Category日本 70s Rock 1/2

サンハウス - 有頂天 (1975)

 1960年代の終わり頃、我が国日本でもロックンロールの先駆者達が遠きイギリスのサウンドを聴いて自らの仲間と共に試行錯誤を繰り返して独自のロックンロールを編み出していった。誰が最初でなんてのはもちろんわからないけど、その消化の仕方や取り入れ方、独自のセンスと才能とメンバーの力量などが上手く化学反応を起こしたバンドと言えば絶対に柴山”菊”俊之氏と鮎川誠氏率いるサンハウスになる。 有名な曲はヤードバーズの「...

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サンハウス - 仁輪加

サンハウス - 仁輪加 (1976) リアルタイムで70年代の日本のロックは聴いてたかも知れないが通ってはいない。多分聞く機会も無かったと思うが、何かの拍子にふと聞き覚えがある、なんて事もあるから分からない。ただ、バンド名や曲名まで認識してたのはほぼ無い。だから自分的には70年代の日本のロック…、どころか洋モノロックも同じだが、憧れでもあるしちょいと怖いもの見たさ的な部分もある。洋モノはどことなく夢の向こう側な...

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Bow Wow - Bow Wow

Bow Wow - Bow Wow (1976) ヤマハのSGギター使用プレイヤーを並べてみたけど80年前後頃に出て来たギターだったのかな、その頃にドドドッと出て来たけどその後は続かなかったような…ってか音楽シーンも変わっていったからニーズに合わなかったのかもしれない。まぁ、そういう意味ではニッチになってしまってるけどトーカイのメタルギターとかあったな…。結局は老舗の王道が生き残っていくという職人技術の生きる世界なんだろう。 ...

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内田裕也とフラワーズ - Challenge!

内田裕也とフラワーズ - Challenge! (1969) Challenge 70年代の日本のロックからして現在に至るまで日本のロック界で必ず最後に名前が挙がる大御所が一人。自分的にはもう世代が全然異なるので感覚論がまるでわからないんだが、多分相当にトンがって生きてきた人なんだろう、くらいの認識しかない内田裕也さん。今じゃ白髪ジジイなんだが、これがまたとんでもないジジイになっていて、見るたびに苦笑してしまうくらい。もう半世紀...

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Flied Egg - Good Bye

Flied Egg - Good Bye (1972) Good Bye Dr. Siegel's Fried Egg Shooting Machine 70年代初頭の日本のロックはまだまだ産声を上げたばかりに過ぎないもので、今聴けば音楽性は稚拙なものだし、多分アマチュアレベルでもやらないだろうスタイルのロックサウンドかもしれん(笑)。ただ、このエネルギーとロックへの傾倒ぶりは今ではまず聴かれないもので、そのパワーたるや凄まじいものがある。ロックって?うん、自分なんかはこ...

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ブルース・クリエイション - 悪魔と11人の子供達

ブルース・クリエイション - 悪魔と11人の子供達(1971) Demon & Eleven Children Blues Creation - Carmen Maki 古い日本のロックを聴いているとどんどん日本人とは思えないバンドに出会っていく。英国のリアルタイムなロックそのままを聴いて自分たちもプレイしているというような有様なんだろうけど、その模倣の仕方がハンパじゃなく本物に近くて、そりゃ王道バンドの迫力は真似は出来ないまでもそこを目指しながらオリジナ...

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Flower Travellin' Band - Make Up

Flower Travellin' Band - Make Up (1973) MAKE UP Satori 70年代の日本のバンドってのは後追いからするとかなり追いにくいっつうか実態が掴みにくいシーンだったのと、あまり後年にハデに取り上げられることもなく、単に「伝説」として祭り上げられることが多くて、そもそもレコード屋でも手に入らなかったしCDでもそんなに出て来なかったし、情弱だったのもあったんだろうけど積極的に取り組まなかった。でも王道を漁っている...

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金子マリ - Shoot The Moon

金子マリ - Shoot The Moon (1978) 金子マリ流  マリア・マルダーの歌声聴いてて、ん~、何かに似てる感じなんだよなぁと記憶の彼方を漁ってるんだけど出てこなくて、もしかしてアレかな…それとも?などなど思い起こしていて、辿り着いた先がなぜか金子マリだったのだが…(笑)。聴いてみたら全然違ったので我ながら記憶のいい加減さに呆れた次第です…。ま、それでもいいか、と金子マリを聴き続けていたのでした。 1978年リリー...

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頭脳警察 - 1

 これまたクリスマスに聴く音楽でもないし、書く音楽でもないのだが、自分的に行きがかり上しょうがないなぁ~ってのもあって今のところ書き進めないと気が済まないだけなんだが(笑)。まぁ、いいじゃないか、クリスマスで世間が浮かれているのもありだが、そういう時代は自然に来たのではなく然るべき過程を経てこそできたものなのだという事実に気付いてみるのも面白いでしょ。そんな時代の旗手ともなり、そして「ロック」とい...

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村八分 - Live

 世の中クリスマスイブってことで相変わらずのクリスマス商戦と、カップルのデートが盛んな良い時期に、何故にかしらんが、クリスマスなんぞとは全く無縁としか思えない退廃的な70年代初頭の日本のロックを書いている自分…、う~む、ま、いいや(笑)。しかもよりによってその中でも最もツマハジキな日本の伝説のロックバンド、村八分だ。ある意味で奇跡のバンドとしか思えないのだが、ま、世の中には無頓着っつうことでクリスマ...

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