CategoryUS 80s HR 1/3

Quiet Riot - Condition Critical (1984):

 AC/DCに似たような声質とごり押しでヘヴィメタルしていたバンド、そしてヘヴィメタルバンドで初めて全米チャートに食い込んだ名高いクワイエット・ライオット。最初期はランディ・ローズが在籍していてアルバムも二枚出しているが、1984年リリースのQuiet Riot全盛期の作品「Condition Critical」は前作「メタル・ヘルス」と同様にスレイドのヒット曲「Mama Weer All Crazee Now」をヒットチャートに送り込み、アルバムをリリー...

  •  1
  •  0

Bon Jovi - Bon Jovi (1984):

 80年代のもうひとつのブームにLAメタルシーンの一般ポップスシーンへの浸透が挙げられ、ヒットチャートにHR/HMを送り込んだバンドはいくつもあったが、中でも最も成功した例がボン・ジョヴィだろう。アルバム単位ではデフ・レパードもかなりのセールスを博したが、総合的な売上げはボン・ジョヴィに敵わなかった。しかし彼等が最も面白かった時代はメガセールスアルバム「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」をリリースする前まで...

  •  2
  •  0

Night Ranger - Midnight Madness (1983):

 1982年頃からしばらくはイギリスとアメリカで全く異なるロックが出て来て、ポップス界は80sMTV時代に突入したので第二次ブリティッシュインヴェイジョンとも呼ばれるが、ロック界は見事に分断され、イギリスはニューウェイヴの波からその筆頭となったザ・スミスに代表される「チャカチャカ系」のロックが多数出てきて、ポリスはポップスチャートも賑わせていた。 アメリカで1983年にUSフェスティバルが開催されて、二日目のヘビ...

  •  2
  •  0

Night Ranger - Big Life

Night Ranger - Big Life (1987) Night Rangerは普通にハードロックバンドでギターテクニシャンが二人いてどちらも目立つ個性的なプレイヤーのイメージで、決してバラードバンドでもAORバンドでもなかったが、時代を振り返ると結果的にそういうバンドだったと見える。同時代をそのまま聴いていた自分からはアルバムありき、シングルはその後にカットされた曲でしかなかったからハードな曲を好んでいたし、聴いていたからバラード...

  •  2
  •  0

Ratt - Reach for the Sky

Ratt - Reach for the Sky (1988) 70年代に華々しく散ったと思われていたエアロスミスは後のバンドに大きく影響を与えており、80年代初頭に出てきたLAメタル=ヘアメタル勢の格好の指標となり、特にRattはそのファッションを大きく真似てLAメタルの代表的なバンドとスタイルを世間に示していた。思えば1983年にシーンに登場してウォーレンのトリッキーなギタープレイやPVの奇抜さも手伝って一躍スターダムにのし上がり飛ぶ鳥落とす...

  •  2
  •  0

Tom Keifer - Rise

Tom Keifer - Rise (2019) ハードロックあたりまでの世界でシーンに登場してきたミュージシャンの多くがブルースやカントリーに戻って来るかのようなサウンドを引っ提げてシーンに返り咲くケースが多いように思う。アメリカ人のみならず、な所が面白いが、アメリカ人のその傾向は当然強い。それもギタリスト連中は概ねその辺りに戻ってくる感じだ。音楽的にもギター的にも基本の中の基本だから結局装飾された音を排除して素に戻る...

  •  0
  •  0

RSO - Radio Free America

RSO - Radio Free America (2018) 女流ギタリストは物珍しさもあって好んで聴いているのは本ブログ読者ならご存知だろうが、その筆頭格は自分的にはオリアンティだった。いつしか作品のスピードやシーンの話題から離れていって、何やら難しいのかと思っていたらどういう訳かBon Joviを離脱したリッチー・サンボラと共に活動しているらしい、どうにも公私共に、との事で、その年齢差をついつい計算してしまって、それアリ?と不思...

  •  0
  •  0

Circus of Power - Circus of Power

Circus of Power - Circus of Power (1988) 昔は違うジャンルのバンドとしてカテゴライズされていたのが、いつしかこういうカテゴリのジャンルに属しているんだよ、みたいな事が起きる。ジャンルやカテゴリの細分化によるものだったりブームから名付けられたカテゴリなんてのは後になればきちんと音楽性に準じたカテゴリに戻されるというような事も多い。それでもその時代で聴いていれば何でそんなカテゴリになるんだ?なんて思う...

  •  0
  •  0

Night Ranger - 35 Years & A Night in Chicago

Night Ranger - 35 Years & A Night in Chicago この時期に台風ですか…、秋雨前線による天候不具合に加えてのトドメの一撃、スカッとした秋晴れの空の下でお散歩したいですねぇ…。お散歩ってお散歩じゃないけどさ、雨や曇り空ばかりの日々ってどうしてもどことなく陰鬱になっちゃうじゃない?キライじゃないけど長すぎる。ロンドンはそんな天候ばかりだからああいう湿った音が出来上がるってのあると思うが、日本もやっぱりあるだ...

  •  0
  •  0

Bon Jovi - Keep the Faith

Bon Jovi - Keep the Faith (1992) アメリカを席巻したバンドのひとつにBon Joviがあるけど、途中からAOR路線に走り自身達では曲を書かずに売れ線に走ったという印象があって、実はそれ以降ってのはもうほぼ聴いてなかった。ところがその辺も聴いてみると、自分達で曲作って頑張ってるのもあって、魂売ったんじゃなかったのか?そういう作品もあるんだ…、なんて不思議に思ってしまった。しかも出て来る楽曲がこれまた新しい作風で...

  •  2
  •  0