CategoryUK 70s Prog M_Z 1/7
Web - I Spider (1970):

バンドやアーティストにとってアルバムジャケットは意味を持っていてほしい。自分のバンドを表現したり音の世界を表現、もしくは奇抜で人の記憶に残るようなジャケットやインパクトを与える何かを付けるなど、変形ジャケットはその類で、顔を売りたい人もいるし、色々あるけど、そんな中で奇妙なモノやちょっとキモイ作品もあって、いくつかは成功しているが概ねマイナス要因になっている。音だけを聴くなら全然カッコ良いけど、...
- 0
- 0
Salamander - The Ten Commandments (1971):

モーゼの十戒と言えば海が真っ二つに割れるシーンが印象深いが、あくまでも映画の演出上の映像で、実際その事象が起きたかは知らないし、あり得ないと思うがインパクトは強い。何かとそのシーンが会話に持ち出されるから、実際映画を見てなくても知っているくらいで、モーゼの十戒はモーゼが神から与えられた十の戒律で、神と人との関係、そして人と人との関係を記したものと言われているが、その十の戒律を曲名としてアルバムを...
- 0
- 0
Robert John Godfrey -Fall of Hyperion (1973):

The Enidの中心人物Robert John Godfreyは英国プログレッシブロックの真ん中を歩いていた人で、その名はBarclay James Harvestのオーケストラアレンジャーとして知られていたが、そこから離脱して自身の求めるオーケストレーションを追求したサウンドを構築すべくソロアルバムを一枚制作する。これが「Fall of Hyperion」だが、その昔からレアアルバムとして名を馳せており、CD創世記のVirginからリリースされたので難なく聴けた...
- 0
- 0
Raw Material - Time Is... (1971)

英国の知られざる世界の奥深さには驚くものだが、自分がハマった世界なのに久々にその世界を漁って、聴き直してもその作品のレベルの高さに驚きを隠せない。決してメジャーのバンドにヒケを取らない作品のクォリティと演奏力と何よりもロックである熱いプレイと魂が響いてくる音色と優しさと陰りと、そんな当たり前の音も今の時代ではなかなか聴けない。演奏側はそうしているつもりだけどやはり違うが、そんなことを考えた名盤、...
- 0
- 0
Rare Bird - As Your Mind Flies By (1970):

Rare Birdのセカンドアルバム「As Your Mind Flies By」はプログレ系に手を付け始めた随分昔に入手して聴いてたがあまり好みじゃなかったし面白味もさほど感じなかったので、ジャケットの目立ち具合だけで終わってた。今回聴いてて、なるほど自分が好まなかった理由がよく分かったが、簡単に言えばギターがないのとオルガン鍵盤系の音が鍵盤しすぎてる。 冒頭からプロコル・ハルムかと思うオルガンの音で、アルバム全体がこのオ...
- 0
- 0
Tonton Macoute - Tonton Macoute (1971):

英国的にクールで物静かな独特のしっとりさが出て、それがバンドの特徴にもなっているが、そういった傾向はB級バンドに表れてくる傾向があり、マイナーな存在と思われる一例をピックアップ。サウンド的にはファンタジー的傾向のあるジャズっぽいロックで漁って引っ張り出した。 Tonton Macouteの1971年のリリース唯一作でネオンレーベルで貴重だったが、ネオンは11枚しかリリースしてないのでレーベル面の美しさと残されたバン...
- 0
- 0
Tempest - Living In Fear (1974):

ジョン・ハイズマンはそれほど一般に知られている名前ではないし、普通にロック好きな人でもそれほど知られてはいないが目立ちたがり屋の音数の多いドタバタする、ジャズ系ロックの名手といえば名前が出てくる人でジャック・ブルースとも一緒にプレイしてる人で圧倒的に印象深いのはColosseumの活動でドラムセンスを世に知らしめているが、解散後に組んだバンドがTempest。最初はアラン・ホールズワースを迎えてアルバム「Tempes...
- 0
- 0
U.K. - Live In Boston
U.K. - Live In Boston (1978) U.Kの1978年のボストンのライブ盤「Live In Boston」が1999年にオフィシャルリリースされているが、他にも幾つか怪しげなCDも含めてリリースされている。「Live In Boston 1978」は「Forever Until Sunday」が一曲多くてお得に見えるから困る。元々がラジオ放送用音源なので抜群の音質で残されてて古くから知られているライブ、しかも演奏の出来映えが強烈なインタープレイばかりなのでオフィシャル...
- 0
- 0
Still Life - Still Life
Still Life - Still Life (1971) 70年代の英国ロック黎明期にはギターレスのバンドも多く見受けられ、その代わりには大抵オルガンを筆頭とする鍵盤奏者が在籍してヘヴィギターの代理をしているパターンが多い。故に当時一番歪んだギターに対抗できる音色をすぐ出せたハモンドオルガンが主役の時代でもあり、そのハードさはギターによるハードロックとはまた異なる円やかなドライブ感を味わえる作品が多い。もっとも両方入っている...
- 0
- 0
Pete Brown & Piblokto! - Thousands on a Raft
Pete Brown & Piblokto! - Thousands on a Raft (1970) 当然ながら時が経過すればするほどに音楽は増えていくし進化していくから聴くべき枚数も増えていく。リアルタイムで増えていくものと、過去歴の深掘りの影響から増えていくのと両方あるから果てしなく広がりつつある気がするが、そんなに幅広げて聴いてもしょうがない。そりゃ聴けば好みの音に出会えるチャンスも増えるからそれを探しているとも言えるが、なかなかどれもこ...
- 0
- 0