CategoryUS Jazz 1/5
Bud Powell - The Scene Changes (1958):
バド・パウエルが1958年にブルーノートで録音した「ザ・シーン・チェンジズ」はジャケットとブルーノートなだけで聴くし、ジャケットでジャズのレコードも買ってたから歴史的背景も知らなくて良かったけど、今はすぐネットで背景が分かるから良いか悪いか…、バド・パウエルの「ザ・シーン・チェンジズ」は下り坂の頃の作品で名盤扱いはされていないが、もっと前のバド・パウエルを聴いている人には物足りないらしい。ただ、「ザ...
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Phil Woods & The European Rythm Machine - Alive and Well in Paris (1968):
アルトサックスの名演と云えば、チャーリー・パーカー直系の影響下にあったフィル・ウッズがフランスに渡って録音した作品「フィル・ウッズ&ヨーロピアン・リズム・マシーン」があり、アルバムジャケットを見る限りではこの作品「Alive And Well In Paris」と1968年当時パリに渡りこの名作を作った時をタイトルにしているが何故か邦題は「フィル・ウッズ&ヨーロピアン・リズム・マシーン」。 アルバム一発目に入っている「若か...
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Jackie McLean - Swing Swang Swingin (1959):
ジャズな気分に浸ってアルトサックス奏者ジャッキー・マクリーンの1959年にブルーノートからリリースされた名盤「Swing Swang Swingin」で、冒頭の「What's New」からしっとりと軽快に、そしてビバップなプレイとサウンドが心地良いカルテットの演奏で、メロディアスに吹いており、聴いてる側も同じ気分で盛り上がれる至福の音が心を満たす独特の空気で魅了してくれる。内に向かって発散して心地良くするプレイがジャズの醍醐味...
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Sonny Criss - Go Man! (1956):
50年代末期のジャズ界と云えば60年代末期から70年代にかけてのロック界と同じく、多種多様のアーティストがこぞって作品を世に出してしのぎを削り合っていた熱い時代で、その分名作名盤、そして名レーベルなど多数生まれているが、中でもブルーノートは独特の文化が創られており今でも数多くのファンが存在する。他にも幾つかあったが、今回は超マイナーなインペリアルレーベルの傑作をリリースしたソニー・クリスを取り上げてみ...
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Art Blakey And Jazz Messengers - Moanin (1958):
ジャズ界の面白いトコロは花形であるトランペットやサックス、またはピアノなどのメロディ楽器によるリーダー作ばかりが注目されるでもなく、不思議なことにドラマーやベーシストがリーダー作の作品にも注目が集まる。ドラマーがリーダーの作品でもメロディアスで素晴らしい音がいくつかあり、誰が曲を作るかもあるし、演奏者の出来映えによってもガラリと変わるので面白くて、たまたまその時にノッていたから名演が生まれて収録...
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Hank Mobley - Roll Call (1960):
Hank Mobleyの「Roll Call」は1960年作品で、ドラマーはアート・ブレイキーながらもロック好きなガキでも熱いライブ盤で響いたし、この頃のブルーノート系は音も良いし録音のテンションの高さがスリリングで、白熱している演奏が多くて名盤ばかり。だからこそのブルーノート、ジャケットのトーンも含めて芸術作品になるが、ハンク・モブレーはテナーサックスで、フレディ・ハバードがペット、ウィントン・ケリーが鍵盤、ポール・...
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John Coltrane - Blue Trane (1957):
マイルス門下生の中で一番ジャズの重鎮へ成長したジョン・コルトレーンのキャリアはジャズ界に浸透し、名盤をいくつも創り上げた人物となった。「ブルー・トレイン」や「ソウルトレーン」、そして「Ballads」「至上の愛」は好きだし、一方でロック畑からジャズに手を出す人間が一番すんなり入れるし、ロックではないけど、共通する所が多く、ロック畑の人間でも聴きやすい。 いわゆるジャズらしいジャズを奏でている「ブルー・...
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Sonny Clark - Cool Struttin' (1958):
最も好きなジャケットの一二を争うソニー・クラークの名盤「クール・ストラッティン」にはサックスでジャッキー・マクリーンが参加しているが、ソニー・クラークはロックンローラーなんかよりもブルースメンよりもロックらしい生き方で31歳でヤクで死んじゃった。ジャズメンは悲惨な人生を送る人も多いが、薄暗いバーで演奏しているだけで、たまにレコーディングでライブ録音して音楽してたから、ピュアな心意気が熱い演奏で収録...
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Bird - Original Soundtrack (1988):
娯楽に於いてのアメリカ文化の幅の広さには脱帽するばかりで、垂れ流しの文化も多いが楽しませてくれるが、中でも音楽物に関しては感動的な映画を見て涙したくなり、80年代初頭はミーハーな音楽物が多数制作されたが、今回は1988年制作の作品で、監督:クリント・イーストウッドによる「バード」。ジャズ界のサックスの革命者チャーリー・パーカーの生涯を描いた作品で音楽好きのイーストウッドらしい作品だけど、使われている音...
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Miles Davis - On The Corner
Miles Davis - On The Corner (1972) 夏の夜にとんでもないブツを聴いてると絶対自分、アタマおかしいわ、って思う瞬間がある。それでもまともに白熱して文章にできるレベルのものなら、そしてここで紹介しきれるものならまだ良いのだが、今までブログ書いててここまで何をどう書いたら良いんだろ?って思ったのは初めてかもしれない。書ける言葉が見当たらなくってさ、何か困ったな…思いながらず〜っとこのアルバム聴いている次...
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