Roxy Music - Viva!

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Roxy Music - Viva (1976)
Viva

 ロックの偉人たちもどんどんとこの世を去ってて、アレコレ調べているとそれを知ることが多い。有名な人は何かとニュースになったりするのでその時に知るんだけど、そうでもない人はひっそりといなくなってて、バイオグラフィーとか何かのきっかけで見ているといつしかいなくなってた、みたいなのを知る。なんとも寂しいお話だけどそういうモノだろうか。ジョン・グスタフソンにしても2014年には他界しているんだよね。

 Roxy Musicの解散後にリリースされたライブアルバム「Viva」。1976年リリースだけど3つのライブ会場からの抜粋アルバムで、それぞれベースプレイヤーは異なっていたみたいだけど結果的にはJohn Wettonがほとんど差し替えて弾いているとのこと。一部ジョン・グスタフソンの演奏が残っているみたいだけど、そのヘンって結構似たプレイ弾く人達だからなぁ…と実感。ジョン・グスタフソンももっとうまく仕事を選んでいけばJohn Wettonくらいには名前が知られたんじゃないだろうか。正にこの辺はその人達の仕事人生運になるのか。

 そもそもロキシー・ミュージックってバンドはどういう音楽性が実態なのか未だに掴めていなくて、そこでジョン・ウェットンのプレイが、とかジョン・グスタフソンってのがと言われてもアレだけどね、ライブアルバムである本作を聴いていると少なくともヘンな路線にアーティスティックなメンバーが味付けしているみたいな事は明白にわかる。この中で圧倒的に目立つのはエディ・ジョブソンだもんな。そこにジョン・ウェットンもいるからUK的でもありクリムゾンなお話でもあり、それでいて変態ポップな歌声のブライアン・フェリー…、どんなバンドなんだろ、ってなる。それがライブでは如何なく発揮されててかなり手応えのあるライブアルバムに仕上がっているトコロが見事。





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フレ
Posted byフレ

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デューク中島  
いいのだが

テンション上がるのは ラストのDO THE STRANDぐらいで、他にも ライブ盤向きの曲があるだろうに と思うような 地味な選曲なのが 残念です。

2017/08/18 (Fri) 22:29 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>デューク中島さん

なるほど、それもそうですね(笑)。

2017/08/28 (Mon) 20:37 | EDIT | REPLY |   

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