Free - Heartbreaker
4 Comments
ロック史の中ではあまり語られることがないフリーというバンドだが、その中でも最後のアルバムとなった「ハートブレイカー」という傑作については更に語られることが少ない。やっぱりフリーというバンドの名盤というと「Fire & Water」や「The Highway」、そして何と言っても「Free Live!」が挙げられるワケだ。そしてバンドは一旦空中分解してしまい、ほどなく再結成、しかしその頃にはバンドに覇気はなく、キーパーソンでもあったアンディ・フレイザーが脱退してしまい、ポ-ル・コゾフはドラッグまみれでまともにギターを弾けなくなっていた…。

それでもポール・ロジャースは一人奮起してバンドを甦らせようとしていた。その気合いがしっかりと感じられるアルバムが「ハートブレイカー」というフリー最後のアルバムだ。メンバーはベースに山内テツ、鍵盤にラビット、ギターはコゾフが少々、スナッフィが少々、ポール・ロジャースが大部分を弾いている。ま、コゾフのギターソロはそれだけで最高の魂を聴かせてくれるから要所要所で鳴るだけでも強烈なんだけどね。
アルバムは名曲「Wishing Well」でスタート。最後の作品とは思えない充実したシングルヒット作だし、リフもかっちょ良いのでまだまだフリーってイケるんじゃない?みたいな感じだけどねぇ。そして「Come Together In The Morning」…、いやぁ~、コゾフのソロが泣ける。素晴らしい。そして曲調は何とも寂しい感じなんだろうか、ポール・ロジャースは本質的にそれほど暗い人とは思えないのに、作風がやたらと暗いものが多かったのがフリー時代。そういった方向性を変えていきたかったのもあったのか、この後のバドカンでは一気にアメリカンな明るいロックンロールを作ってバンドを続けていったのだな。まぁ、フリーというバンドのイメージはやっぱりブルージィーで重い曲調ってのが本人もあっただろうから。
自分もそうだったんだけど、フリーを聴く時ってやっぱ「Free Live!」までだったんだよね。マジメに聴くのは。その後の「フリー・アット・ラスト」とか「ハートブレイカー」とかは何となく聴いていただけで、本腰入れてなくてさ。でもある時やたらかっこよいことに気付いて、ポール・ロジャースのやってきたことっていうのを追いかけていったら何となく分かってきて、それからこのアルバムは好きになった。


それでもポール・ロジャースは一人奮起してバンドを甦らせようとしていた。その気合いがしっかりと感じられるアルバムが「ハートブレイカー」というフリー最後のアルバムだ。メンバーはベースに山内テツ、鍵盤にラビット、ギターはコゾフが少々、スナッフィが少々、ポール・ロジャースが大部分を弾いている。ま、コゾフのギターソロはそれだけで最高の魂を聴かせてくれるから要所要所で鳴るだけでも強烈なんだけどね。
アルバムは名曲「Wishing Well」でスタート。最後の作品とは思えない充実したシングルヒット作だし、リフもかっちょ良いのでまだまだフリーってイケるんじゃない?みたいな感じだけどねぇ。そして「Come Together In The Morning」…、いやぁ~、コゾフのソロが泣ける。素晴らしい。そして曲調は何とも寂しい感じなんだろうか、ポール・ロジャースは本質的にそれほど暗い人とは思えないのに、作風がやたらと暗いものが多かったのがフリー時代。そういった方向性を変えていきたかったのもあったのか、この後のバドカンでは一気にアメリカンな明るいロックンロールを作ってバンドを続けていったのだな。まぁ、フリーというバンドのイメージはやっぱりブルージィーで重い曲調ってのが本人もあっただろうから。
自分もそうだったんだけど、フリーを聴く時ってやっぱ「Free Live!」までだったんだよね。マジメに聴くのは。その後の「フリー・アット・ラスト」とか「ハートブレイカー」とかは何となく聴いていただけで、本腰入れてなくてさ。でもある時やたらかっこよいことに気付いて、ポール・ロジャースのやってきたことっていうのを追いかけていったら何となく分かってきて、それからこのアルバムは好きになった。
- 関連記事
-
- Back Street Crawler - The Band Plays On
- Free - Heartbreaker
- Paul Rodgers - Live In Glasgow