Tagイエス 1/1

Yes - Fragile

 最初期からプログレッシヴバンドという狙いの元で結成されたワケではなく、英国的サウンドを奏でるロックと呼ぶには少々弱い…、いやかなり弱いサウンドを奏でていたイエスと言うバンド。もちろんそういった初期のサウンドの方が可愛気があって好きだというファンがいるのも事実で、自分的にも大成したイエスよりは初期のイエスの方が可愛がってもいいだろうという感じすら漂っているので嫌いではない。しかし、音楽的に一気に大...

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England - Garden Shed

 時は1977年、英国では既にパンクムーヴメント真っ只中という時期になぜか超メジャーなアリスタレーベルからズバリその名もイングランドという実力派プログレッシヴバンドがデビューアルバムをリリースし、当時はよく知らないけど今でも名前が残るくらいの名盤が残されている。しかも今年30年近くぶりに再結成して来日公演を行ったらしい。そしてこの唯一のアルバム全編を演奏していったようだが…。 England - 「Garden Shed」 ...

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Druid - Toward The Sun

 70年代の英国にはB級ロックというものが多数存在している。何が売れるかわからなかった70年代のロック産業というのもあって、多数のレコード会社が何でもかんでもとにかくレコードを出させて様子を見るという試みが中心だったがもちろん中には意欲的にマイナーなバンドを世に出していったレーベルもある。そんなわけで70年代初期には実に興味深いバンドのレコードが多々残されていてマニアを楽しませてくれるワケだが、中には単...

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Yes - Relayer

 70年代に一世を風靡したプログレバンドの代名詞でもあるイエス。一般的に名作と云われるアルバムには「こわれもの」や「危機」ってのがあって、もちろん確かにイエスの代名詞的アルバムに間違いないんだけど、自分的に一番かっこいいなぁと思えるアルバムってもしかしたら「リレイヤー」かもしれない。 このアルバムってブラッフォードもいないし、何といってもリック・ウェイクマンがいないのだからそれはどうかと言うのもある...

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Atoll - Musiciens Magiciens

 フランスの誇るプログレッシブバンドのひとつが破壊的且つ変態的なマグマであるならば、双璧を成すもう一つのバンドがアトールと云える。一般的にはフランスのイエスと形容されることが多くて、だから故にあまり聴こうと云う気がしなかったバンドなのでそういうキャッチコピーの善し悪しってのは凄く重要だよな、と思う。だから実際自分で聴いてみるまではあまり形容詞ってのは信用しない方が良いんだよな。それで聴くの遅れたん...

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