Supertramp - Breakfast in America

しかしまぁ、飽きもせず毎日飲み歩いているとやりたいこともできないもんだ。しゃあないんだけどそれからも情報が一杯はいるワケでだからこそこのブログの元ネタも広がるっつうもんだ(笑)。で、まぁ、ここのところ英国ヘンなポップ集で進んでいるんだが、ネタとしては幾つも思い付くものの聴いている時間が少なすぎるっ!ホントはさ、ケストレルとかセイラーとかパイロットとかスタックリッジなんつうのもやりたいんだよなぁ…。が、しょうがない、少しでも楽しめるモノを聴いていくしかないってことで、本日のお題。
スーパートランプ。活動経歴は古くて、元々プログレッシブバンドとして位置付けられていたこともあるんだな。ただ、単なるプログレッシブバンドにしてはやけにポップな曲調があって一重にジャンルに括れないバンドの代表格でもある。三枚目の「Crime of the Century」がその筋ではメジャーな作品と言われているんだけど、これはアルバム全体感としての評価が大きい。もちろん面白いんだけどさ。が、このメジャーなポップアルバムの流れだともちろん「Breakfast in America」っつうアルバムだよな。ここで一気にアメリカ市場を制圧したことで素人目にはアメリカのバンド、みたいにイメージされているのも事実。聞く人が聴けばどう聴いてもアメリカのサウンドではないんだけどなぁ。英国のキッチュなポップさでしかあり得ないよね?
しかしまぁ、ここまでポップな作品っつうのが作れるものかね?って言うくらいキャッチーでポップな作品、それでいてよく出来ているっつうプロ中のプロなアルバム。英国的シニカルさとしてアルバムタイトルはともかくアルバム冒頭の曲からして「Goodbye Hollywood」だぜ(笑)。これを単純に受け止められるのがアメリカの凄いところなんだが、これがまたよく出来ていてさ…。で、もちろん好きなのは「Goodbye Strangler」っつう三曲目の作品♪ 美味しいところ全てを集約したような曲でキャッチーなメロディとサビ、更にはリフレインで印象付けてコーラスワークを駆使してテンポチェンジするっつう聞き手を絶対に飽きさせない手法が完璧に収まっている。それはもちろん他の曲にも使われていてね、今聴いても滅茶苦茶新鮮。こういうのポップっつうんだよな。素晴らしい。
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