Robin Trower - Twice Removed From Yesterday
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Robin Trower - Twice Removed From Yesterday (1973)

70年代にロックシーンでギターを弾いている人でジミヘンの影響を受けなかった人はいないだろう。誰も彼もが必ず何処かの何かでジミヘンの影響は受けただろうし、それをそのまま真似る人すらもいたくらいだし、ナマで見てたらそりゃぶっ飛ぶだろうと羨ましさもあるし、不遇だったかもと思うフシすらある。クラプトンはジミのプレイを見てギター止めようかと思ったくらいと言うし、そりゃ皆そうだろうと。繊細なセンスの持ち主であればあるほどその傾向は強かったようにも思える。一方で完全に心酔してしまった人も数多く、よく言われるジミヘンフォロワーな方々は本人の才能ももちろんの事ながらジミヘンからの影響が大きすぎるキライからそう呼ばれている。
Robin Trowerは言わずとしれたProcol Harumのギタリストを務めていたが音楽性の違いから、もしくはジミヘンに影響を受けてのやりたい事とバンドの指向性の違いから離脱してソロキャリアを築き上げたギタープレイヤーで今なお現役な人。1973年にファーストソロアルバム「Twice Removed From Yesterday」をリリースしてシーンにジミヘンフォロワーありきを見せつけたと言っても良いだろうか、冒頭からとんでもなくジミのスロウでメロウなスタイルな楽曲をモチーフにしたようなプレイが繰り広げられる。これがまたそりゃフォロワーだろと言われるハズのギターのトーンと楽曲のムードで、聞いてるとどこか宇宙に連れて行かれる気もする。こんなプレイしてたらそりゃプロコル・ハルムとは縁が切れるのも納得のジミヘンぶりで、そっち系好きな方は存分に楽しめる作品。
気持ち良いな、これ。ロビン・トロワーの音楽指向性がどういうものかは測れないが、ギターのトーンやエフェクト感、リズムスタイルなど、この頃ならまだありがちだったハードなジミのスタイルではない側面に影響を受けたプレイは珍しいとも思える。また歌声にしても結構好ましいスタイルで、ヂューワの歌ともまた異なるカラフル感はアルバム全体を飽きさせないようにもしているか。プロデューサーには元バンドメイトのマシュー・フィッシャーを迎えてきちんと自身の方向性を出し切っているのだろう、快作。

70年代にロックシーンでギターを弾いている人でジミヘンの影響を受けなかった人はいないだろう。誰も彼もが必ず何処かの何かでジミヘンの影響は受けただろうし、それをそのまま真似る人すらもいたくらいだし、ナマで見てたらそりゃぶっ飛ぶだろうと羨ましさもあるし、不遇だったかもと思うフシすらある。クラプトンはジミのプレイを見てギター止めようかと思ったくらいと言うし、そりゃ皆そうだろうと。繊細なセンスの持ち主であればあるほどその傾向は強かったようにも思える。一方で完全に心酔してしまった人も数多く、よく言われるジミヘンフォロワーな方々は本人の才能ももちろんの事ながらジミヘンからの影響が大きすぎるキライからそう呼ばれている。
Robin Trowerは言わずとしれたProcol Harumのギタリストを務めていたが音楽性の違いから、もしくはジミヘンに影響を受けてのやりたい事とバンドの指向性の違いから離脱してソロキャリアを築き上げたギタープレイヤーで今なお現役な人。1973年にファーストソロアルバム「Twice Removed From Yesterday」をリリースしてシーンにジミヘンフォロワーありきを見せつけたと言っても良いだろうか、冒頭からとんでもなくジミのスロウでメロウなスタイルな楽曲をモチーフにしたようなプレイが繰り広げられる。これがまたそりゃフォロワーだろと言われるハズのギターのトーンと楽曲のムードで、聞いてるとどこか宇宙に連れて行かれる気もする。こんなプレイしてたらそりゃプロコル・ハルムとは縁が切れるのも納得のジミヘンぶりで、そっち系好きな方は存分に楽しめる作品。
気持ち良いな、これ。ロビン・トロワーの音楽指向性がどういうものかは測れないが、ギターのトーンやエフェクト感、リズムスタイルなど、この頃ならまだありがちだったハードなジミのスタイルではない側面に影響を受けたプレイは珍しいとも思える。また歌声にしても結構好ましいスタイルで、ヂューワの歌ともまた異なるカラフル感はアルバム全体を飽きさせないようにもしているか。プロデューサーには元バンドメイトのマシュー・フィッシャーを迎えてきちんと自身の方向性を出し切っているのだろう、快作。
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