David Bowie - Glass Spider (1987):
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David Bowieの1987年のライブツアーの映像「Glass Spider」ではピーター・フランプトンがギタリストとしてツアーに参加しているので、時代が時代なら素晴らしい組み合わせとして騒がれたであろう二人の夢が実現している。ところが1987年はボウイ(一般的に)全盛期なのでピーター・フランプトンは所詮バックギタリストの位置付けでしかないトコロが残念だが、何でまたそんな事になったのか分からないけど、ピーター・フランプトンもよくその立ち位置で参加したと。他に仕事なかったのだろうか、と思ってしまうが、この頃のボウイは完全にポップに魂売った頃でロックファンからは酷評されまくっているがビデオを見ていると納得する。ただ、今となってはピーター・フランプトンもいるから、二人で魂売ってるとも言えるが、そうでもしないとなかなかシーンに残れなかったのはあっただろう。
冒頭から完璧なミュージカルショウのオンパレードで演劇チック且つ完全なる台本に基づいたステージ進行、デヴィッド・ボウイがこれをやる必要は全くなかったが、ここまでしてカネ稼ぎに走れたのは本人の実力でもあるし、単純に見てて面白い。よくここまで考えたな、エンターティメント的に見事で、商品化して売れるのも限られるし、そもそもステージには凝るのがデヴィッド・ボウイだから流れ的におかしくはない。ただ、マイケル・ジャクソンの世界だからやり過ぎ感はありるものの大成功のツアーらしいから結果的には良かったハズで、久々に見たけど面白い。やはりカッコイイ男は何やってもカッコイイ、羨ましいほどだが、更にチャーリー・セクストンも懐かしい…。

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