Keef Hartley Band - Halfbreed
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Keef Hartley Band - Halfbreed (1969)

はっきり言ってしまうと何言ってるんだ!と叱られるのは分かっているが、敢えて書くと英国ブルースロックは偽物で好きなヤツが成り切りたくてモノマネをひたすらとことんやってみた結果出てきたシロモノでしかない。だからオリジナルの黒人ブルースを超えることはないし、アメリカのブルースを超えることもない、それだけでは。故にどうしてもモノマネでしかないし、軽さが伴うのも英国ならではだろう。だからダメなのか、悪いのか、って話ではなく、それこそが英国のこの時期のブルースロックの特徴だった。そこから逸脱していったストーンズみたいなバンドは独自のロック路線があっただけで、そうはならない多数のバンドを聴いている身としてはそのモノマネ感が好きではある。
Keef Hartley Bandの1969年のデビューアルバムとなった「Halfbreed」。一番驚くのはまずゲイリー・セインがベースを弾いていたバンド、アルバムだ、って事だろう。そう、Uriah Heepのベーシストのあの人です。だからロックは面白い。色々な下積みがあってこそ花形のバンドにいられたのだ。ゲイリー・セインって出てきた時はマイク・ヴァーノンのブルース畑で独特のボコボコの音でベースを弾いていた。それがこの後3年したらUriah Heepのあのノリのベーシストになってた。悪魔に魂売ったんだろうか、だから感電して、その後すぐにあの世に行ってしまったけど、それはロックと悪魔のお話で、ここではピュアなベーシストとしてブルースロックの名演の一員としてしっかりと聞かせてくれてます。
いきなりゲイリー・セインから入ってしまったけど、キーフ・ハートレーってドラマーも色々な音楽に挑戦する人で、この頃はブルースロック。ギターの人も良いギター弾いてるけど無名なままで終わったようだ。しょうがない。アルバム的には全編ブルース、しかもギター中心で個人的好みからしたら結構よろしい感じなブルースロックです。もちろん人生でコレを聞かなくて損するって程のアルバムじゃないけど、どっぷりとハマれる音ではある。ミラー・アンダーソンってボーカルは、これがまたソウルフルな声の出る人で、粘っこくて嫌いじゃない。でも、しつこい。そんな感じで占められている個性的なバンドとアルバムの作品。まだまだこういうのいっぱいあるだろうな。

はっきり言ってしまうと何言ってるんだ!と叱られるのは分かっているが、敢えて書くと英国ブルースロックは偽物で好きなヤツが成り切りたくてモノマネをひたすらとことんやってみた結果出てきたシロモノでしかない。だからオリジナルの黒人ブルースを超えることはないし、アメリカのブルースを超えることもない、それだけでは。故にどうしてもモノマネでしかないし、軽さが伴うのも英国ならではだろう。だからダメなのか、悪いのか、って話ではなく、それこそが英国のこの時期のブルースロックの特徴だった。そこから逸脱していったストーンズみたいなバンドは独自のロック路線があっただけで、そうはならない多数のバンドを聴いている身としてはそのモノマネ感が好きではある。
Keef Hartley Bandの1969年のデビューアルバムとなった「Halfbreed」。一番驚くのはまずゲイリー・セインがベースを弾いていたバンド、アルバムだ、って事だろう。そう、Uriah Heepのベーシストのあの人です。だからロックは面白い。色々な下積みがあってこそ花形のバンドにいられたのだ。ゲイリー・セインって出てきた時はマイク・ヴァーノンのブルース畑で独特のボコボコの音でベースを弾いていた。それがこの後3年したらUriah Heepのあのノリのベーシストになってた。悪魔に魂売ったんだろうか、だから感電して、その後すぐにあの世に行ってしまったけど、それはロックと悪魔のお話で、ここではピュアなベーシストとしてブルースロックの名演の一員としてしっかりと聞かせてくれてます。
いきなりゲイリー・セインから入ってしまったけど、キーフ・ハートレーってドラマーも色々な音楽に挑戦する人で、この頃はブルースロック。ギターの人も良いギター弾いてるけど無名なままで終わったようだ。しょうがない。アルバム的には全編ブルース、しかもギター中心で個人的好みからしたら結構よろしい感じなブルースロックです。もちろん人生でコレを聞かなくて損するって程のアルバムじゃないけど、どっぷりとハマれる音ではある。ミラー・アンダーソンってボーカルは、これがまたソウルフルな声の出る人で、粘っこくて嫌いじゃない。でも、しつこい。そんな感じで占められている個性的なバンドとアルバムの作品。まだまだこういうのいっぱいあるだろうな。
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