Stray Cats - Rant N' Rave
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Stray Cats - Rant N' Rave (1983)

ロカビリーのギターを弾くのはかなりギターテクニックが必要だと思ってる。フレージング自体はそこまで複雑でもないだろうし、指使いもヘンじゃないとは思うが、あのカントリー的なプレイの連続さ加減がなかなか慣れてこないし、それも正確なピッキングありきだから余計に難しく思える。更にギターの音色も嘘のつけないクリーンなトーンでのプレイでリバーブやギターの残り香を大切にする部分もあるから結構なセンスがないと難しいだろうと。普通にギター弾きます程度のプレイヤーじゃ音は取れるものの弾けないような気がする。それこそが専門職がいる所以だろう。
Stray Catsの1983年3枚目のオリジナルアルバム「Rant N' Rave 」、そしてこの年に活動停止となってるので実に短命なバンドだったように思える。シングルデビューは1979年ながらアメリカじゃチャンス摑めず、英国で先にブレイクしてからの逆輸入で火が着いた、と思いきや活動停止。嵐のような4年間だったと思うが、ネオロカビリーなだけあって音楽的発展は見込めなかったので、若者3人はさっさと燃え尽きたとも言えるか。それでも今でも歴史に残るバンドになってるのだから革新的なスタイルとプレイを世に広めた功績は大きい。ブライアン・セッツアーのとんでもないギタープレイの上手さはその伝説を更に高みに持っていくに相応しい。
そして本アルバム「Rant N' Rave 」はなるほど、少々飽きられた感もあるのか、初期作品と同じ路線ながらも少々トーンダウンな印象も否めない。古き良きロカビリーと比べても遜色は無いが、その分やっててもしょうがないだろ、みたいな側面もあるのかもしれない。どの曲聴いてもオリジナリティはあり得ないし、あるとしたら歌詞の組み立て方くらいでここでバンドが終息してしまうのも分かる気がする。カッコ良いながらもやり続けるとなると難しかったか。その後再結成を繰り返してのアルバムリリースもあるが、ライブが一番だな。

ロカビリーのギターを弾くのはかなりギターテクニックが必要だと思ってる。フレージング自体はそこまで複雑でもないだろうし、指使いもヘンじゃないとは思うが、あのカントリー的なプレイの連続さ加減がなかなか慣れてこないし、それも正確なピッキングありきだから余計に難しく思える。更にギターの音色も嘘のつけないクリーンなトーンでのプレイでリバーブやギターの残り香を大切にする部分もあるから結構なセンスがないと難しいだろうと。普通にギター弾きます程度のプレイヤーじゃ音は取れるものの弾けないような気がする。それこそが専門職がいる所以だろう。
Stray Catsの1983年3枚目のオリジナルアルバム「Rant N' Rave 」、そしてこの年に活動停止となってるので実に短命なバンドだったように思える。シングルデビューは1979年ながらアメリカじゃチャンス摑めず、英国で先にブレイクしてからの逆輸入で火が着いた、と思いきや活動停止。嵐のような4年間だったと思うが、ネオロカビリーなだけあって音楽的発展は見込めなかったので、若者3人はさっさと燃え尽きたとも言えるか。それでも今でも歴史に残るバンドになってるのだから革新的なスタイルとプレイを世に広めた功績は大きい。ブライアン・セッツアーのとんでもないギタープレイの上手さはその伝説を更に高みに持っていくに相応しい。
そして本アルバム「Rant N' Rave 」はなるほど、少々飽きられた感もあるのか、初期作品と同じ路線ながらも少々トーンダウンな印象も否めない。古き良きロカビリーと比べても遜色は無いが、その分やっててもしょうがないだろ、みたいな側面もあるのかもしれない。どの曲聴いてもオリジナリティはあり得ないし、あるとしたら歌詞の組み立て方くらいでここでバンドが終息してしまうのも分かる気がする。カッコ良いながらもやり続けるとなると難しかったか。その後再結成を繰り返してのアルバムリリースもあるが、ライブが一番だな。
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