Led Zeppelin - Reunion Live at O2 Arena Dec 10, 2007

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見た?聴いた?ツェッペリンの再結成ライブ。もうさぁ、YouTubeっつうのは凄い文明の利器だなぁとつくづく思った。ついさっきやったライブの映像がそのまま見れちゃうんだから恐ろしい世界だよなぁ。そしてその文明に感謝。おかげで涙流しながら再結成ツェッペリンを堪能していました。
O2 Arena Dec 10, 2007
Intro
Good Times Bad Times
Ramble On
Black Dog
In My Time Of Dying
For Your Life
Trampled Under Foot
Nobody's Fault But Mine
No Quarter
Since I've Been Loving You
Dazed And Confused
Stairway To Heaven
The Song Remains The Same
Misty Mountain Hop
Kashmir
-Encore-
Whole Lotta Love
-Encore-
Rock And Roll
これが当日のセットリストでしたとさ。おいおいおい、YouTubeの映像でもビビったけど、初っ端オープニングのナレーションの後に「Good Times Bad Times」かい?もう衝撃的なオープニングだよ、これは。過去現役時代でも単体でこの曲ライブでやったことないんじゃないか?メドレーとかイントロだけってのはあるけどさ。なので凄く驚いた。しかも全編に渡って一音くらいキー下げてるから妙に重い迫力があってそれもまた良し。しかし、もう脳内に完璧に音が刷り込まれているのでどうやってペイジが弾くのかとかジェイソン君のドラミングの細かい違いとか色々わかってしまってそれはそれでなかなか楽しめた。いやぁ、よく弾いてますよジミー氏は。あれで63歳だからねぇ。んでさ、その格好もまた妙にかっこよくって…。単なる白髪爺さんになったのかなぁと思ったら白髪でもしっかり髪長いからかっこよくって、それに最初は真っ黒なサングラスしてるから凄く神々しく見えてしまうよ。しかもペープラん時よりも全然スリムになってるから、ギターを持っている姿もかっこよいし、そもそもギターをまた低く構えてくれているので更にかっこよく見えてしまう…。こうなってくると何をやっても許されるんだよ。
ジョンジーは相変わらずっていう感じが強いけどプラントはさすがに声でないなぁってのはしょうがない。でもその中で凄く頑張って歌っていたので違和感もないし、中音から高音のあたりの艶もまだまだあったしね。ルックスは王子様から王様になったって言ったところかな、さすがに英国人だからどこかアーサ王みたいなイメージだったなぁ。ジェイソン君ももう40歳ってことでボンゾの年を越えているから子供っていうんじゃないし…。しかしこのジェイソン君のドラミング、もう少し重さと音の大きさがあればなぁ、と。「For Your Life」なんてのも初めてライブで出てきた曲なんだけど、やっぱリズムがちと違うし、まぁ、それ以上のは無理ってもんかもしれないけど、ボンゾだったらこう叩くかなぁってのが想像できてしまうだけに比較してしまう。

そしてどの曲も基本的に昔のようにライブ用のアレンジではなくってスタジオバージョンを踏襲しているのには驚いた。そんなツェッペリン初めてだし、しかも「天国への階段」のギターソロまで短くしているなんてのはあり得ない…。まぁ、そんなに聴かせるほどのエナジーもそれほどないからなのかな。逆に思ったのはジミー・ペイジも自分のギターソロを久々にコピーしたに違いない、と(笑)。まぁ、自分の手癖だからある程度わかるだろうけどレコーディングの時に弾いたきりのギターソロをああまで見事に弾くってのも大変だろうなぁと。そんな余計なことばかり気にして見てたけど、やっぱり涙出ましたよ。是非オフィシャル盤のリリースを映像と共に期待したいけど、ハウリングとかも結構多かったからリリースも難しいかなぁと。まぁ、それでも音も映像も流れてくるだろうと期待してるけどね。
いやぁ~「Ramble On」もかなりライブバージョンは珍しくてほとんど演奏されてないからこうして聴くのも新鮮。ペープラでは結構やってたからその流れだろうけどね。スタジオバージョンに忠実とは云え、やっぱり良いなぁ。あぁ、こうして書いているとキリがなくなるくらい全曲について色々と書きたくなる…。そしてジミー・ペイジが今回使用したギターは多分いつも通りの愛器、59年製レスポールとダブルネックSGでしょ、それとカバデール・ペイジで初披露されたゴールドトップの変則チューニング付きレスポール、多分これはダンエレクトラの代わりに使われているだろうし、「胸いっぱいの愛を」なんてのにも使われている。ああ、これも中間部分がしっかりとスタジオバージョンになってて妙~なあの空間も実現しているんだよね。テルミンも登場するし。そういえば「N Quater」の終盤部のテルミンもしっかりと鳴っていて感動もの。あ、赤のストリングベンダー付きレスポールも使ってたみたいで、アンプにはしっかりと「Zoso」マークもあるし。最後にはホロウボディのグレッチかギブソンも登場している…。「For Your Life」はストラトじゃなくてレスポールのアーム付きだったみたい。あと何のギター使ってたのかなぁ。一音下げのとノーマルチューニングのギターがあったとしたら58年製のレスポールも登場してるかもな。ジョンジーはさすがにメロトロンは使ってないだろうけど…、どうなんだろ?音だけ聴いてもわかんないから何とも言えないけど、ちょっと興味アリ♪
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