The Pretty Things - Freeway Madness
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The Pretty Things - Freeway Madness (1972)

ロックの好みや音楽の好みなんてホント微妙な差で違いが出て来る。聴いたタイミングにもよるだろうし、曲にもよるだろう。だからちゃんと聴いてみないと好き嫌いって分からないのだろうなと云う気はする。The Pretty Thingsの1972年リリースの作品「Freeway Madness」は最初期のガレージサウンド、R&B風味のサウンドからは大きくかけ離れていて、勢いのあるR&Rが詰め込まれている。ピーター・トルソンのギターが妙にブルース・ロックで、バンドそのものの作風の中にそのブルースギターが入ってくるからユニークな作品に仕上がっていて、普通のR&Rとはちょいと一線を画しているものだ。楽曲的にもさすが中堅バンドと言わんばかりの美しいメロディや繊細な音作りもしているから安定して聴けるアルバム。それでもほとんど人気は無かったんじゃないだろうか。後の時代になって聴いてみれば秀逸な作品というのも分かるが、時代性なのだろうか。
案外味わい深い作品で、R&Rからバラード、アコギ風味な趣味サウンド、そのどれもにブルースギターが被さってくる不思議。そしてコーラスワークが何気に美しく詰め込まれていてメロディ重視の部分も大きい。The Pretty Thingsってそういうバンドだっけ?今一度アルバムを幾つか聴き直してみないといけないかも。そんな事をふと思った。ストーンズと同じ時期に出てきて、時代の流れでメンバーがどんどんと入れ替わり、更には音楽性もどんどんと進化していったバンドだが、今作からしばらくは同じメンツ、同じ路線での作風が続く。しばらくは時代に迎合して安定してやっていけると踏んだのだろう。
アルバムジャケットはあまりイケてないが、ヒプノシスのデザイン。この後はZeppelinのSwan Songレーベルに移ってのアルバムリリースが続くので、それなりに人気を博したか売れたりはしたようだ。その狭間となるアルバムで存在感は薄いが、まずまずの出来映えの作品。

ロックの好みや音楽の好みなんてホント微妙な差で違いが出て来る。聴いたタイミングにもよるだろうし、曲にもよるだろう。だからちゃんと聴いてみないと好き嫌いって分からないのだろうなと云う気はする。The Pretty Thingsの1972年リリースの作品「Freeway Madness」は最初期のガレージサウンド、R&B風味のサウンドからは大きくかけ離れていて、勢いのあるR&Rが詰め込まれている。ピーター・トルソンのギターが妙にブルース・ロックで、バンドそのものの作風の中にそのブルースギターが入ってくるからユニークな作品に仕上がっていて、普通のR&Rとはちょいと一線を画しているものだ。楽曲的にもさすが中堅バンドと言わんばかりの美しいメロディや繊細な音作りもしているから安定して聴けるアルバム。それでもほとんど人気は無かったんじゃないだろうか。後の時代になって聴いてみれば秀逸な作品というのも分かるが、時代性なのだろうか。
案外味わい深い作品で、R&Rからバラード、アコギ風味な趣味サウンド、そのどれもにブルースギターが被さってくる不思議。そしてコーラスワークが何気に美しく詰め込まれていてメロディ重視の部分も大きい。The Pretty Thingsってそういうバンドだっけ?今一度アルバムを幾つか聴き直してみないといけないかも。そんな事をふと思った。ストーンズと同じ時期に出てきて、時代の流れでメンバーがどんどんと入れ替わり、更には音楽性もどんどんと進化していったバンドだが、今作からしばらくは同じメンツ、同じ路線での作風が続く。しばらくは時代に迎合して安定してやっていけると踏んだのだろう。
アルバムジャケットはあまりイケてないが、ヒプノシスのデザイン。この後はZeppelinのSwan Songレーベルに移ってのアルバムリリースが続くので、それなりに人気を博したか売れたりはしたようだ。その狭間となるアルバムで存在感は薄いが、まずまずの出来映えの作品。
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