら貴重度希少価値はあり得なくて均一に並んでいる音楽のひとつになるので、そうなると均等に聞く人が出て来るから後々の作品の評価が変わるだろう。何十年単位の話になるけど、今はまだアナログ時代の歴史が持ち込まれてるからそういう視点にはなってないが自分が生...
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Night Sun - Mournin' (1972):

若い頃にひたすら英国ロックを漁って自分の知識と方向性を見出して、またその深さと広さに心奪われて、レコード屋に行けば色々な国の色々なレコードが売ってて、様々なものを見ている。貴重盤屋さんも行ってたし、細かく仕切られたジャンルもあったけど、英国一辺倒に絞って集めてた。だから他の国のロックは英国と絡むものは聴いたけど、ほとんど通ってない。ユーロ・ロックはプログレから聴いてたけど、普通のロックやハードロ...
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Silberbart - 4 Times Sound Razing (1971):

1970年初頭のドイツはBlack SabbathとUriah Heepの影響が大きく、あとジミヘンは分かるが、クリームはない。ルーツに無いから難しかったか、ドイツ人の好まない音だったか。硬質でやや暗黒がかった世界を持ったバンドの方が好まれたか、実に数多くのバンドが、サバスとヒープの影響大と驚くばかりだが、サイケデリックの洗礼に加えてこの二つのバンドの影響を不思議に思った。そんな流れの中で今回はマイナーなアルバム紹介。 1...
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Twenty Sixty Six And Then - Reflections On the Future (1972):

ジャーマンハードロックは、ブログにはその時の所感を載せているので次に自分が聴く時の目安になるが、まだその程度で、この世界の音は自分でもっと消化しないと本気の内容は書き切れない。その辺はきっかけもあるからこれからで良いが、ちょっと情報量多すぎるし、また今の時代に手に入れるアルバムはどこか聴き所が多く、そのヘンがツボに入るとこれまた厄介だが、良かった印象だけがアルバムのジャケットと共に刷り込まれる。...
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Kraftwerk - Kraftwerk (1971) :

クラウス・ディンガーが過去に在籍していたバンドで有名なクラフトワーク。自分はクラフトワークは70年代後期のバンドでYMOと同じ頃にヨーロッパで活躍していたと認識していたが、クラウス・ディンガーが過去に在籍していたとは意外で、ノイ!の方が早いと思ってたが、結局クラウス・ディンガーはクラフトワークをすぐに離脱して「ノイ!」を結成してアルバムをリリースしているから、まるでEL&Pのグレッグ・レイクがクリムゾンに...
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Nine Days Wonder - Only The Dancers
Nine Days Wonder - Only The Dancers (1974) クラウトロックがクラウトロックと呼ばれるのは俗に言うカテゴリでは区分出来ないからという概念に気づいてからは自分的に取り組みやすくなった。言われてみればどこぞの詳しい所で調べたりしていると、普通にクラウトロックとかジャーマン・ロックなんて分類されていて、随分不親切だよな、もっとちゃんと区分できるだろ、なんて思ってたものだ。今になってようやくその概念が判って...
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Nosferatu - Nosferatu
Nosferatu - Nosferatu (1970) これぞジャーマンハード、って言うべきアルバムは以前にハマった時にほとんど一気に聴いてって、そのシーンの面白さを実感したんだけど、ここでもその後にシーンに残っていったバンドはほんの一握りしかいなくて、先日のLucifer's Friendなどはその代表だ。やはりアルバム出せても数枚レベル、そこからはルーツが無いからホントに才能や個性が無い限り沈滞していくのはやむを得ないだろう。それでも...
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Lucifer's Friend - Mind Exploding
Lucifer's Friend - Mind Exploding (1976) 日本で知られているドイツ系のバンドっていくつか思い当たるが、それほど普通には多くないし、ちょこっと入り込んでしまうとほとんど出てこない。70年代なんてのはスコピやカン周辺程度な気がする。その中でも、本日のお題となるLucifer's Friendってバンドはかなり知られている方じゃないだろうか。ともすれば英国のバンドというような捉え方をしている人もいるだろうとすら思う。それ...
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