Category-King Crimson 1/6
King Crimson - Lizard (1970):

キング・クリムゾンの「Lizard」は1970年暮れに発表された3枚目のアルバムにして既にセッションバンドになっていた作品で、早50年以上の歳月が経過しているが一向に風化する気配すらないこの辺りのプログレバンドの作品。中でもキング・クリムゾンが一番商売熱心=ユーザー泣かせなバンドでオリジナル盤からリマスター×数回、そして30周年、40周年記念盤のリリース、その間にもリマスター盤があったり、もう何バージョン出ている...
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King Crimson - In The Court of The Crimson King (1969):

1960年代末期、英国ではブルースロックが全盛となりその最たるモノがクリームで、その後にレッド・ツェッペリンが世界を制した図式だがポップス界ではビートルズが「Abbey Road」をリリースして解散という時期と時代はロックへと流れていったが、英国の奥深いところはそれだけでは済まされなかった。サイケデリックムーヴメントからプログレッシヴロックへと変革したグループが多く見受けられ、その意味ではピンク・フロイドは最...
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Peter Sinfield - Still (1973):

1972-73年当時のマンティコアレーベル発足時にはプログレ人脈、主にEL&Pとクリムゾン関係が大集合していたけど、主たるメンツはさほど関わらず、周辺メンバーが集まった印象。その中にはSnuffy Waldenも名を連ねていたが、その第一弾ともなった集大成の気合一発作品が、人望が厚かったピート・シンフィールドの最初で最後の音楽的ソロアルバム「Still」。 1973年にリリースされた唯一の作品だが、元々音楽家ではなく詩人だった...
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McDonald & Giles - McDonald & Giles (1971):

1970年、英国アンダーグラウンドロックが盛んになっている頃、キング・クリムゾンで一旗揚げた連中がこぞってバンドを辞めて、更なる成功を掴みに行こうとしていたのか、単に渡り鳥的なミュージシャン気質がそうさせたのかはたまたフリップ卿への嫌悪感だけでそうなったのか、理由は多々ありそうだが、そのおかげで良い作品が幾つも聴けた事には感謝せざるを得ない。クリムゾンのメンバーがクリムゾンにこだわったら派生したバン...
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Giles, Giles and Fripp - The Brondesbury Tapes (1968):

Judy Dybleの名を有名にしているのはKing Crimsonの「風に語りて」のオリジナルボーカリストという称号だが、そもそもGiles, Giles and Frippがクリムゾンの母体となったグループである事も知られている。バンド名には出てこないが、イアン・マクドナルドと良い仲だったこの頃では元Fairport Conventionの肩書の方が大きかったであろうジュディ・ダイブルが彼氏のバンドに参加して歌った曲のひとつでしかなかった。その頃に幾つ...
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Robert Fripp - Exposure (1979):

ヨーロッパの音楽に傾倒したBowieが名盤をリリースしていった頃、その雰囲気を作り上げていた稀代の音師、ブライアン・イーノだが、その脇で不思議な前衛感覚を音にしていくギタリストにロバート・フリップ卿がいた。そこで二人の化学反応を持ち込みながら、らしさを失わない強力なサウンドが出来上がった。クリムゾンの音は好みで聴きまくってるが、ソロ活動は着手していなかった。参加メンバーに食指をソソられなかったのと前...
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Fripp & Eno - No Pussyfooting (1973):

キング・クリムゾンの要であるロバート・フリップ卿はその人の独特な性格と独自の楽曲センスによりクリムゾンをひとつの表現方法として使っているようだが、一方では個人の特徴的なギターを生かすためかなり様々なセッションに参加している。その発端となった作品がロキシー・ミュージックを脱退したばかりのブライアン・イーノとのコラボレーションアルバムだ。 アルバムリリースは1973年なので丁度クリムゾンが「太陽と戦慄」...
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King Crimson - Beat
King Crimson - Beat (1982) 80年代の魔力はKing Crimsonまでも虜にする。当時のクリムゾンは再結成して3部作をリリースしているが、70年代を風靡したあのKing Crimsonの面影も纏わぬまま、ポリリズムとポップの融合で新たな展開を見せてリスナーを惑わせた。今でこそクリムゾン、ロバート・フリップがこの時点で何を考えてこういう作品をリリースしてきたか、どこに向かおうとしていたかは語られて理解され、また認められて再評...
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King Crimson - Earthbound (40th Anniversary Edition)
King Crimson - Earthbound (40th Anniversary Edition) (1972) ロックバンドはライブが命、ライブを生で見て聴ければそのバンドの良し悪しと本物か偽物か、上手いか下手か、バンドがどういうエネルギーとパワーを持っているかいないか、のすべてが分かってしまう、いや、それが分からなきゃしょうがない。だからロックバンドはライブがつまらなければアルバムがどれだけ凄くてもロックではない単に音楽集団と化する。音楽集団で...
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Giles, Giles and Fripp - The Brondesbury Tapes
Giles, Giles and Fripp - The Brondesbury Tapes (1968) Judy Dybleの名を有名にしているのはKing Crimsonの「風に語りて」のオリジナルボーカリストという称号だが、そもそもGiles, Giles and Frippがクリムゾンの母体となったグループである事も知られている。バンド名には出てこないが、イアン・マクドナルドと良い仲だったこの頃では元Fairport Conventionの肩書の方が大きかったであろうジュディ・ダイブルが彼氏のバンドに...
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