CategoryUS 80s HM 1/7

Motley Crue - Theatre of Pain (1985):

 LAメタルブームに慌てて便乗したモトリー・クルーは、後からシーンを見るとそんな感じがするバンド。ファースト「華麗なる激情」やセカンド「シャウト・アット・ザ・デヴィル」は革ジャンにレザーパンツで鋲付きのSMチックなジューダス・プリ-ストを模倣するヘヴィメタルに身を投じたが、シーンが煌びやかでグラマラスな方向にあると、その瞬間からモトリー・クルーはお化粧グラムメタルファッションへ移行した。 そんな時代の...

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Faster Pussycat - Faster Pussycat (1987):

 ワイルドな80年代後期のロックも懐かしいと思い起こしてるが、バッドボーイロックバンドがいくつも出てきては消えていった。Quireboysはまだ英国メロディの湿った部分も持っていたけど、当時は似たようなイメージでしかなく、ちょっと前のガンズとほぼ同時期に出てきて、売れたような売れなかったようなバンドがFaster Pussycat。 1987年に出てきたファーストアルバム「Faster Pussycat」はモロに時代を象徴するサウンドと楽曲...

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Cinderella - Night Songs (1986):

 Poisonを出してしまったからには出さずにいられないCinderellaだが、一体何が嬉しくてこんなバンド名付けたか理解に苦しむレベルで、デビュー当時のバンドのルックスからシンデレラが適当だったか、シンデレラストーリーの願いか、この後のバンドが大きくブルースに傾倒していく事を考えると全然似合わない可哀想なバンド名。 1986年、シーンはLAケバケバハードロックばかりの時代に「ナイト・ソングス」の同名タイトル曲「ナイ...

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Poison - Open Up and Say...Ahh! (1988):

 80年代の煌びやかなファッションとルックスで音はハードロック的ポップメロディーバンドが山のように乱出して一瞬で消え去ったが、アイドルバンドと同じ捉えられ方売り方をされて、下手なバンドもあったし、普通にレコード、バンドの聴き方をした時にこのポイズンは成功したバンドで派手だった。 1988年リリースのセカンドアルバム「Open Up and Say...Ahh!」は趣味が悪いジャケットでインパクト合ったが、どこかの国では上下が...

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W.A.S.P - W.A.S.P (1984):

 80年代にケバさを誇るバンドで双璧を張るトゥイステッド・シスターとワスプは方向性が違うから話題にもならないけどボーカルのブラッキー・ローレスの来歴も不思議で、ニューヨーク・ドールズの末期にギタリストで参加して、ワスプは77年頃に結成したらしい。1984年リリースのファーストアルバム「魔人伝」でとにかく驚いたのは股間に付けた丸ノコ姿とBCリッチのワーロックの如何にもなギターの形と毒々しい衣装とルックスとヤバ...

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Twisted Sister - Stay Hungry (1984):

 80年代のMTV全盛期になるとルックスでインパクトを放つヘヴィメタバンドもお茶の間に顔を出し、本人達が意識するしないに関わらずひたすら垂れ流しでビデオが流れていたが、そうなると音楽より見た目のインパクトが重要になり、自分も乗せられた気がする。 1984年リリースのケバケババンド、トゥイステッド・シスターの三枚目のアルバム「Stay Hungry」は世界中でバカ売れしたシングルがいくつか入っている代表作で、ジャケット...

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H.S.A.S. - Through the Fire (1984):

 ヴァン・ヘイレン二代目のボーカリストに迎えられたサミー・ヘイガーは今や有名だが、もともとはモントローズのボーカリストで1973年頃からシーンに登場してきた強者。75年にモントローズを脱退してソロ活動に移るが、そこから名を売り始めて、80年代に入ってからはサントラで名前を見かける事も多くなり、どれもスカッとしたアメリカンハードロックサウンドで何のクセもないハイトーンボイスで気持ち良い歌と音を聴かせてくれる...

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Badlands - Badlands (1989):

 ジェイクと言えばバッドランズと思い付く方々も多いだろう。自分の周囲もジェイク信者がいて、車に乗るといつもバッドランズが流れてたから幾つも聞き覚えのある節があった。80年代終盤に出てきたバッドランズはジェイク中心ながらも歌はレイ・ギラン、ドラムはエリック・シンガーの布陣でスーパーバンド的な要素はあったけど時代は残酷で、案の定衰退解散、そしてレイ・ギランの死へと進んでしまったが、リアルタイム時は派手な...

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Ratt - Invasion of Your Privacy (1985):

 派手さの元祖なら、アリス・クーパーやニューヨーク・ドールズ、キッスやエアロスミスもあるが、この辺のバンドは今でも親しまれているビッグネームだし、また今でも同じように活動してて代々受け継がれている派手さ。そしてエアロスミス直系のルックスを意識して且つLAメタル時代の申し子がラットで、タイミングが全ての要素を合致させた、奇跡のバンド。圧倒的名盤はファーストの「情欲の炎」だが、今回は1985年にリリースされ...

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Dokken - Tooth And Nail (1984):

 ドッケンは狙い通りに売れて、実力もあるバンドで上手かったし、曲も単なるアメリカンハードロックではなく、ちょっと英国味が入った暗さを持って、メロディーも作り込まれていたので鳴り物入りで登場してきた。アルバムはセカンドの「Tooth & Nail」がリリースされた辺りが全盛期で久々にアルバムの曲目見たけど、それだけで曲が浮かんだからリアルタイムの若かりし記憶は羨ましい。 名バラード曲「Alone Again」が素晴らしく...

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