CategoryUK 60s Folk 1/3
Judy Dyble - Talking With Strangers (2009):

プログレとフォークの間を取り持っていた女性と言えば知る人ぞ知るジュディ・ダイブルはフェアポート・コンヴェンションのボーカルからキング・クリムゾンの「風に語りて」のボーカルへと変貌し、トレイダー・ホーンでその歌声を存分に披露してシーンから消え去っている。21世紀には何が起こるか分からないもので、突如としてシーンに復活して、更に驚くことに復帰後二枚目となる「Talking With Strangers」が今回のお題でもある...
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Anne Briggs - Anne Briggs (1971)

ロックに限らず常にカリスマ的なオリジネイターが存在していて、時が流れても歴史的に名前が残る人がいるがロックの世界でもエルビス、ビートルズ、更にロバジョン、JBも出てくるし、メタルならサバスなど色々ある。女流トラッドフォークの歌手に名が挙がるのはサンディ・デニーだがオリジネイターの存在ではなく、そこはアン・ブリッグスになるが、聴くと瞬時に頷くくらいには納得する歌唱とスタイルの1971年にリリースしたデヴ...
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Trader Horne - Morning Way +2
Trader Horne - Morning Way +2 (1970) 英国トラッドフォークの世界は元々ロックの世界から入った自分的にはそこに行く必要あったのか、とすら思いながらの旅だったが、レッド・ツェッペリンのアコースティック世界があったからそれは挑戦しなければいけない、触れておかなければ理解は出来ないだろう、との強迫観念もあって取り組み始めた。そもそも音楽は好きなものを感じたものをそのまま素直に聴けば良いだけなのに、わざわざ...
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Judy Dyble - Enchanted Garden
Judy Dyble - Enchanted Garden (2004) 先日ジュディ・ダイブルが亡くなったとの報を聞き、少々感傷的になってしまった。普段はミュージシャンや有名な方が亡くなってもさほど何かを感じる事もないが、ジュディ・ダイブルさんの場合は直接ツィッターでやり取りした事もあったので、どことなく近所のお婆ちゃんが亡くなった的な感覚にはなった。ジュディ・ダイブルさんはマメにウェブやブログ、ツィッターも自身の作品や名前が出て...
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Bridget st John - Ask Me No Questions
Bridget st John - Ask Me No Questions (1969) ロック、という幅の広さとフォークという奥の深さは同じくらいかもしれない。もしかしたらフォークの深さの方が深い気がする。自分的には決してフォーク全てが好きではないし、どちらかと云うと一部のフォークに偏った部分が好きなだけだろうと思ってる。当然ロックでも同じ事が言えて、単純に英国ものとアメリカモノ、ってのもあるし、スワンプ的なのが苦手だったりと好みだから色...
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Lindisfarne - Fog on the Tyne
Lindisfarne - Fog on the Tyne (1971) The Niceってイミディエイトの後ってカリスマレーベルだったのか…なんて色々と漁って見てたりしてたら当然カリスマレーベルってのもあるなぁ…なんて思うのも自然な話。ただ、カリスマレーベルってジェネシスってイメージ強くて、ジェネシスがさほど得意じゃない自分的にはあんまり馴染みのないレーベルかなというのもある。が、どうだろう?ってちょいと興味本位に見てると結構いくつかある...
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Judy Collins - Who Knows Where The Time Goes?
Judy Collins - Who Knows Where The Time Goes? (1968) シンガーの声とか歌い方ってのはやっぱりロックなものとそうでないものがある。例えフォーク一本で歌うにしてもその違いは出て来るような気がしてて、聴いているとそれが分かる。カントリーとかブルーグラスの歌聞いててもやっぱり明るさや楽しさはあるけど、ハマれないし面白味も飽きてきてしまうな、という自分の好みだけど、そこで出てきたのがJudy Collinsのジャケット...
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Vashti Bunyan - Demos 1964 - 1967
Vashti Bunyan - Demos 1964 - 1967 アーティストのデモテープなんて昔だったらアングラモノでしか聴けなかったし、それだって誰でも聴けるってもんじゃなかったからその手のって見つけたら随分と楽しませてもらったものだ。アーティストからしたら完成品があるんだからもちろんそれを楽しんでもらいたいのは当然で、その最初とか途中のデモテープなんてのはメモだったりスケッチだったりする程度の話だから世に出すもんじゃない...
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Nick Drake - Bryter Layter
Nick Drake - Bryter Layter (1970) 中途半端にしか知らないアーティストって多いから、どこかで調べている時に名前が出てくると、そういう関係性だったの?とかそういう人脈の人?とか色々ある。英国は適度にそれがあちこちで繋がっているのでそういう人の流れを見ていくと、それだけでも色々な音楽に接することになるし頼もしい。一人気に入った人がいたらその背景や関わった作品など色々と漁っていくと誰かと繋がるし音楽的な...
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Martin Carthy - Martin Carthy
Martin Carthy - Martin Carthy (1965) トラッドフォーク系での神様的な存在、ロックで言えばプレスリー、ブルースならロバジョンみたいな感覚になるのかなぁ、マーティン・カーシーとかデイヴィー・グレアムってのはそういう存在に近いんだろうと。ただ、もっと前にもそういう人はいたのは確実だろうし、それがトラッドという世界で、伝承音楽だから、口伝えでしかないからアルバム作品としてきちんと残されているという事が無か...
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