Category-Kiss 1/3
Kiss - Hotter Than Hell (1974):

1974年2月にファーストアルバム「地獄からの使者~キッス・ファースト」で出てきて、同じ年の10月にはこのセカンドアルバム「地獄の叫び」をリリースしているから凄いペースで、ツアーも前座扱いで始まるものの、徐々にヘッドライナーのバンドの方がイヤがるようになったらしい。こんなに分かりやすくロックを体現しているからキャリアの前にリスナーは持っていかれるが、当時このアルバム「地獄の叫び」がリリースされる頃は前座...
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Peter Criss - Peter Criss (1978):

当時のKISSファンのため息がよく分かる気がするアルバムで、KISSは他に類を見ないバンドはもちろん、全員が歌って曲が作れる器用なバンドで、実はビートルズ的なバンド。ポップでキャッチーで皆歌えて作れて国民的人気がある共通項は多い。この手のバンドが面白いのはビートルズも然りだが、4人の志向性が異なっていて、その融合体で成り立っていた事だが、それぞれのソロになると面白味をそこまで発揮できないのはビートルズだ...
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Kiss - Animalize
Kiss - Animalize (1984) キッスの音楽的遍歴を聴くと時代の変化の著しさを激しく感じる。70年代はキャッチーでポップなR&Rながらもイメージは悪魔的インパクトを放ち、愛らしいギャップがウケたが、徐々に激しい音になりつつディスコブーム到来時は「(I Was Made For) Lovin' You Baby」でヒットを放ち、その後に陰りを見せた時代は驚きの必殺技でメイクを落として話題をさらった。そこにギタリストの交代も重なり音楽的には当時...
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Paul Stanley's Soul Station - Now And Then
Paul Stanley's Soul Station - Now And Then (2021) ロック好きなリスナーで且つソウルも好きだと言う人は今は割と多い気もするが、ロックがリアルだった時期にはほとんどいなかったか、いても表面では言えなかったような気がする。特に差別があったワケでもないが、どこかロックとソウルは相容れない、その後の時代で言えばメタルとラップは相容れない、なんて思われていた事もあっただろうか。時代を経てみればどれもこれも融...
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Ace Frehley - The Origins Vol.2
Ace Frehley - The Origins Vol.2 (2020) カバーアルバムにリスナーが求めるもの、割と難しい定義なのでどうしても評価は賛否両論に分かれてしまう。自分もこのブログに書いているものいないもの、どこかで聴いてて思う事を通じてみてもなかなか何を期待していたのか自分でも分からなくなる事が多い。オリジナルの曲に忠実なら納得するのか、それとも斬新なアレンジが施されてる方がアーティスティックでセンスを感じるから良いの...
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KISS - Alive! (Remastered)
KISS - Alive! (Remastered) (1975) キッス・フェアウェルツアーと称されてから既に20年以上が経過し、今でもそのままフェアウェルツアーをやっているような気がするが、これほどの稼ぎ頭、言い換えると経済効果の高い商品を廃盤にする必要性はなく、メンバーが年齢と共に動きが鈍るだの声が出てないなどと言った表面上の事は全て目を瞑り、売れる商品をひたすらとことんまで売り続ける思惑、それはレーベルもメンバーも会社も同...
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Gene Simmons - Gene Simmons
Gene Simmons - Gene Simmons (1978) 昔はアルバム一枚聴くのも腰を据えて楽しみにじっくりと一曲づつクレジット眺めながら、アルバムジャケット見ながら中ジャケの写真もじっくりと舐めるように見尽くしながら聴いていた。そのウチにギターを手に取ってコードを探しながら音を取れるなら取りながら楽しんでいたが、いつからかBGM的に流れるようにもなり、CD時代になればもうアルバム冒頭から何曲くらいまでが真面目に聴ける範疇...
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Ace Frehley - Ace Frehley
Ace Frehley - Ace Frehley (1978) バンドを脱退してのギタリストのソロアルバムとバンドに在籍しながらのソロアルバムとは当然ながら大きく意味合いも異なるし、なぜか出来映えにも大きく差が生じるのだろうか。それともまるでそれは関係なく、単純に才能やシーンへの感性やセンスだったりするだけかもしれない。狙いがあって創る作品と生きるために創る作品ではスタンスが異なるのも当然だが、得てしてバンド在籍中のソロアルバ...
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Kiss - Creatures of the Night
Kiss - Creatures of the Night (1982) 何となくロックってのはどこか社会的には反抗心があったり反骨心があったり、社会体制に不満を持っていた…。そこまでじゃないにしても若者の怒りを発散しているようなイメージがあって、それこそが原動力みたいなイメージを持っている。それは多分日本のロックがそういう歴史的背景から強く出てきているからだろう。当然プレスリーから出てきたロックのスタンスってのはやっぱり親からは嫌...
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Kiss - Unmasked
Kiss - Unmasked (1980) バンド単位で活動しているのに外部ライターの曲を入れてプレイするなんてのはそりゃもう昔はファンが皆離れていくってなくらいに軟弱なお話だったのだが、いつしかそれも当たり前になってヒットを放っていくようになったのか。もっともそういうのを嫌うバンドもあるし、本当に音楽的才能に恵まれていればそんなことしなくても曲はどんどんと溢れ出てくることだろうし、そのヘンが真の才能を見極めてしまえ...
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