Triple X - OST

カテゴリー: The Movie

 ちと映画の趣旨が違うんだけどラムシュタイン繋がりってことで思い出したので書いておこうかな〜と(笑)。いや、もうね次はラムシュタイン書くけどさ、この映画のライブシーンを見てとんでもなく衝撃を受けたっつうのが最初ってのもあるんだよな、このバンドは。だから先に映画を書いておくことにしたんだな。

トリプルX

 「トリプルX」っつう思い切りアメリカンな映画なんだけどさ、まぁ、バイオレンス&スパイ&アクションっつう感じの如何にも、って映画でそれはそれで非常に面白い映画なのでお薦めしても良いのだが、冒頭からえらく危険な雰囲気のシーンで、何かの宗教的なライブイベントの会場に逃げ込むっていう設定なんだけど、その会場で行われていたライブがラムシュタインのもの。特にバンド名とかでてくるワケじゃなくて、単にインダストリアルバンドってことで出てくるんだけど、火を噴きまくってるもんだから余計にそういう儀式的な要素が強く見えてきて印象が強い。まぁ、ここで演奏されていた曲も「Rammstein - Mutter - Feuer frei Feuer Frei」だから正にノリノリの燃える曲だったんだけどね。凄いインパクト。

 映画の方は、結構くだらないものではあるけど、清々しい感じだね。悪ガキが捕まってスパイとして悪の巣窟に送り込まれるっつうもので、もちろんアメリカ映画お決まりの多種多様のシーンを経由して結局最後まで汗を握るハラハラドキドキのアクション映画。サントラの方はラムシュタインに留まらずよく知らないがそれなりにメジャーな人達によるサウンドが占めているらしい。う〜ん、全然知らないし、素晴らしいとも思わないのだが、まぁ、そうは言ってはいけない(笑)。全編聴いているとやっぱりヘヴィな心地良さが空間を支配してくれるのだから。

Lost Highway - OST

カテゴリー: The Movie

 デヴィッド・リンチ監督の映画「ロスト・ハイウェイ」のために制作されたサウンドトラックにはここのところ書き連ねてきた先鋭アーティストが集められ、ひとつの猟奇的サウンド集大成アルバムとして存在している。昔で云う映画に使われた曲で構成されたサウンドトラックという意味合いから最近のものは変化していて、その映画を象徴する音楽であればサウンドトラックというアルバムに入れられているという光景。本作品のサウンドトラックは概ね映画でも使用されたものばかりなのでこの定義には当てはまらないけど、そういうのも増えているんだよね。

ロスト・ハイウェイ(サントラ) ロスト・ハイウェイ
David Bowie - Lost Highway Lost Highway

 さてさて、そもそもデヴィッド・リンチ監督の映画なのでいつものごとく滅茶苦茶と言うか象徴的な出来事だけで映像が連なっていると言うか、決して結論があるわけではない曖昧な映画で、しかも当然ながらショッキングな部分や冷酷なシーンなどなど色々とあるワケだ。そこかしこに相応しい音楽を配しているのは監督の仕事ではないだろうがイメージを保つためにはかなり良い仕事が成されていると言えるかな。

 サントラCDの方はナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーにプロデュースされているので、そりゃそのスジの音作らせたら大したもんのハズだ。そんなことで、最初と最後はボウイの「David Bowie - Lost Highway - I'm Deranged I'm Deranged」によって始まりと終わりを繋げていて、その間にはアンジェロ・バダラメンティという静かな曲を奏でる映画音楽ではよく顔を出す人も楽曲提供していて、なんとまぁ、アントニオ・カルロス・ジョビンもありだ。まぁ、その辺はともかく、そしてルー・リードなんてのも参加してるんだなぁ…。そんな中、マリリン・マンソンだったりもちろんナイン・インチ・ネイルズやトレント・レズナー自身名義のものだったりラムシュタインだったりと、まぁ、クセのある人達ばかり。これだけ聴いていれば結構面白いんじゃないか?

 こういうアルバムの良いところは知らないバンドなんかでも普通に聴けて、新たに知ることが出来るっつうことだね。事実このアルバムからラムシュタインはアメリカ侵攻を測った部分もあるし。しかしまぁ、ボウイのカメレオンぶりはこういうトコロでも健在で、全く新しいアーティスト群の中にいても全く古さを感じさせないで溶け込んでいるという凄さ。さすがだねぇ。映画のヘンさとサントラの不気味さのどちらもマニア向けではあるけど、ハマる人は楽しめる、かな(笑)。

イージー★ライダー

カテゴリー: The Movie

 60年代のアメリカそのものを投影したロック映画として有名な「イージー★ライダー」。やっぱりデニス・ホッパーの人柄に惚れるんだが、それはともかくこの映画のストーリーは全くよくわからない(笑)。ロック好きならば「ウッドストック」と共に見るべき作品として位置付けられているので、そうかそうかと思い若かりし頃から見始めたものだが、いやぁ、とんと理解できない。理解できないところがこの映画を理解する最も賢明な手段ってことに気付くのはもう少し経ってから…。

イージー★ライダー イージーライダー [PB-657] [ポスター]

 チョッパーのバイクであの広くてまっすぐな道を悠然と駆けていく、コレこそ正にアメリカン。それだけでかっこいいってのあるもんなぁ。いきなり話飛ぶけど、その壮大なスケールが最後のシーンにも繋がっていって、あっけなく銃殺されるっつう…、一体何だったんだ?こいつらは?って感じの映画。LSDで乱痴気になるところとかはそのままの雰囲気が出ていたりするけど、あとは全くよくわからん。ただ、何かに向かって走っているってことだけで、意味はない。人生なんてマジメに考えてもしょうがない、その場よければ全て良しみたいな流れで作られている。ヒッピー時代ってのは結局のトコとそういうイージーな考え方でよかったんだなぁと改めて思う。まぁ、現代でもそういういい加減なのはいっぱいいるんだろうけど、正に象徴かな。

 一方、ロックサウンドだけで映画が構成されているてのは映画界に於いては画期的なことだったみたいで、ロック界ではそれ自体がこの映画とロックを結びつけることでもあるが、何せステッペンウルフの「Born To Be Wild」なんてのはこの映画の象徴だもん。他の曲知らなくてもこの曲は誰でも知ってるだろ、ってくらい有名。後はジミヘンとかバーズとかザ・バンドとかね。

地獄の黙示録

カテゴリー: The Movie

 60年代アメリカ文化を描いた映画は非常にたくさんある。それと言うのも当時ベトナム戦争真っ最中ということもあって、題材に取り上げられやすいというのと、ヒッピー文化、フラワーチルドレンと呼ばれる世代、またロックではもちろんウッドストックという象徴なんかもあるね。そんなことでこの時代を描いたものはいくつでもあるけど、今でもダントツにインパクトを放って自分を惹き付けて病まない作品がある。

地獄の黙示録 特別完全版 地獄の黙示録・特別完全版 解読「地獄の黙示録」 (文春文庫)

 「地獄の黙示録

 そんなに何回も見て研究するほどハマってたワケじゃないけど、最初に見たときから強烈な印象が残ってて、もちろんドアーズの「The End」の美しさも実感してたんだけど、自分的にはドアーズを知る前にこの映画を見ていて、なんか凄くハマったサントラだな…という印象でドアーズを聞いていた。何せ映画が始まった冒頭から雰囲気たっぷりのシーンに溢れていて、そこで既に「The End」のあのイントロが流れるワケだからインパクトあるはずだ。

 映画そのものの話となると、これはもう深く研究している人がネット上にもいくらでもいるし、素人的に大して書けることはないのだが、明らかに狂気というテーマを打ち出して一般に知らしめた作品だと思う。狂気って、ロックの世界でも結構出てくるんだけど、真の狂気となるともの凄く静かなものだったりするんだと思う。シド・バレットのソロ作品なんて聴いていると一見まともな音楽に聞こえるしさ。でもその中に狂気が確実に存在していて、それは発狂というのではない。「地獄の黙示録」にもそれが描かれていて…、まぁ、映画だからもうちょっと直接的な表現があるので実際に狂気の断片が見て取れるんだけど、その存在感と権力を誇示することで狂気を見せている部分もあるのかな、ちょっと表現が難しいが。そこにT.S.エリオットの詩が持ち込まれたりして妙に静寂さがあったりさ。

 最初にこの映画を見たときは何か凄い戦争映画と思ったし、後半のカーツ大佐のシーンなんて気持ち悪いだけだったけど、そのうちカーツ大佐のシーンの方が興味深くなってきて、それまでの映像は序章でしかないとまで思うようになったくらいあの狂気のシーンにハマっていった。唐突に出てくるデニス・ホッパーのヒッピー記者という役割も、今度は実態としてこの時期のヒッピー役にはこの人ぴったり、っていう感じで笑った。

 えっと、音楽的な話で言えば「地獄の黙示録」の映画で使われたドアーズの「The End」は通常のスタジオ盤から6分半くらいに切りつめられたバージョンで、一部のベスト盤に収録されている…って言っても、まぁ、編集によるものなので大したことはないか。それよりもアナログ時代のサントラの迫力が凄かったなぁ。リマスタリングCDの音は未聴だけどさ。

ザ・ドアーズ

カテゴリー: The Movie

ドアーズ プラトーン (特別編) ディレクターズカット JFK 特別編集版

 ついでだからちょっと脱線して映画の「ドアーズ」について走ってみよう(笑)。1991年に上映されたこの映画、もちろん云わずと知れたオリバー・ストーン監督の60年代懐古シリーズ三作目…ちなみに「プラトーン」「JFK」に続いての作品で、どれもこれも印象的な作品だったので十分に期待して見に行った、しかもジム・モリソン率いるドアーズの伝記映画っつうことでそりゃ、ロックファンは駆けつけるワケだな。

 まずはバル・ギルマーのクリソツの演技というか風貌というか熱演というか、もう本人に成り切っているしルックスもそんなに似てたっけ?って思うくらいそっくりで、もう素晴らしいの一言。恋人役のメグ・ライアンもどこか初々しくってヒッピー的でなかなかだったし、黒魔術的な女も雰囲気あってよかったな。映画作品として見れば、もちろんへぇ〜って感じでライブシーンとかも本当のドアーズのライブで行われた模様を再現しているし、概ね伝説的な面は劇化しているみたいで当時は結構ハマった。サントラもドアーズの楽曲の別バージョンが収録されているとかあって、割と珍しいテイクだったような。コアなファンには不評だったり映画ファンでロックを知らない人はこの映画何が言いたいの?って感じらしいが、そんなことはどうでもよくって、ジム・モリソンっていうのはこんなような人だったんだよ、っていうオマージュなんじゃないかな。もちろん映画的に脚色しているところもあるのはよくわかるんだが(笑)。いや、でもやっぱり面白い。インディアンの霊が憑依してくるシーンは多分創作なんだと思うけど、雰囲気あってていいしね。

 これだけの有名な人がロック映画作るってのもなかなかないからそういう意味では結構革新的。オリヴァー・ストーンって昔は問題作をよく作ってたけど最近聞かないな。知らないだけかもしれないけど。「プラトーン」とかなぁ、やっぱ強烈だったし。話も映像も、そしてアクションも。結構焼き付いてるな…。

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