U2 - How To Dismantle An Atomic Bomb
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U2 - How To Dismantle An Atomic Bomb (2004)


先日U2の来日公演が行われ、周囲も含めて話題に上ることが多かったが、今回自分はその来日公演には行ってない。実際来て話題になっているとどうしても気になるし行けば良かったかもと思うが…、いや、行けば良かったんだ。失敗したな。それでも幾つかの映像で見る来日公演の断片では流石の貫禄を漂わせて相変わらず愛の溢れるパフォーマンスが繰り広げられていたようだ。あれだけのバンドになって世界を制するパフォーマーだからそりゃどこでも最高のショウを魅せるのは当然だろう。今回は新作リリースのツアーではなく、アルバム「The Joshua Tree」再現ライブという触れ込みでの来日公演なので、その期待もまた高かったし、実際名曲のオンパレードが繰り広げられたようだ。やはり行くべきだったか…、13年前に目の前で見てしまっているので満足しきってたのも大きくて、そこまで気が向かなかったのはある。今更しょうがない。
U2の2006年リリース11枚目のオリジナルアルバム「How To Dismantle An Atomic Bomb」。当時からかなりの名盤かも、と思ってたが、今回久々にこのアルバム聴いてみて、やはり凄い名盤だと再認識した。80年代のU2はアルバムを重ねる毎に円熟さを増して、それこそ「The Joshua Tree」でひとつの頂点を極める。以降アメリカでも大成したバンドとして知られていくが、ロック的な面ではどうにも、という時代が90年代。21世紀になり「All That You Can't Leave Behind」で80年代のサウンドが蘇った事でまたファンが戻ってきた。そこでツアーを行い人気も再燃した所での新作「How To Dismantle An Atomic Bomb」。今更ながらもバンドとして長期ツアーを乗り切って、雰囲気も良い中で初心に戻ってのロックを存分にプレイしている姿がそのまま収録されている。
冒頭からしてハードロックスタイルの歪んだギターでのリフ、これまでエッジのこういうギタープレイはほとんど耳にした事が無かったのでなかなか驚くリフだった。Zeppelinあたりは好きだろうからこういうの出てきてもおかしくなかったが、エッジ独特の単音ディレイサウンドが主の印象なので、かなり新鮮に響いた。そういうスタイルの楽曲が幾つか聞けるのもかなりU2の若返りアルバム的イメージに貢献している。それに加えていつもの美しくも寒々しい、そして愛の溢れるメロディラインが心打つのは相変わらず。どの曲聴いてもロックと愛がどこまでも響いてくるのは贔屓すぎる見方だろうか。この頃U2第二の全盛期で…、ってのは自分的に、かもしれない。充実した作品がリリースされ、幾つかのライブ映像作品もあったおかげで見まくってたし、アルバムも普通に聴いてたから思い出深い部分も大きい。
もうそんなに昔のアルバムだったとは…、自分も歳を取るはずだ。それだけU2のメンバーも歳を重ねているのにあのライブだ。ロックバンドってのは凄いな。ずっと初期のU2が良いな、と思いつつも実は21世紀以降のU2も同じくらい良い事を改めて認識して、また取り組んでみようと思った。やはり王道バンドは凄い。
先日U2の来日公演が行われ、周囲も含めて話題に上ることが多かったが、今回自分はその来日公演には行ってない。実際来て話題になっているとどうしても気になるし行けば良かったかもと思うが…、いや、行けば良かったんだ。失敗したな。それでも幾つかの映像で見る来日公演の断片では流石の貫禄を漂わせて相変わらず愛の溢れるパフォーマンスが繰り広げられていたようだ。あれだけのバンドになって世界を制するパフォーマーだからそりゃどこでも最高のショウを魅せるのは当然だろう。今回は新作リリースのツアーではなく、アルバム「The Joshua Tree」再現ライブという触れ込みでの来日公演なので、その期待もまた高かったし、実際名曲のオンパレードが繰り広げられたようだ。やはり行くべきだったか…、13年前に目の前で見てしまっているので満足しきってたのも大きくて、そこまで気が向かなかったのはある。今更しょうがない。
U2の2006年リリース11枚目のオリジナルアルバム「How To Dismantle An Atomic Bomb」。当時からかなりの名盤かも、と思ってたが、今回久々にこのアルバム聴いてみて、やはり凄い名盤だと再認識した。80年代のU2はアルバムを重ねる毎に円熟さを増して、それこそ「The Joshua Tree」でひとつの頂点を極める。以降アメリカでも大成したバンドとして知られていくが、ロック的な面ではどうにも、という時代が90年代。21世紀になり「All That You Can't Leave Behind」で80年代のサウンドが蘇った事でまたファンが戻ってきた。そこでツアーを行い人気も再燃した所での新作「How To Dismantle An Atomic Bomb」。今更ながらもバンドとして長期ツアーを乗り切って、雰囲気も良い中で初心に戻ってのロックを存分にプレイしている姿がそのまま収録されている。
冒頭からしてハードロックスタイルの歪んだギターでのリフ、これまでエッジのこういうギタープレイはほとんど耳にした事が無かったのでなかなか驚くリフだった。Zeppelinあたりは好きだろうからこういうの出てきてもおかしくなかったが、エッジ独特の単音ディレイサウンドが主の印象なので、かなり新鮮に響いた。そういうスタイルの楽曲が幾つか聞けるのもかなりU2の若返りアルバム的イメージに貢献している。それに加えていつもの美しくも寒々しい、そして愛の溢れるメロディラインが心打つのは相変わらず。どの曲聴いてもロックと愛がどこまでも響いてくるのは贔屓すぎる見方だろうか。この頃U2第二の全盛期で…、ってのは自分的に、かもしれない。充実した作品がリリースされ、幾つかのライブ映像作品もあったおかげで見まくってたし、アルバムも普通に聴いてたから思い出深い部分も大きい。
もうそんなに昔のアルバムだったとは…、自分も歳を取るはずだ。それだけU2のメンバーも歳を重ねているのにあのライブだ。ロックバンドってのは凄いな。ずっと初期のU2が良いな、と思いつつも実は21世紀以降のU2も同じくらい良い事を改めて認識して、また取り組んでみようと思った。やはり王道バンドは凄い。
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