Categoryドイツ 70s Prog 1/2

Tangerine Dream - Phaedra (1974):

 ドイツのヘンなバンドで名高いタンジェリン・ドリームは今でもエドガー・フローゼだけがオリジナルメンバーで参加している現役バンドで70年代当時と比べてはいけないが、その息の長さは素晴らしく、有名な作品は「Phaedra」か「Rubycon」か「Ricochet」で好き度合いの違いはあるけどどれも環境音楽になるが、ヒーリングと違ってリラックスはしないけど、イメージが浮かぶ曲調ばかりのシンセサイザーを全面に出したアンビエントミ...

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Brainticket - Cottonwoodhill (1971):

 アヴァンギャルドで名作はいくつもあるが、中でも傑作と名高いBrainticketの最初の作品「Cottonwoodhill」はFaustもあるが、Brainticketの方が更にアングラ人気を博している。アルバムジャケットから強烈だから、サイケデリックロックくらいしか想像出来ないが、Brainticketの「Cottonwoodhill」が提示するロックの世界は正しくアルバムに記載されているように自分の何かを破壊するくらいの音世界。 微妙な1971年にスイスのレー...

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Faust - Faust (1971):

 ドイツが誇るメジャーなバンドはヘンだ。得てしてこういう音の表現手法はドイツ人だからこそ出来るのか、だから前衛音楽バンドがドイツの誇る音楽集団で名高くなるのか、ドイツ国内にもっと普通のバンドも多数存在しているし、ヒットチャートは普通のポップスで占められている。日本もメジャーな人が世界に通じるでもなく、灰野敬二や裸のラリーズの方がよほど世界に知られているから同じだろう。 ドイツの誇る超前衛音楽集団フ...

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Can - Tago Mago (1971):

 クラウトロックもアヴァンギャルドも幅広いので、あまり極めたくないと思うが、その主旨はロックやパンクと大して変わらず、所詮表現の違いだから違和感はない。何かをぶつけたいだけで、ロックの世界でも受け入れられるがアヴァンギャルドの方向性も難しいとは思う。 Canの1971年リリースのサードアルバム「Tago Mago」は初期の実験的精神旺盛な頃の名盤に挙げられるし、自分も「Tago Mago」でCanを知ったが、こんなアヴァンギ...

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Triumvirat - Mediterranean Tales

Triumvirat - Mediterranean Tales (1972) 鍵盤ロックについてはさほど詳しくない。自分がギター好きだからギターの入っていないバンドをそこまで真面目に聴く事が少ないからだ。鍵盤をギターのように使っているバンドはハードロック路線になってくるので好んで聴くことも多いが、普通に鍵盤を鍵盤的に使っているバンドは、面白いと思うが聞く回数は少ない。EL&Pにしても他のプログレバンドに比べたら全然聞く回数は少なかったし...

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Triumvirat - Illusions On A Double Dimple

Triumvirat - Illusions On A Double Dimple (1974) 英国のレーベルだけどヨーロッパ諸国のバンドのリリースも手がける、しかも英国だけというのではなくて自分たちが主のレーベルとしてリリースしているんだから面白い。ドイツのバンドを英国のHarvestからリリースして、ドイツ国内は他のレーベルからリリースしていたのだろうか?まぁ、実際は逆にディストリビュートされていただけなのかもしれないけど…、それでも面白いことに...

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Triumvirat - Spartacus

Triumvirat - Spartacus (1975) そういえば今年の豊富とか目標とか色々とそういう設定って全くしてないな…、どうしようか。多分自分の中では常に何かそういうのは決めてあって淡々とやっていくんだ、っていう意識しかなくて、それを表明することが出来ないんだろうと思う。ここで「ブログ続けて頑張ります」ってもさ、普通じゃね?ってくらいにしか思わないし、「ロック一生懸命聞きます」ってのもずっとそうだしさ、じゃ、何だろ...

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Karthago - Second Step

Karthago - Second Step (1973) アルバムジャケットは重要だ。アナログ時代には特にそれは売れ行きとも人気ともバンドイメージの刷り込みも含めて以降ず〜っと残るイメージなのだ、ってことに気づいていた人はどれくらいいたのだろう。どうせならアーティスティックに、とかパッケージとしての完成度を高めるためにというバンドは多かっただろう。ところがドイツとかに走ると秀逸なアルバムジャケットってのはセンスの違いもあっ...

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Neuschwanstein - Battlement

Neuschwanstein - Battlement (1979) そういや、最近結構な具合にハマってるドイツなバンドの中にもきっとジェネシスフォロワー的なバンドはいるに違いない…ってことでハードロックなドイツからちょっと逸脱してプログレッシブなドイツへと手を付けてみる…ってほど食指を伸ばしてはいないので素人丸出しのレビューではあるのだが、ま、それもいいさ。皆年末で忙しくしているに違いない(笑)。あ、そうでもないか、もしかして今日...

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Anyone's Daughter - Piktors Verwandlungen

Anyone's Daughter - Piktors Verwandlungen (1981) Live 1980-1983 Vol.2 ドイツの叙情派バンドと言われれば、多くの人がAnyone's Daughterと今なら語るんだろうと言われている。うん、自分的には80年代以降のバンドとなるととんと疎くなるワケで、それもユーロ諸国ともなるとほぼ知っているものは一般人と変わらないレベルにしかないと思う。当時から日本でもAnyone's Daughterって知られていたのかな…。そういう機会もあんま...

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