CategoryUK 80s ポップス 1/5
Howard Jones - Human's Lib (1984):

無機質サウンドも80年代のひとつの特徴と挙げられるが、中でもダントツの無機質さを担っている孤独なアーティスト、ハワード・ジョーンズ。1984年3月にリリースされた「Human's Lib」は、シングルヒットの方が先だった。「New Song」がデビューシングルで一人で全てのパートを演奏してアルバムを作ったオタクな人。 サウンドは完全なる無機質テクノポップ路線で、今ではコンピュータと一緒に戯れていれば簡単に出来るけど、当時...
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Eurythmics - Sweet Dreams (1983):

アニー・レノックスがロックシーンで名を上げたフレディ・マーキュリー追悼コンサートの出演。デヴィッド・ボウイとコラボレーションによる強烈なインパクトを放った演出が今でも目に焼き付いているが、もともと英国的ビッグイベントには必ず出演しているから彼女へのリスペクトが表れている。 彼女の存在が広まった理由は栄光の80年代、時は1983年にリリースされたユーリズミックスのセカンドアルバム「Sweet Dreams」に収録さ...
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Arcadia - So Red The Rose (1985):

1980年代を風靡したデュランデュランはシングルヒットを立て続けに連発した後、音楽性の方向性の問題から二つのグループに分裂して更なるセールスを稼いだ。、今となっては再評価して然るべきタイミングかもしれない。元々ロキシー・ミュージックやジャパンと云ったデカダンで妖しげなバンドをモチーフとしていた事は一目瞭然だが、パワー・ステーションとアーケイディアの二つのグループに分裂するとバンド内の趣味嗜好の差がこ...
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Duran Duran - Seven And The Ragged Tiger (1983):

「懐かしのエイティーズ」なんてフレーズでしばらく前に巷を賑わせていたが、リアルタイムでまともにその時代に洗脳されていた自分は単純にひとつずつの曲にそれぞれ何かしらの思い出があったて、世間と波長を合わせる事はないが密やかにレコードやカセットテープで持っていた音源をCD媒体で入手しやすくなった環境に甘んじて集め直していた。聴き直す度にそれぞれの思い出が甦ってきて楽しいやら嬉しくないやら。そんな若かりし...
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The Nolans - The Single Collection
The Nolans - The Single Collection 自分的にはあまりこの時代のポップス系統は記憶にないが、やたらと流れていた気がするので知ってるのは知ってるようだ。それだけ曲が強烈なインパクトを放っていたのかもしれないが、今改めて冷静に聴いたり見たりすると当然ながら古さを感じるのと良く作ってるなと思うのと両方あるし、時代の流れだから当たり前ながらも日本での外人さんの扱いと言うかものの見方がまるで違っていて宇宙人を...
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Bonnie Tyler - Secret Dreams & Forbidden Fire
Bonnie Tyler - Secret Dreams & Forbidden Fire (1986) ヒットを放つとその印象ばかりが強くなり、本来の音楽性や個性、アルバム全体の評価が正当に行われなくなりリスナー側の目を曇らせてしまう時がある。一発屋と思われているバンドやアーティストの大半がそういう悲劇に見舞われている気がするが、それも国々によって捉えられ方が異なる。日本では一発屋だが、祖国ではスーパースターの座を獲得している人の方が多いかもしれ...
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Missing Persons - Color In Your Life
Missing Persons - Color In Your Life (1986) プロ中のプロミュージシャンから愛されるミュージシャンは数多くいるが、どういう人達だとそういう存在になるのか。当然テクニカルな面も尊敬の念に値するだろうが、独特の尖ったセンスや音に対する感性やアイディア、捉え方の違いなど多分普通に凄いな、と思われる部分が多い人がそういう立ち位置になるのだろう。だから売れてる人たちが偉そうにする世界ではなくて職人芸的に芯の...
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Duran Duran - Notorious
Duran Duran - Notorious (1986) ある程度成功したバンドから脱退してソロ活動に向かった人でバンドと同じくらいに成功を果たした人は傍目から見るとそれほど数多くない気がする。ただ、よく言われるのは仕事してバンド活動してカネと名声を手に入れたから独立して好きな事をやるのだ、と離脱していくパターン。事実そうだろうと思うし、そういう気概がなきゃミュージシャンなんて自分を信じて渡り鳥的な職業は出来ないだろうから...
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Sheena Easton - Sugar Walls
Sheena Easton - Sugar Walls (1984) 自身でヒットを飛ばすミュージシャンが他のミュージシャンに曲を提供する図式は珍しい事ではないが、ミュージシャン同士の中ではさほどある事でもない気もする。ましてや売れっ子同士の中で、それは話題性はあるから商売的にあるだろうが、どうしたってそれぞれの個性やエゴも絡んでくるのでそこまで上手く進まないのかもしれない。いずれもそれなりに才能豊かだからこそ音楽を商売にしている...
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George Michael - Songs From The Last Century
George Michael - Songs From The Last Century (1999) とにかく歌の上手い歌手は聴いてて心地良い。普通にこれだけ歌が上手いってのはなかなかいないだろ、と云う中でも更に上手いヤツがいるのがプロの世界。歌は面白いもので、歌われるジャンルやカテゴリに依存する事もあるが、上手い人はそれらを軽く飛び越えてくる。当然メタルで上手いという人はメタル以外じゃダメな事もあるだろうし、ジャズシンガーがメタル歌えるのか?...
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