Bruno Mars - 24K MAGIC (2016)

Bruno Mars - 24K MAGIC (2016)
24K MAGIC

 ブルーノ・マーズって何なんだろ?って知らないの?って言われるくらいの売れっ子なのかもしれないけど、全然知らん(笑)。ただ、あんなプリンスカバーを見せられたもんだからちょっと気になって軽くアルバムを聴いてみた。R&Bとかヒップホップとか書いてあるからあんまり気乗りしなかったんだけど、YouTubeで聴く分にはまぁいいかって感じで軽くね。

 2016年リリースの「24K MAGIC」、何でも4年ぶりのオリジナルアルバムだとか、それにこれまでとはガラリと変わった作風だとか、その前には何とかって大ヒットシングルが合って云々らしいけど、知らん。興味ないからまるで情報ないし、どっかで聴いたことある、なんてことはまずありえなくて、故に自分の意思で聴く以外の音楽はほぼ知らないからさ、売れてようが何だろうがラジオなんて聴かないし、テレビも見ないし喫茶店で流れてくるヒットソング、なんてのにも多分縁がないし、そもそもそんなトコもあんまりないだろうし、飲むのはコーヒーブラックだし、いや、それはどっちでも良いけど(笑)、そんな中でこの話題の若者の音を聴いてみたのだ。

 何ともまぁ古めかしいブラコンというのか、全然ヒップホップじゃなくてR&Bだね。80年代の黒人系のサウンドが大きいいんじゃない?歌は上手いし音もメロディーもしっかりしててスゲェ聴きやすいから多分才能なんだろう。こんなロック漬けの自分でも聴けちゃうんだからプリンスとかと同じレベルで万人に聴かせられる人なんだな。曲も悪くないし、歌も良いしアレンジもそりゃプロだし、非の打ち所ないアルバムだろうね。売れたんじゃない?ん〜、でもそんだけなんだよなぁ…。ハーフタイムショウでのレッチリも入り交えたライブなんてライブバンドらしくてカッコ良かったんだが、こういうアルバムだと魅力が半減するのはしょうがないのか。ブラコンなライブの方がカッコ良いからどうせ聴くならYouTubeでのライブの方か。





James Brown - Live at the Apollo 1962

James Brown - Live at the Apollo 1962
Live at the Apollo 1962

 何でかな、JBだと実に聴きやすくてカッコ良いな、と素直に思えてしまうのは、やはりThe Whoのファーストあたりでの影響が大きかったからか、それを聴いてその異質感がカッコ良くて、それもThe Whoの魅力に思えたし、それがモッズな音ってモンで、つまりはその頃のファンク=JBの音だったってところに行かないとアレは分からないワケで、今でもThe Whoのファーストってのはよく分からんって人も多いだろうし、逆に好きだって人も多いだろう。生粋のファンクリスナーからしたらあんなもん…って感じらしいが、ロック畑からしたらアレは凄いエネルギーの塊で凄いんだけどな。

 James Brownの1963年リリース作品「Live at the Apollo 1962」。この時代にライブアルバムなんてまず見当たらないと思う。凄く珍しい事で、あり得ないくらいのリリースだろうなぁ、と思ってちょいと調べていると、やっぱりキングレコードからは断られててJBが自費で録音したソースをリリースしたらしく、それがまた大当たりしたということでJBが全国区になり、ライブアルバムってのが手法として認知されたワケだ。それくらいのインパクトを放ったアルバム、っつうかライブショウを記録しているワケで、今でこそ普通にJBのショウと言えばこんな感じだよな、って認識あるけど、当時からしたらライブ見たことなきゃ分からない世界なワケじゃない?最初に前説あってJB登場でノンストップライブで繋いでいるとかさ、一般のポップスからしたら一曲やって「ありがとう!」って言ってまた曲を始める、みたいな印象あるし。それが全てひとつのショウとして連続していて、また良く出来てるワケだ。まるで劇場での演劇を生で見ている感覚だし、やってる側は自然にそうなったんだろうと思う。ライブ=演劇ってことで一発勝負の劇なワケよ。だから解釈が全然違ってて面白い。

 そしてこの「Live at the Apollo 1962」だ。もうねぇ…、息付く間もないほどの連続したショウで緩急つけながらの曲を並べ立てててえらくファンクなのからマイルドなバラードが入れ替わり立ち代わり、そして若々しいJBの底知れぬ歌声があのファンキーさと共に響き渡っていく。素晴らしい、正に素晴らしきライブアルバム、これを聞かずしてJBを語るなかれ、と言わんばかりの作品だ。後にどんだけのライブアルバムが出ようともこの一枚のインパクトは圧倒的。偽物の歓声があったりするけど、それもまた良し。この頃のライブアルバムなんて2chでしか録られてなかったんじゃない?頑張っても4chでしょ?正に生での一発モノ、だからこその一体感とプロフェッショナルさをたっぷりと実感できる一枚。超名盤。



Funkadelic - Funkadelic

Funkadelic - Funkadelic (1970)
Funkadelic

 きっと黒い系の中にも自分の好みの音はあるのだろうと思って、何度となく期待しながらアレコレと漁るのだが、結局はJBとプリンス、ファンカデリックあたりにしかその要素はなく、どうも激しくカチャカチャしているファンキーなのが良いらしく、結局それはロック的なエッセンスがあるからという事になるので、やっぱり黒いの系は苦手だってのは変わらないようだ。今回もさ、アレコレ聴いてみたワケよ。カチャカチャだったらナイル・ロジャースのシックとかさ、でもねぇ、やっぱ曲的にああいうのはハマれなくて、あの頃ナイル・ロジャースのプロデュースでたくさん出てきたパワーステーションサウンドってのも全般的に飽きたもんな…。

 やっぱりね、その手の聴くくらいならこっちのが良いや、ってことでさっさと切り替えてしまったFunkadelicの1970年の最初のアルバム「Funkadelic」。最初のったって、元々がパーラメントでそれのギター強烈版+ジミヘン的サイケの合せ技なのだからそもそも素人が出てきたってんじゃないし、しっかりとやってきたことからの蓄積と新たなチャレンジ作品ってアルバムになる。だからスタジオ作とライブ作が一緒になって登場してくるし、まぁ、何がなんだかってくらいにはサイケしてるし、ギターだってなんじゃこのチープな音は…ってくらいにはチープ。一体どうしたいんだ?ってくらい万華鏡なサイケ。ただ、作ったサイケってよりももっとドロドロにハマってる感じで、いわゆるロックのサイケだと浮遊している感じのサイケなんだけど、こっちのはもう液体ドロドロの中で再消しているってくらいにネバネバした感じ。いや〜、絡みたくないわ…(笑)。

 ただ、その気持ち悪さの分、吸引力が凄くて、チープなギターがいきなり歪んでヒステリックに突き刺してくるもんだから何か掴みたくなるっつうかさ、なんでこんな感じにできるんだろ?時代だろうなぁ…、ジミヘンの影響超大きいバンドコンセプト、しかもジミヘンが行き着かなかった世界へ勝手に辿り着いてるし、この後の活動や音楽遍歴からしても明らかにベースとなるファーストアルバム、その意味では恐ろしい完成度でもあるし、どんな方向性にでも対応していける作品とも言えるが、ただただ生理的に気持ち悪いサウンドってのは変わらない。いやぁ〜、こういうの堪らないね(笑)。



Betty Wright - I Love The Way You Love

Betty Wright - I Love The Way You Love (1972)
アイ・ラヴ・ザ・ウェイ・ユー・ラヴ・ミー

 アメリカの歌ものなんて滅多に聴かないし、聴いたこともほとんどないし、ロック面からならもちろんあるけど、そうそういないから結果的にはほぼ聴いてないワケだ。ましてや黒人系はほとんど手を付けてないから知らないに等しい。それでもね、こういうの漁ってるとそれなりに名前やアルバムジャケットだけは知ってたりするのがあったりしてさ、好みじゃないんだろうってのは判ってるから手を出さないんだが、こんだけ自由に聴ける時代になるとちょいと…ってのが増えてさ、その時の気分とかによるけど、いいな、って思う時もあるんです。音楽ってそういうモンだからこだわりまくらなくっても良いんじゃね?って。ま、ロック一番ではありたいけど。

 Betty Wrightの1972年リリース「I Love The Way You Love」。まだ彼女が10代の頃のアルバムだとかで、要するにそれは単にアイドルと同じように歌が上手いから世間知らないままに歌を歌ってたというような時代だ。それでも実力があったからこそ成功しているんだろうけど、そりゃま、一生懸命歌う時期だろうよ。制作布陣も粒揃いでこの手のものにありがちな歌はめちゃくちゃ上手いけど曲がつまらんってのにはなってなさそう。ムーディなのが多いんだよなぁ、10代なのにな、もっとファン機で楽しめるのでも良かったのに、こんだけ実力あるからこういう歌の方が合ってたのかな、今聴いても凄く上手いし情感こもった歌い方で張りのある歌声が素晴らしい。

 それでだな、深いな〜ってのはさ、ギターってこういう風にも弾けるんだなぁ…って事が聴こえたことか(笑)。ギターなんてごく一部の楽器でしか無いアルバムだけど、それでも出てくるとその存在価値をバッチリPRするプレイで、なるほど…なんて思う。スマッシュヒットしたらしい「Cleanup Woman」なんて、最初からギターの音か、これ?っていうような使い方だしさ、他のソロなんかもロック聴いてると出てこない味わいの弾き方でね、歌聴いてたらどんどんギターに耳が向いてしまって…(笑)。いや、アルバム的にもかなりの名盤だろうと言うのはわかります。







Al Green - Green is Blue

Al Green - Green is Blue (1969)
グリーン・イズ・ブルー

 色々と重なってて疲れが超ピークでダメダメな日々なのでまともに音楽聴けてない。そういう時に聴きたいと思う音楽ってのはそんな疲れとか無視して突っ走れるくらいのガツンガツンくるロック系か、癒やされたい〜ってのかどっちか。どっちかっつうとガツンと行きたい所なんだけど、その前にこの頃のブルースってのもホーンセクション絡んでたような…とかアレコレ見て聴いて調べてる余裕もなかったんで、何か…、へぇ、こういうのもそうか、と聴いてみたのが自分的にはとっても珍しいであろうコレ。

 Al Greenの1969のセカンドアルバム「Green is Blue」ってなモノで、自分的には大した知識もなかったんだけどブルース名盤なんかでは取り上げられてることも多かったし一応知ってはいた。ただ、今回聴いてみて思ったけど、これまで自分が接しなかったという理由はなるほど、正解だったかなと。基本的にゴスペルボーカリストなソウルフルな歌い方なのでそりゃもう心の染み入る歌で、その意味ではもうまったりと甘ったるくてドロドロって感じなんで、ロックとは対極な所の歌ですな。こういうの聞きたかったか?ってぇとちょいと違うけど、それよりもバックに出てくるギターのエグさがかなり強烈で、それにちょっと興味を感じた。まろやかな旋律と音でソフトに弾いてくるのかと思いきや、ギュワンギュワンとファズりまくったシングルコイル的なギターの突き刺さるような音が瞬間的に入ってくるという効果的な音で、そういうのをこういう甘い音野中で使うのか、と云うのは新鮮だった。それがなきゃ、3曲も持たずに寝てるもんな。

 もちろんそういうギターの音だけじゃないし、しっかりと曲にあったマイルドなトーンが基本、それでホーンセクションもしっかりと使われてて、この辺はTower of Powerで慣れてるとこだけど、B.B.Kingなんかもお得意家芸だったから違和感はない。ここでB.B.Kingがギター弾いてたらぴったりと当て嵌まっただろうね。後々にはセッションしてるからそういうのはいろいろな人が感じるものなのだろう。久々にこういう歌もの聴いたけど、気持ちは良く分かるけど、好みじゃないってだけだな、自分。デカい音でナマで見てたらスゲェ感動するだろうし。スピリッツ的にはロックもソウルも変わらんトコあるし、そういうのが詰め込まれててさすが熱気ムンムンな作品、ってなトコだ。



Betty Davis - Betty Davis

Betty Davis - Betty Davis (1974)
BETTY DAVIS + 3

 男の影には必ず女がいて、表に出てくるのもあれば裏で仕切ってるのもある、全く別世界に生きている人もいればとことん関わりたがる人もいる。表面的に出て来れば分かりやすいけど、そういうのも多くはないだろう。元々表舞台にいたもの同士が一緒になるってのはあるだろうけど、やっぱり何かしらシーンと絡む事が多いだろう。きっぱりと手を引くなんてのはなかなか出来る事ではないようだ。ベティ・デイヴィスって聞いて、あの映画女優の?って戸惑ったんだけど、何の事はない別人の黒人女性シンガーのお話だった。ややこしい…。

 Betty Davisの「Betty Davis」、1974年リリースのファーストアルバム、既にマイルス・デイヴィスと結婚してからのデビューなので、ちょいと珍しいパターンか。しかもジャズに影響を受けて云々ではなくて思い切りファンクソウルそのままで、強烈な個性を華ってのシーン登場、ともすればロックとの融合でもあろうかと思えるくらいのアグレッシブなサウンドが詰め込まれている。官女の影響でマイルス・デイヴィスも派手な衣装になりエレクトリックの世界も更に深くなっていったようだが、それはそれで新鮮な刺激だったろう。単なる女性ではなく、もちろんその筋に近い所にいた人なのでマイルス・デイヴィスとも一緒になれたんだろうし、スライやジミヘンなんてのも自身の知り合いだったから紹介していたというから、まぁ、そういう立ち位置での女性だったんだろうな。

 その縁を目一杯発揮した作品が「Betty Davis」で、バックメンバーにはTower of Powerにスライ達などのベイエリアのファンクシーンから続々と参加しているという一大セッションに仕上がってるからサウンド的にはまるで問題ない。それを以ってしても更に斜め上を走るベティ・デイヴィスの強烈な個性を放つボーカルが圧倒的。なんじゃこりゃ?って感じのヒステリックでエキセントリックな歌でそのハチャメチャさはロックボーカルのそれに近い。故にロックとファンクの融合と言われるんだろう。それにしてもこういうファッションセンスってのはどこから出てきたのか、皆好きだよねぇ…。



Sly & The Family Stone - Life

Sly & The Family Stone - Life (1968)
Life

 JBみたいなファンクなビートで突っ走りまくるバンドって無いのかな…、色々とあのビートを探すんだけど全然見当たらなくって、黒いのってどっちかっつうとやっぱりまったりと気怠い感じのが多くて疾走感溢れるビートを刻みまくってのファンクってのがね、好きなんだけどなかなか無い。ファンカデリックとかになるのかもしれないけど、ちょっと違うだろうし、本気で探してないからだろうけど、嫌いじゃないから聴けるなら聴いてみたいなんて思うものだ。

 1968年にリリースされたSly & The Family Stoneの3枚目のアルバム「Life」。まだ時代はサイケデリックの波の影響下にあったからかまったりとサイケでムーディな雰囲気もたっぷりと残っているけど、独特のミクスチュア的な楽曲はちょいと洗練されてきててこの後の名盤郡に近いセンスを聴かせてくれる作品に仕上がっている。改めて聴くとロックとファンクの中間で融合しているバンドだな、ってのを思う。ギターにしても黒人ギター的にはこんなに歪んでいることもなかっただろうし、かと言って歌はもう完全にソウルのあの感じ…、ふと思ったんだよね、これ、ザッパでも同じような事してるよな、と。もっと高尚にやってるのがザッパだけどこの切り貼り絵みたいな音の使い方はザッパと似ている手法だ。なるほどね。

 しかしどの曲もポップで聴きやすいし甘ったるい香りもする作品ばかりでビートの効いていないところを除けば立派なポップス作品。それでもよくロック畑が受け入れたものだとは思うが時代の流れか。この後のウッドストックの影響が大きいことは言わずもがなだ。自分的にはやっぱりもっと突き抜けてほしいと思うかな。





James Brown - Gravity

James Brown - Gravity (1986)
Gravity

 随分と飛躍したジャケットが出てくると自分のブログながらも少々違和感を感じる。こういうジャケットで絶対ないもんなぁ…、アメリカものだとこういうの多いけど基本英国系だからあまりないし、何でまたこういうジャケットを80年代にもなって出して来たのか…、60年代ならわかるけどさ。黒いモノ系はこういうの多いから不思議じゃないけど、アルバム出すのにもうちょっとジャケットに気を使えば良いのになと普通に思う。あまりそういう所、アーティストじゃないのかな。

 James Brownの1986年発表のアルバム「Gravity」。いやね、映画「ロッキー4」の主題歌になった「Living In America」が入ってることで大ヒットしたアルバムなんだけど、その曲のベースってTMスティーブンスだったんだってさ。当時はもちろん知らないから意識してないけど、そんな所でもこの御大は登場していたというミュージシャン、さすがですな。んで、JBか…、面白そうだ、ってことで聴いてみたところ。こういう 相変わらずのソウルながらも80年代の今となっては安っぽい音でJBが歌っているというのはなかなか…、それを演出したのがダン・ハートマンという事で、なかなか80年代は賑やかだ。バックの音はシンセだらけで偽物っぽいドラムの音なんかに彩られているのだが、JBの歌やノリやグルーブはそれでも健在に響いてくるんだから凄い。

 それどころかね、しっかりとJBのアルバムになってて、スタンダードなファンクから超ハイスピードなファンクまで抑えててそこでの「Living In America」って流れだからかなり強烈な作品だ。ちょっとびっくりした。この時代にここまでグルーブした音をこの音で出してたとは…、恐るべしJB、さすがJBってとこか。アルバム通して聴いていると「Living In America」がちょいと浮いているか、って感じだ。やっぱり音が違うんだろう。それでもアルバムとしてじゃロック好きでしかない自分でもやっぱスゲェんじゃね?って分かるようなアルバムだ。こういうノリを久々に聴いたからかもしれないからだが…。



Prince - Purple Rain (Movie)

Prince - Purple Rain (Movie) (1984)
プリンス/パープル・レイン [DVD]

 懐かしき人の報を聞いてみればそれは大抵訃報だったりする。今回のプリンスの名前ってのはそれに近い。ある程度直近の活動やアルバムリリースなんかは知っていたりするので完全に懐かしい人が亡くなってしまったという程のものではないけど、それでもやっぱり基本的に黒いのは苦手な自分からしたらしょっちゅう聴くアーティストではなかったし天才ってのも認識してるけど、だからいつも聴くというもんでもないんで、こんな形でニュースを聞くとはね。57歳って普通にそこらにいるおじさん達と同じ年でしょ?天才は短命なのか、やはり命削りながらの創作活動だったのかとも思えてしまうけど、一般的に考えても早いよなぁ…。

 自分的にはやっぱり1984年リリースの「Purple Rain」なのだが、随分昔にこのブログでは取り上げているから今回は映画の方を上げておこう(笑)。どっちかっつうと当時はMTV全盛期だからPVで断片的に流れているものが最初になるんだけど、そのままアルバムへと進み、更にその後になって映画を見ることになるんだが、実はその間にMTVで夜中に放送していたこの時のツアーのライブがあってさ、それを見たのが映画より先で、その時の衝撃は凄かった。深夜に見てたんだけど、曲はともかく、タイトル曲「Purple Rain」でのギターソロの凄まじさにぶっ飛んだワケ。何となくテレビでPV見るような人でポップシーンの人という印象もあったから歌ってるだけかと思ってて、まぁ、ピアノ弾いてるシーンは見たことあったからそういうモノかな、程度の認識。ギター持ってるけど普通に持ってても大して弾かない人の方が多かったし、ギターソロ弾くなんて人もテレビに出てくる世界ではそうそういなかったしさ、いてもそれなりのしか弾かない人ばかりだったし…、それが、プリンスのこのライブじゃ当然だけど、思い切り熱演してて、ギターソロなんてそこら辺どころかプロの中で見ても今思ってもあそこまでのギターソロを弾ける人ってそうそういないだろう、ってくらいのプレイヤーだったワケ。だからギター弾くんだ、ソロ弾くんだ、しかもこんなスゲェギタリストなんだ、っていう驚愕。それ以来、つまりこのライブを見て以来プリンスは明らかに天才だと認識したんだな。だからどんだけ気持ち悪いとかああだこうだと言うヤツがいても別に擁護はしないけど、自分的には何言ってるんだ、こいつら、わかってねぇな、としか思わなかった。だから何をやってても絶対にヘンなのはないだろうって思ってるし、実際多分駄作はないんじゃないかな。

 さて、そのライブが実は一番印象に残ってるけど、普通に見当たらないから映画版です。映画そのものは実話に近いらしいし、それはそれで物哀しいストーリーを味わってくれれば良いけど、ひたすら演奏シーンをちゃんと見たくてさ、どんだけのギター弾いてくれるんだろ?っていう好奇心が一番強かった。そんで最後に出てくるんだけど、やっぱりね、夜中に見たライブには敵わないワケ。実際はわかんないけど、自分的にはもうアレ以上はないんじゃない?だからあのライブどっかで探そうかな〜って思ってはいるけど、今が良い機会かもね。そんなの気にしないでもまだまだ聴いていない作品もたくさんあるし、聴き込めてもいないから天才を楽しむことはこれからも出来るし、実際そういうのは一生かけてやっていこうと思ってる。今は一区切りとしてそんな影響を与えてくれたプリンスに感謝だね。

Rest in Peace







Curtis Mayfield - Curtis

Curtis Mayfield - Curtis (1970)
Curtis (Dlx)

 音楽の話をする、自分も話されるってシーンはよくあるんだけど、知らないアルバムやアーティストの話をされることの方が圧倒的に多い。それなりに聴いてたり知識を付けたりしてるつもりだけど全然そんなの役に立たないくらいに自分の知らない音楽の話がたくさん出てくる。10人話したらそれぞれ1割位知ってるのがあれば凄い事だろうし、中には全く知らない話の場合もある。アメリカモノだったり黒いのだったり民族だったり、ポップスだったり歌謡曲だったり最近の売れてるJ-Popとかも含めて全然知らないもんなぁ…、そりゃそうだろ。

 ニューオリンズからの流れで、もうね、全然聴いたことないし興味もなかったけど名前だけは知ってた人がCurtis Mayfield。1970年の最初のソロアルバムが「Curtis」。ここからですよ、自分が分からなかったのは。最初のソロアルバム、ってことはその前に何かやってた人なのか?と。The Impressionsってグループの一員から離脱してのソロ作ってな事だ。そしてその筋ではソウル・ファンクの名盤として通っているアルバムってなことで、それくらいなら聴いてみないとな、多分何かわかるだろう、って思ってさ、せっかくニューオリンズ繋がりしてるし…って聴いてみたワケです。

 ごめん、さっぱりわからん(笑)。このグルーブってのは分かるんだけど、どこが良いのかがまるで理解できなくて、それこそロックの方でもこういうのをフェイヴァリットにしてる人やアーティストがいるのも知ってるんだけど、自分としちゃ、どうにもグルーブしないからダメだ。こういうのが好きな人の好きってのは分かる。ただ、自分的にはやっぱりガツンじゃないとダメだ、ってだけです。心地良いノリが好まれるんだろうし、グルーブとかも一級品なんだろう。だからこういうのが分からない自分は全然マルチなキャパないって事です。いつか分かるのかもしれないけど…どうだろ、ライブアルバムからでも入れば行けるのかも。




 | HOME |  »

プロフィール

フレ

Author:フレ
物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。


ロック好きの…別館リンク


ブログ検索


最新記事


カテゴリー


最新コメント


最近のトラックバック


カレンダー

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

過去ログ+

2017年 05月 【1件】
2017年 04月 【29件】
2017年 03月 【31件】
2017年 02月 【28件】
2017年 01月 【32件】
2016年 12月 【32件】
2016年 11月 【30件】
2016年 10月 【31件】
2016年 09月 【30件】
2016年 08月 【31件】
2016年 07月 【31件】
2016年 06月 【30件】
2016年 05月 【31件】
2016年 04月 【30件】
2016年 03月 【31件】
2016年 02月 【29件】
2016年 01月 【32件】
2015年 12月 【32件】
2015年 11月 【30件】
2015年 10月 【31件】
2015年 09月 【30件】
2015年 08月 【31件】
2015年 07月 【31件】
2015年 06月 【30件】
2015年 05月 【31件】
2015年 04月 【30件】
2015年 03月 【31件】
2015年 02月 【28件】
2015年 01月 【32件】
2014年 12月 【31件】
2014年 11月 【30件】
2014年 10月 【31件】
2014年 09月 【30件】
2014年 08月 【31件】
2014年 07月 【31件】
2014年 06月 【30件】
2014年 05月 【31件】
2014年 04月 【30件】
2014年 03月 【31件】
2014年 02月 【28件】
2014年 01月 【32件】
2013年 12月 【32件】
2013年 11月 【30件】
2013年 10月 【32件】
2013年 09月 【30件】
2013年 08月 【31件】
2013年 07月 【31件】
2013年 06月 【30件】
2013年 05月 【31件】
2013年 04月 【30件】
2013年 03月 【31件】
2013年 02月 【28件】
2013年 01月 【32件】
2012年 12月 【32件】
2012年 11月 【30件】
2012年 10月 【31件】
2012年 09月 【30件】
2012年 08月 【31件】
2012年 07月 【31件】
2012年 06月 【30件】
2012年 05月 【31件】
2012年 04月 【30件】
2012年 03月 【31件】
2012年 02月 【29件】
2012年 01月 【32件】
2011年 12月 【31件】
2011年 11月 【30件】
2011年 10月 【31件】
2011年 09月 【30件】
2011年 08月 【31件】
2011年 07月 【31件】
2011年 06月 【30件】
2011年 05月 【31件】
2011年 04月 【30件】
2011年 03月 【31件】
2011年 02月 【28件】
2011年 01月 【32件】
2010年 12月 【32件】
2010年 11月 【30件】
2010年 10月 【31件】
2010年 09月 【30件】
2010年 08月 【31件】
2010年 07月 【31件】
2010年 06月 【30件】
2010年 05月 【31件】
2010年 04月 【30件】
2010年 03月 【31件】
2010年 02月 【28件】
2010年 01月 【32件】
2009年 12月 【32件】
2009年 11月 【30件】
2009年 10月 【31件】
2009年 09月 【30件】
2009年 08月 【31件】
2009年 07月 【31件】
2009年 06月 【30件】
2009年 05月 【31件】
2009年 04月 【30件】
2009年 03月 【31件】
2009年 02月 【28件】
2009年 01月 【32件】
2008年 12月 【32件】
2008年 11月 【30件】
2008年 10月 【31件】
2008年 09月 【29件】
2008年 08月 【30件】
2008年 07月 【30件】
2008年 06月 【30件】
2008年 05月 【31件】
2008年 04月 【30件】
2008年 03月 【31件】
2008年 02月 【29件】
2008年 01月 【31件】
2007年 12月 【29件】
2007年 11月 【30件】
2007年 10月 【29件】
2007年 09月 【28件】
2007年 08月 【31件】
2007年 07月 【30件】
2007年 06月 【29件】
2007年 05月 【30件】
2007年 04月 【30件】
2007年 03月 【26件】
2007年 02月 【27件】
2007年 01月 【20件】
2006年 12月 【31件】
2006年 11月 【30件】
2006年 10月 【31件】
2006年 09月 【30件】
2006年 08月 【31件】
2006年 07月 【31件】
2006年 06月 【30件】
2006年 05月 【31件】
2006年 04月 【30件】
2006年 03月 【31件】
2006年 02月 【28件】
2006年 01月 【31件】
2005年 12月 【31件】
2005年 11月 【30件】
2005年 10月 【20件】


リンク


RSSフィード


全記事表示リンク

全ての記事を表示する


QRコード

QR

Click! Click!


楽天市場
HMVジャパン

Amazon