Happy The Man - Happy The Man
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偏見なんだけどプログレってのはやっぱヨーロッパでしかない音楽だと思うし、しかも英国のそれは真にプログレッシヴな音楽だったと思うんだよな。その他ヨーロッパ諸国でのユーロロックも当然同じ流れを持っているんだけどなんとなくそれはユーロロック。まだ、分かる気がするので別に良いんだけど、アメリカのプログレってのは結構信じられない世界があって…、いやぁ、アメリカ人の気質と風土でプログレってのはなかなか出てこないだろうし、あってもそれはプログレではなくってもっと洗練された別の何かになるのではないかと思っている。

1977年にデビューを果たした一応アメリカのプログレバンドとして有名なハッピー・ザ・マンというバンドのアルバム。最高傑作はセカンドの「Crafty Hands」という呼び声も高いんだけど、まずは一枚目「Happy the Man」から。正直言って苦手な音です。何がって、別にアメリカ的だからとかじゃなくて、音的に鍵盤主体で綺麗なサウンドだからだと思う。あと何かが足りない…多分湿っぽさ。これはしょうがないとしてもどこかフュージョン的でそれにしては音が多いっつうか…、微妙にロックのフィールドにいるので苦手なのかも。何というのかな、細かいっつうか凝ってるっつうか、それでも全体のノリ自体は大きく流れている…全然違うけどジェントル・ジャイアントもこういう側面持ってるから苦手なのかな。ハッピー・ザ・マンは更に明るいという面は大きいけど。
収録曲の大半がインストナンバーで、数曲歌が入っているけどおまけ程度にしか聞こえない。しっかりメロディもあるけどやっぱおまけ。その代わり曲ごとに雰囲気がしっかりと楽器の音色で確立されているので、カラフル、煌びやか、そしてガチャガチャとした楽しさや唐突の変拍子ってのも出てくる。演奏する側は大変楽しいかもしれないけど、聴いているとちょっとね、いや、集中してハマれるなら良いけど、ハマれなかったのでキウイかなぁ、というか軽いかなぁというところか。爽やかすぎるのもあるが。
テクニックは抜群でどの楽器もしっかりと歌っているし、ハッピー・ザ・マンというバンドのカラーは凄く出ている。悪く言えばロックとフュージョンの境目にいるバンドで中途半端。よく言えばクロスオーヴァーを始めた初期のバンドかもしれない。一聴するとどこの国のバンドか全然わからないのも面白いっちゃぁ面白いね。オーストラリアとかかなぁって思うもん。

1977年にデビューを果たした一応アメリカのプログレバンドとして有名なハッピー・ザ・マンというバンドのアルバム。最高傑作はセカンドの「Crafty Hands」という呼び声も高いんだけど、まずは一枚目「Happy the Man」から。正直言って苦手な音です。何がって、別にアメリカ的だからとかじゃなくて、音的に鍵盤主体で綺麗なサウンドだからだと思う。あと何かが足りない…多分湿っぽさ。これはしょうがないとしてもどこかフュージョン的でそれにしては音が多いっつうか…、微妙にロックのフィールドにいるので苦手なのかも。何というのかな、細かいっつうか凝ってるっつうか、それでも全体のノリ自体は大きく流れている…全然違うけどジェントル・ジャイアントもこういう側面持ってるから苦手なのかな。ハッピー・ザ・マンは更に明るいという面は大きいけど。
収録曲の大半がインストナンバーで、数曲歌が入っているけどおまけ程度にしか聞こえない。しっかりメロディもあるけどやっぱおまけ。その代わり曲ごとに雰囲気がしっかりと楽器の音色で確立されているので、カラフル、煌びやか、そしてガチャガチャとした楽しさや唐突の変拍子ってのも出てくる。演奏する側は大変楽しいかもしれないけど、聴いているとちょっとね、いや、集中してハマれるなら良いけど、ハマれなかったのでキウイかなぁ、というか軽いかなぁというところか。爽やかすぎるのもあるが。
テクニックは抜群でどの楽器もしっかりと歌っているし、ハッピー・ザ・マンというバンドのカラーは凄く出ている。悪く言えばロックとフュージョンの境目にいるバンドで中途半端。よく言えばクロスオーヴァーを始めた初期のバンドかもしれない。一聴するとどこの国のバンドか全然わからないのも面白いっちゃぁ面白いね。オーストラリアとかかなぁって思うもん。
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