CategoryUK 70s HR M_Z 1/6
Trapeze - You Are the Music..We're Just the Band (1971)

今でも名を残しているミュージシャンはやはり才能のある人達ばかりで、グレン・ヒューズは結構異色なキャラクターだが、誤解されている人かもしれない。それもディープ・パープルに加入してしまったからが大きく、グレン・ヒューズがソウルやファンクが大好きでそっち系をやりたがってる人はディープ・パープルの前では無用、一切封印してベーシストとハードロックボーカリストとして見られるばかりで、それもある程度出来てしま...
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T2 - It'll All Work Out In Boomland (1970):

「T2」と言えば泣く子も黙るあのアーノルド・シュワルツェネッガーの大ヒット作ともなった「ターミネーター2」の略称がどう考えても世間一般の認識だが、この辺を漁りまくっていた時の「T2」と言えば超幻のレアアイテムとして名高かった英国のハードロックバンドの名前だ。だからシュワちゃんは遙か遅くに出てきた「T2」だったが、当然どこにも通じない理論です。 1970年にまたしてもデッカからリリースされたいわゆるB級バンド...
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May Blitz - May Blitz (1970):

ミュージシャンには華々しい時もあれば地味な活動をせざるを得ない時もあるが、一瞬の晴れ舞台に躍り出た事のある人物はまたその世界を堪能したくなるだろうか、それも自分が中心となってスポットライトを浴びる気持ち良さを味わうために、とそんなことをふと思うバンドもある。 先日Gun~Three Man Armyと流れたガーヴィッツ兄弟の話を書いたが、そのThree Man Armyの屋台骨となったドラマー、トニー・ニューマンは、そもそも...
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Three Man Army - A Third Of A Lifetime (1971):

メジャーとB級の境目は明確にないに決まってるけど、イメージ的にB級があったり音的にB級がある。上手いヘタじゃなく。そんな中でも多分境目に位置しているバンドはいくつか思い付く。それは多分メンバーの誰かがそれなりにメジャーの人と一緒にやってたとか、その後一緒にやった事で名前が売れた例が多いと思う。ユーライア・ヒープはそういう意味で最も成功したB級バンドの印象で見てる個人的見解です。 そういう意味ではもっ...
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Steamhammer - Mountains (1970):

ブルースとハードロック、そしてプログレッシヴな曲展開、更にはコンセプトアルバム趣向を凝らしたアルバムとしてはかなり早い時期の作品で、この時期の英国ロックにはそんなのがゴマンと集まっていたので別段新しくは感じなかったかもしれない。それでも作品の質の高さから今でもたまに語られ、。しかも語られ方としてはギタリストのマーティン・ピューがヤードバーズのキース・レルフと一緒にアルマゲドンを組んで若干名が通っ...
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Patto - Hold Your Fire (1971):

英国ハードロックバンドと呼ぶべきかどうかも多々あって、それは皆ひとつのカテゴリーに収まりきらない多様なサウンドの塊のためだが、それこそが英国ロックの深みで時代の産物だった。 一見ハードロック的な仮面を被っているパトゥーだが、聴くと何とも言えない音で、このバンドの場合は音が云々よりもボーカルのマイク・パトゥーのダミ声による圧倒的な迫力とその隙を縫って恐ろしい超絶テクニックを披露してくれるオリー・ハ...
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Strider - Misunderstood
Strider - Misunderstood (1974) 意外なトコロで意外な人物の参加を知る、そしてアルバムでそのプレイや歌声を耳にする。知ってて聞かないと分からない時もあれば、聴いててどこか既視感を味わって調べてみれば、となんとなく分かる時もある。当然ながらまるで気にしてない場合もあるし、知ってて聴いてても分からない時もある。ただ、それによってアルバムに対する見方が変わるし、聴く姿勢すらも変わるから楽しめるし、マニアッ...
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Trapeze - Trapeze
Trapeze - Trapeze (1976) 70年代も半ばに近くなってくるとハードロックも割と普通になり、当然うるさい音楽として嫌われる要素もあったのだろうけど多くの若者を惹き付ける魅力的なサウンドとファッション、そして正にロックヒーローらしい現実離れしたスターとして君臨していた黄金時代でもあろう。その姿を目指して数多くのバンドがシーンに登場することにもなるし、これまで地道にやってきたバンドでも花開かせるために色々と...
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Strider - Exposed
Strider - Exposed (1973) 歴史に埋もれている英国ハードロックバンドはまだまだあるのだろうか、かなり取り上げてきている気はしているんだけどキリが無いのも事実。自主制作の発掘まで考えたらホント際限無いだろうから、いつも気づいた時に、と言うか気にしててちょこちょこチェックし続けているという作業だけど、見直す度に発掘されるんだから恐ろしい。一生70年代のだけ漁っててもお釣りが来るくらいのレコードがありそうだ...
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Spooky Tooth - Spooky Two
Spooky Tooth - Spooky Two (1969) 今だとハードロックって言うとどうしても様式美的な旋律で歪んだ音を中心とした勢いのあるロック、的なニュアンスが大きいけど、70年代初頭はまだその様式美ってのが出てきてなかったから、音的にロックよりもハードな感じがするものをすべてハードロックと呼んでいた。だから細かく書けばヘヴィロックだったりブルースハードだったりも全部ハードロック扱いではあったかな。オルガンハードなん...
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