Whitesnake - Good To Be Bad


それでもこの時代になるとサウンドが手軽に聴けるという環境になってきているので、やっぱり手を出してみましたホワイトスネイクの新作「グッド・トゥ・ビー・バッド」。
「かっこいいじゃねぇか」
っつうか相当評価高いんじゃない、これ?往年のファンでも多分納得できるレベルの音だろうと思う。だって普通に聴いてかっこいい、って思うもん。バンドじゃなくってもこういうのって出来るんだなぁ、とはこないだのマイケル・シェンカーの新作でも思ったことだけど、ホワイトスネイクのそれはもちっとレベル高いかな。ミックスもワイルドでかっちょよいしなぁ…、あぁ、ツインギターなのか、なるほど。しかし名前を知っているメンバーは、ごめん、ダグ・アルドリッチくらいだ(笑)。ふぅ~ん、しかし、この手の作品って深みが足りないんだろうな、と直感的に思う。うん、多分何十回も聴かないのは間違いなくって、それはこのアルバムからホワイトスネイクのファンになった人でもそうなるんじゃないかな、とか余計なお世話を焼いてみたり…、いやいや、凄くかっこよいんだけどさ。カヴァデール・ペイジのアルバムみたいに忘れ去られていくというか…、まぁ、あれはまだペイジだから価値あると思ってるけど、一般的には忘れ去られてるしさ。このアルバムはどうだろうね。
冷静に聴いていると楽曲も良くてデビカバの歌も往年の渋さがあるから文句なしなんだよ、でも、何かフックの効いた作品がない。それは多分ギターのリフだったり印象的な展開だったり、ギターソロだったり、色々あるだろうけど、そういうのが物足りない、気がする。5曲目のアルバムタイトル曲はさすがにインパクトを打ち出した自信作っぽいかな。んでもやっぱいいんだよね。時代に合ってるのかもしれん。
そうか、こういう音になっていたのか…。かっちょいいなぁ…。ちょっとホワイトスネイクの全作品に興味を持ってきた(笑)。
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