Manfred Mann's Earth Band - Roaring Silence
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Manfred Mann's Earth Band - Roaring Silence (1976)

気がつけばいつもの英国ロック中心の世界に戻ってきてしまうが、その分情報量は多いし相変わらずいつでも楽しめるアルバムが多い。どこから来てもどこへでも行けるという関連性も当然自分なりに消化されているからだろう。いつもながら意外な方向に勝手に進んでいってしまうので、ある種自分でも面白い。そして今回はどういう理由からかManfred Mann's Earth Bandへとコマを進めていこう。
1976年にリリースされた「Roaring Silence」は冒頭からブルース・スプリングスティーンの「静かなる叫び」をカバーしたバージョンを収録していて、その前年にも同じブルース・スプリングスティーンの曲をヒットさせていた事から本作で全米を制覇しにかかって、概ねそれは成功したようだ。更に言えばアメリカ人のブルース・スプリングスティーンのシンプルなメッセージレベルの楽曲から、音楽的にプログレッシブにアレンジしまくって聴かせるプロの仕事をした事で7分強にまで展開されているにもかかわらずその評価だ。更に言えばその一曲だけがアルバムから浮いているでもなく、しっかりアルバム通して一曲目でしか無いという様に聞こえるレベルの統一感、アレンジの統一性がプロの仕事。それに加えてこのアルバムジャケットだから目立つ目立つ。
60年代から名前が知られていったマンフレッド・マン、チャプターIIIの後に出来上がっったバンドがこのEarth Bandで、基本プログレ展開が好ましいのだろうが、やはり売れていく部分を考えた時にもうちょっと市場性のあるサウンドに進化させていこうという事からこんなアルバムになったようだ。明るめで軽やかなサウンドで、新しい時代に向けてのプログレ的サウンドとも言える。だから古臭くなく、軽やかに展開されるし、だからこそブルース・スプリングスティーンの曲でも出来ちゃうという事か。昔々聴いた時は全然ロックじゃなくて面白味のないアルバムだな、って思ってたが、今聞くとなるほど、こんだけ練られている作品だったのかと改めて納得。素晴らしいクォリティにある作品。

気がつけばいつもの英国ロック中心の世界に戻ってきてしまうが、その分情報量は多いし相変わらずいつでも楽しめるアルバムが多い。どこから来てもどこへでも行けるという関連性も当然自分なりに消化されているからだろう。いつもながら意外な方向に勝手に進んでいってしまうので、ある種自分でも面白い。そして今回はどういう理由からかManfred Mann's Earth Bandへとコマを進めていこう。
1976年にリリースされた「Roaring Silence」は冒頭からブルース・スプリングスティーンの「静かなる叫び」をカバーしたバージョンを収録していて、その前年にも同じブルース・スプリングスティーンの曲をヒットさせていた事から本作で全米を制覇しにかかって、概ねそれは成功したようだ。更に言えばアメリカ人のブルース・スプリングスティーンのシンプルなメッセージレベルの楽曲から、音楽的にプログレッシブにアレンジしまくって聴かせるプロの仕事をした事で7分強にまで展開されているにもかかわらずその評価だ。更に言えばその一曲だけがアルバムから浮いているでもなく、しっかりアルバム通して一曲目でしか無いという様に聞こえるレベルの統一感、アレンジの統一性がプロの仕事。それに加えてこのアルバムジャケットだから目立つ目立つ。
60年代から名前が知られていったマンフレッド・マン、チャプターIIIの後に出来上がっったバンドがこのEarth Bandで、基本プログレ展開が好ましいのだろうが、やはり売れていく部分を考えた時にもうちょっと市場性のあるサウンドに進化させていこうという事からこんなアルバムになったようだ。明るめで軽やかなサウンドで、新しい時代に向けてのプログレ的サウンドとも言える。だから古臭くなく、軽やかに展開されるし、だからこそブルース・スプリングスティーンの曲でも出来ちゃうという事か。昔々聴いた時は全然ロックじゃなくて面白味のないアルバムだな、って思ってたが、今聞くとなるほど、こんだけ練られている作品だったのかと改めて納得。素晴らしいクォリティにある作品。
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