CategoryUS 70s HR I_Z 1/3

Parrish and Gurvitz - Parrish and Gurvitz (1971):

 バジャーでハードなブルースギターを弾いていたブライアン・パリッシュは、バジャー以前にも様々な活躍をしていて、一例にThree Man Armyのファーストへのゲスト参加もあった。そのおかげでエイドリアン・ガーヴィッツがバンドを解散した後、片割れのポール・ガーヴィッツとユニットを組んでリリースした「Parrish & Gurevitz」があり、1971年リリースなのでこの後すぐバジャーに参加するけど、一方でThree Man Armyも復活するの...

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Montrose - Paper Money (1974):

 この時期のアメリカはもうハードロックが定着した頃と1974年周辺を見渡して思うが、エアロスミスもキッスも出て来てるから、70年前後のアメリカンロックとはシーンの状況も変わってて、既にZeppelinに影響されたバンドも出てきているし、この頃はロックシーンの流れが速くて刺激的だった。そこに独自で組み立てていくロックが入って、ようやくアメリカらしいロックの構築が行われた。 1974年リリースのモントローズのセカンド・...

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Starz - Starz (1976):

 Starzのファーストアルバム「Starz」は1976年リリース、キャッチコピーは「Kissの弟分」でKissのプロダクションから出てきて、プロデューサーは何とジャック・ダグラスといきなりの制作布陣。そこに下積みの長いバンドメンバーだから、アメリカで下積みが長いバンドは演奏力は総じて英国のバンドよりも上だ。でも整然としすぎててメリハリつき過ぎだが、ともかく演奏力を持ったバンドが売れる布陣に囲まれると見事な作品が出来上...

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Nazareth - Rampant

Nazareth - Rampant (1974) 70年代にハードロックバンドと呼ばれていたバンドでもプログレッシブ面が強かったり、フォークが混ざっていたり、普通にロック面が重なっていたりしてそこまで明確な定義付けもなかった。今でもそれはきちんと線引されている事もないが、概ねハードに聴こえればハードロックの類に入ってくる。その中でナザレスは間違いなく普通にハードロックバンドの中に入ってきた。今聴いても十分ハードロックバン...

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Starz - Violation

Starz - Violation (1977) プロデューサーの重要性を聴いている側がどこまで認識しているのかってのは甚だ疑問で、多少好きならそのヘンも気にしたり名前も見たりするのだろう。でも、やっぱりバンドやアーティストしか見ていないし、その人達のアルバムだから、という繋がりで聴く人の方が圧倒的に多い。プロデューサーのファンで、その人の手がけたバンドを跨って全部集めて聴くというのはあまり多くないだろう。それはそれで時...

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Sammy Hagar - VOA

Sammy Hagar - VOA (1984) サミー・ヘイガーってソロでも結構売れてたんじゃなかったっけ?って思ったけど、そこまで売れてたワケじゃなかったようだ。Van Halenに加入した事で知名度は一気に広がったと云う事になるが、それでもソロアーティストとしてアルバムを何枚も出していた人だからレーベル的にはひとつのアーティスト、商品を失くした事になってしまう。そう考えると結構大人の事情ってのは色々と働いたんだろうなぁと考...

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Legs Diamond - Diamond Is a Hard Rock

Legs Diamond - Diamond Is a Hard Rock (1977) アメリカの音もん色々あって、自分が聴けない、好みではないジャンル、傾向が何となく分かってきたか。全般的にさほど好みじゃないのはあるとしても、熱気のあるアングラなハードロック系統は面白いのが多いね。メジャー路線になっちゃうとどうにもポップでキャッチーで爽やかでってのが出ちゃうから好きじゃない。そういうのに頼れない連中が地力でひたすらやってて、それは面白く...

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Starz - Starz

Starz - Starz (1976) 英国の中途半端に売れなかった作品よりもアメリカのそこそこ売れたバンドの方がやっぱり出来は良いのかな、なんて普通は当たり前だろって事をちょっとだけ思った。今でこそそうでもないけど70年代のアメリカの音楽ってのはやたらと脳天気で売れることしか考えてない。そりゃ売るための商品だから完成度は高くなきゃダメなんだけど、それがアメリカ向けしか考えてないから更に脳天気なのが多くてどうも面白味...

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Riot - Unleash the Fire

Riot - Unleash the Fire (2014) 解散、再結成ってのもあれば浮き沈みはあるけどず〜っとバンド継続中ってのもあるし、メンバーの入れ替えが多すぎて訳の分からない状態でも、バンド名は会社名だから存続している、みたいなのもある。バンドの存続形態は様々だ。古くからあるバンドだと色々なパターンに分かれるし、ファンとしては音の継続性を取る時もあればオリジナルメンバーの存在にこだわる時もある。果たして何が一番そのバ...

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Ram Jam - Portrait of the Artist As a Young Ram

Ram Jam - Portrait of the Artist As a Young Ram (1979) 年末年始ってのはあっという間に過ぎ去るなぁ…。やりたい事もなかなか出来ないままに時間だけが経ってしまい既に正月は明けてしまってるし。どんだけ時間があったら自分のやりたい事をとことんやり続けられるんだろうか?いやいや、そんな時間は永遠に持てないんだろうとは判ってるが…、その時間の無さが色々な事を一生懸命その場その場でやっていこうとする原動力でもあ...

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