Ozzy Osbourne - Blizzard Of Ozz (40th Anniversary Expanded Edition)
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Ozzy Osbourne - Blizzard Of Ozz (40th Anniversary Expanded Edition)
(1980)

2005年10月に始めたブログはまだその日一日一枚ペースで書いてみたら続くかなと思っていた程度なので、明確にこうしたいこう書きたい、こんな繋がりで云々や何を書きたいのかすらも決めていないままに書き連ねていたようだ。それでもどことなく好きなんだろうなぁと分かる想いが見え隠れするのは面白いし、多分その通りに聴いて書いていたのだと思うから決して若々しいワケじゃないが初々しさはある。毎回思うが、今でも聴いてるのはさほど変わらないし、売っているのもさほど変わらないアルバムなのは一体どういう事か、一周りしたというレベルではなく、そのまま残り続けているだけな気もするので自分が変わらないだけでなく、恐らくシーン自体がそうなっているのだろう。
Ozzy Osbourneのソロ名義になっての最初のアルバム「Blizzard Of Ozz
」はご存知のようにランディ・ローズの出世作としても知られている。たまたま先日このアルバムの40周年記念バージョンが何とアナログとストリーミングのみでリリースされていたので、そちらを聴いていたが、当然ながらのオリジナルメンバーでの録音に戻っている。戻っていると書いているのは2002年のリマスター盤ではリズム隊の音源が当時のメンバーの音に差し替えられてリリースする暴挙に出ていたからだが、その一度以外はオリジナルメンバー、ドラムにはリー・カースレイク、ベースはボブ・ディズリーでの録音盤。鍵盤はドン・エイリーだし何とも豪華なメンツのオジーバンドだったが、今は半数は天国にいるのだからやはり時代は流れている。改めて改めてと言わんばかりに久々にまともにアルバム単位で聴いていた「Blizzard Of Ozz
」。40周年記念盤だから新しい音に近づいているとは思うがそれでもやはり少々音がまろやかで古さは感じるのは当然、ただギターの音色が自然で歪も含めて心地良い音色で今の録音ではなかなか聴かれないかもしれないマイルドさ。レスポールにマーシャルだろうからこういう音なのだろう、好きなサウンドだ。決して歪みすぎず、メタルと言われるには全然メタリックさは無い音色、時代が違えばそうは呼ばれなかっただろうが、ギターソロやオブリプレイで目立つ美しくも激しいソロプレイがやはり凄い迫力なので異彩を放つ。本作を聴いてギターに惚れないリスナーもそうそう居ないだろうと思うし、オジーの歌声が若々しく伸びやかで全く全盛期なのもきちんと記録されているし、楽曲も大英帝国ハードロックの延長の美しさで今のヘヴィメタルとはまるで異なる美学が走っている、言い換えれば基本の基本が奏でられているのかもしれない。
収録曲は今更何を言うことがあろうか、との傑作ばかり。幾つかのあまり好まれない作品があるもののそれすらもこれだけの年月が流れてしまえばアルバム単位で聴かれる曲になっているので無いと違和感を感じるような熟成度合い。そして40周年記念盤として初めてそのリリースを知ったのが、「Ozzy Live」の存在。オフィシャルリリース作品でランディ時代のライブアルバムがリリースされていたらしいが、今回はそのライブアルバムから7曲が収録されている。その頃に入手している方はさほど面白味も無い記念アルバムだが、こんなのがあったのかと知った自分にはお得な記念盤になった。また、「Dee」とは異なる「RR」と第されたランディ・ローズのヘヴィでフリーなギターパートだけが1分半に渡って収録されているのも正にオジーの愛情表現と言わんばかりで、そういう想いが伝わってくるからか単なるギター・プレイだが、哀愁漂う味わい深さもあるし涙出来る収録。オジーの中ではいつまでもランディ・ローズは居続ける存在だろうし、そういうのが事あるごとに出てくるのも美しい。
これから先にランディ・ローズ時代の逸品が発掘される事もさほど多くないだろうし、出るものは出尽くしている感あるし、さすがにその商売は終焉を迎えていくだろうが、今度はランディ・ローズの存在を引き継いでいくためのリリースが検討されてまた出されていくのだろう。もちろんオジー・オズボーンの作品も同じだろうが、これだけ時間が経った今でもランディ・ローズのプレイは光っているのはやはり本物の証か。ヴァン・ヘイレンと並び称されるギタリストとしても知られているし、普通にこのギタープレイを聴いても気になる存在に変わりはない。それにしてもこの「Ozzy Live」音源、生々しくて勢いあってカッコ良いライブだ。

2005年10月に始めたブログはまだその日一日一枚ペースで書いてみたら続くかなと思っていた程度なので、明確にこうしたいこう書きたい、こんな繋がりで云々や何を書きたいのかすらも決めていないままに書き連ねていたようだ。それでもどことなく好きなんだろうなぁと分かる想いが見え隠れするのは面白いし、多分その通りに聴いて書いていたのだと思うから決して若々しいワケじゃないが初々しさはある。毎回思うが、今でも聴いてるのはさほど変わらないし、売っているのもさほど変わらないアルバムなのは一体どういう事か、一周りしたというレベルではなく、そのまま残り続けているだけな気もするので自分が変わらないだけでなく、恐らくシーン自体がそうなっているのだろう。
Ozzy Osbourneのソロ名義になっての最初のアルバム「Blizzard Of Ozz
収録曲は今更何を言うことがあろうか、との傑作ばかり。幾つかのあまり好まれない作品があるもののそれすらもこれだけの年月が流れてしまえばアルバム単位で聴かれる曲になっているので無いと違和感を感じるような熟成度合い。そして40周年記念盤として初めてそのリリースを知ったのが、「Ozzy Live」の存在。オフィシャルリリース作品でランディ時代のライブアルバムがリリースされていたらしいが、今回はそのライブアルバムから7曲が収録されている。その頃に入手している方はさほど面白味も無い記念アルバムだが、こんなのがあったのかと知った自分にはお得な記念盤になった。また、「Dee」とは異なる「RR」と第されたランディ・ローズのヘヴィでフリーなギターパートだけが1分半に渡って収録されているのも正にオジーの愛情表現と言わんばかりで、そういう想いが伝わってくるからか単なるギター・プレイだが、哀愁漂う味わい深さもあるし涙出来る収録。オジーの中ではいつまでもランディ・ローズは居続ける存在だろうし、そういうのが事あるごとに出てくるのも美しい。
これから先にランディ・ローズ時代の逸品が発掘される事もさほど多くないだろうし、出るものは出尽くしている感あるし、さすがにその商売は終焉を迎えていくだろうが、今度はランディ・ローズの存在を引き継いでいくためのリリースが検討されてまた出されていくのだろう。もちろんオジー・オズボーンの作品も同じだろうが、これだけ時間が経った今でもランディ・ローズのプレイは光っているのはやはり本物の証か。ヴァン・ヘイレンと並び称されるギタリストとしても知られているし、普通にこのギタープレイを聴いても気になる存在に変わりはない。それにしてもこの「Ozzy Live」音源、生々しくて勢いあってカッコ良いライブだ。
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