Rare Bird - Sympathy
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Rare Bird - Sympathy (1970)

ロックの定義や解釈はホントに自由だ。音楽そのものも当然自由なものだが、60年代から70年代にかけて多数のバンドが世界中から出てきて、皆が皆それぞれ独自のアイディアを音楽に詰め込み、また独特の発想でバンド形態を組み直し、様々な音楽を奏でていき、更にはエンターティンメント性やパフォーマンス重視などアートの世界とも結び付き、表現者としてショウビジネスの拡大に進んでいった。だから面白い時代だったし、その熱気こそがこの時代のロックの持つエネルギーだ。
Rare Birdの1970年リリース作品「Sympathy」は記憶では英国でリリースされていたセカンドアルバムまでの曲を一纏めにしてアメリカでリリースした作品だ。昔アナログレコード漁りしていた頃に、レアバードも探しつつ、と言うか「R」のコーナーを見ていると出て来るのがこのジャケットで、レアバードのアルバムすべてのジャケットを知っていたワケでもないから、果たしてコレは何者?と思った記憶がある。何かでアメリカ編集盤と見た気がしたので手に入れないままだったが、何度となく見かけたジャケットなので、そこそこ知られた作品だったのかもしれない。英国盤で語るならばどうしたって「AS YOUR MIND FLIES BY」が出て来るし、ジャケットのインパクトも絶大。
その中での本作は目を引くジャケットではあるが、センス的にはどことなくイマイチ感を感じるのは自分だけだろうか。中身はセカンドまでのベスト盤らしき編集なので、悪いはずもないが、こんなに暗いバンドだったかと思うような曲順。オリジナルアルバムで聴いていた印象とはちょいと異なるが、聴いていけばそうだったな、と。このボーカルってこんなに個性的な歌い方だったのか、と改めて思ったが、加えてオルガンの美しさはやはり群を抜く。ツイン鍵盤のユニークさ、音色の豊富さが円やかな感触を出しながらもこのエグい歌とファズなギターが心地良い。やはり面白いバンドだ。

ロックの定義や解釈はホントに自由だ。音楽そのものも当然自由なものだが、60年代から70年代にかけて多数のバンドが世界中から出てきて、皆が皆それぞれ独自のアイディアを音楽に詰め込み、また独特の発想でバンド形態を組み直し、様々な音楽を奏でていき、更にはエンターティンメント性やパフォーマンス重視などアートの世界とも結び付き、表現者としてショウビジネスの拡大に進んでいった。だから面白い時代だったし、その熱気こそがこの時代のロックの持つエネルギーだ。
Rare Birdの1970年リリース作品「Sympathy」は記憶では英国でリリースされていたセカンドアルバムまでの曲を一纏めにしてアメリカでリリースした作品だ。昔アナログレコード漁りしていた頃に、レアバードも探しつつ、と言うか「R」のコーナーを見ていると出て来るのがこのジャケットで、レアバードのアルバムすべてのジャケットを知っていたワケでもないから、果たしてコレは何者?と思った記憶がある。何かでアメリカ編集盤と見た気がしたので手に入れないままだったが、何度となく見かけたジャケットなので、そこそこ知られた作品だったのかもしれない。英国盤で語るならばどうしたって「AS YOUR MIND FLIES BY」が出て来るし、ジャケットのインパクトも絶大。
その中での本作は目を引くジャケットではあるが、センス的にはどことなくイマイチ感を感じるのは自分だけだろうか。中身はセカンドまでのベスト盤らしき編集なので、悪いはずもないが、こんなに暗いバンドだったかと思うような曲順。オリジナルアルバムで聴いていた印象とはちょいと異なるが、聴いていけばそうだったな、と。このボーカルってこんなに個性的な歌い方だったのか、と改めて思ったが、加えてオルガンの美しさはやはり群を抜く。ツイン鍵盤のユニークさ、音色の豊富さが円やかな感触を出しながらもこのエグい歌とファズなギターが心地良い。やはり面白いバンドだ。
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