Category50s Blues 1/2
T-Bone Walker - The Complete Imperial Recordings: 1950-1954:

ブルースも細分化された区分けが存在する。テキサス・ブルースはそれ自体がひとつのカテゴリーで、あとはモダンブルース、アーバンブルース、戦前ブルースなどがある。ブルースとジャズは根元が一緒だから似てる雰囲気あって、抑圧された中から苦悩を元に楽器で表現した音楽。楽器の種類は違えど魂は同じ。 ジャンプブルース、いわゆるジャズのスウィングなリズムと雰囲気でギターを掻き鳴らす世界。ジャイヴとも言われるが、そ...
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Jimmy Reed - I'm Jimmy Reed (1958):

ロックから入った人間としてはせいぜいロバジョン数曲くらいまでしか聴けないが、自分の周りでもロバジョンベスト盤買ったけど、ほとんど聴かない人も多い。聴けば新しい世界広がるが、1950年代はプレスリーが出てきてR&Rが音楽シーンをグイグイと引っ張ってブルースは過去の音楽でお払い箱に思われていた。ブルースでもヒットしていた曲もあってスタンダードになってるけど、50年代はとにかくブルースには致命的な年代だった。...
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Elmore James - Dust My Bloom:

スライド三連ギターの代名詞ともなっているエルモア・ジェイムスの超有名曲「Dust My Bloom」だが、もちろん彼には他にも多数同じようなスライド三連ギターをメインとした曲を吹き込んでおり、今日のCDで入手できるソングリストにはあらかた同じような曲が収録されているので容易に聴ける。 今まであちこちの文献を探してフムフムと言いながらつい目的を忘れて読み耽ってしまったが、目的に対して素直に検索が出来るネットは良...
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Little Walter - Hate To See You Go
Little Walter - Hate To See You Go (1969) チェス・レコードとブルースは共に切磋琢磨して、もしくは双方が協力しながら黄金時代を作り、歴史を創り上げた面が強い。モータウンほどではないが、チェスが抱えていたミュージシャン連中がそのままブルースの歴史を作り上げており、ソニー・ボーイ・ウィリアムソンの時代、即ち1950年代からその歩みを始め、70年代に至るまでブルースを盛り上げ、その勢いでロックも盛り上がってい...
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Sonny Boy Williamson II - Down and Out Blues
Sonny Boy Williamson II - Down and Out Blues (1959) あまりにも古すぎてそこまで丁寧に探求しておらず、知った時には既に聴いて当たり前的なアルバムに挙げられていたSonny Boy Williamson IIの最初のアルバム「Down and Out Blues」。1959年にリリースされているが、そもそも1955年からリリースしていたシングル曲集でもあり、言うならばベストシングルヒット作品。当然50年代なのでアルバムよりもシングルとラジオが中心の時...
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Confessin' The Blues
Various Artists - Confessin' The Blues (2018) オムニバスアルバムってほとんど聴くことないし、もちろん買うことも無かったんだけど、なるほど、自分の知らないバンドやアーティストを見つけるには結構良い手段だったんだな。映画のサントラなんかも同じだろうが、そこで聴いて気になったからアルバムを手にしてみた、なんてのと同じだからそりゃ自分なりに発掘しやすい手段だわ。そういう発掘方法にこれまで気づかなかった自...
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Jimmy Rogers - With Ronnie Earl & Broadcasters
Jimmy Rogers With Ronnie Earl - Jimmy Rogers With Ronnie Earl & Broadcasters ロックなブルースとヘヴィなブルースってのは似て非なるものなのかもなぁ。いや、違うモノなんだけどさ、どこがどう違うんだ、って話になると言葉では語れない気がするってだけ。バディ・ガイのプレイとSRVのプレイと今回紹介するジミー・ロジャースのプレイってさ、違うんだけど一括りに言う場合はほとんど同じ音とフレーズとプレイだろ、って話...
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Little Junior Parker - Drivin’ Wheel
Little Junior Parker - Drivin’ Wheel (1973) 古い録音のアルバムだとそれぞれの楽器を誰がプレイしているみたいなクレジットが無いものも多くて、結構苦労する。このギタープレイって誰なんだろ?知られてる人なのかスタジオミュージシャンなのか、それとも若いころの誰それなのか、とかそういうのが分かると納得するのもあるし、またこんだけギターが弾けても名が知られてないってのは名が知られている人たちってのはやっぱり...
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Memphis Slim - At the Gate of Horn
Memphis Slim - At the Gate of Horn (1958) シカゴにメンフィス、テキサスにニューヨーク、ブルースはその地域地域に密着したスタイルを着実に根付かせていて、今でもそのスタイルはその土地々々に継承されているし、ニューオリンズなんかは純然たるブルースというスタイルにはならずに更に独自進化している。そんな土着音楽がブルースだ。最初は分かんなくても、何となくこれがあれがと聴いているとシカゴは、メンフィスはなん...
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Robert Jr Lockwood - Steady Rollin’ Man
Robert Jr Lockwood - Steady Rollin’ Man (1974) 昔はリズム&ブルースとブルースの意味合いの違いなんてのがよく分からなかった。R&Bってブルースも含めての事じゃないの?とかね、ソウルとR&Bとかブラコンとかその辺の意味の違いも分からなかったな。単なる総称なんだけど、それなりにその単語があるということは意味があるってことだろうし、それぞれの代表的なモンってのがあるんだからそれなりに意味のある呼び方なんだろう...
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